玩具屋カイくんの販売日誌(292) はっちゅーね新展開!?
投稿日:2017/07/09 12:41:49 | 文字数:842文字 | 閲覧数:21 | カテゴリ:小説
あやしい会社の謎が少し解けました。またいつか出会うのでしょうか。
「いろいろ、なんか、お世話になりました!」
サナギちゃんとリンちゃん、そして駿河ちゃんは、ドアの前で、ツクヨミ少年たちに挨拶をする。
ニコニコ笑いながら、3人を見送る moonlit の人たち。
なにやら不思議な、あれこれがあったが、一件落着かな。
リンちゃんは、元気になった友達を見ながら、そう思った。
古い建物をあとにして、3人で夕方の道を歩く。
「でも、これで、“リンリンはっちゅーね”のコマーシャルも、仕事は無いかもね、きっと」
ふと、リンちゃんがつぶやく。
「ミクさんが、さっきの会社と、手を切った、っていうし」
サナギちゃんも、黙ってうつむいている。
●新しい商品展開!
それを聞いて、思い出したように、駿河ちゃんが言った。
「そうそう、そういえば。ミクさん、別の事やるんだってよ」
その言葉に、2人は顔を上げて彼女を見た。
「べつの事?」
「うん。その、“リンリンはっちゅーね”のからみで、さ」
駿河ちゃんは、答えて言った。
「コヨミさんが言ってた。新しい展開だって」
「えっ、なになに。何をはじめるの?」
リンちゃんは、いきおい込んで聞いた。
●この子、もう健康だ
「“リンリンはっちゅーね”は、今回はフィギュアで、バンバン攻めてく作戦だったでしょ」
「うん」
「で、あなたたちを使って、CMもバンバン流して。でもね」
彼女は、2人に説明する。
「それが終わったら、第2弾の商品は、ぜんぜん、新しい攻め方をするらしいよ」
聞いている2人は、目を丸くして、興味津々だ。
「どんな?」
食いついてくるリンちゃんに、駿河ちゃんはニヤリとうなずいた。
「絵本だよ」
「ん?」
「“リンリンはっちゅーね”のキャラクターで、絵本を作るんだって」
2人は、目をもっと大きく開いた。
サナギちゃんが、おっとりした調子で、つぶやいた。
「えーほんと。絵本?」
リンちゃんは、横目で彼女を見て思った。
「この、ボケ具合なら、この子、もう健康ね」(^._.^)
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楽曲募集、タイトル未定
「タイトル未定」
[イントロ]
始めまして 僕の青春
少し遅めな恋の話
[1番Aパート]
楽曲募集、タイトル未定
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【曲募集】祝福は雪のブーケで【譜割り有】
A1
祝福の声が響き
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【曲募集】祝福は雪のブーケで【譜割り有】
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マホウノ左テ
「マホウノ左テ」
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マホウノ左テ
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【歌詞】chocolate box
chocolate box
作詞:dezzy(一億円P)
作曲:dezzy(一億円P)
R
なんかいつも眠そうだし
【歌詞】chocolate box
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小説版 South North Story ①
小説版 South North Story
プロローグ
それは、表現しがたい感覚だった。
あの時、重く、そして深海よりも凍りついた金属が首筋に触れた記憶を最後に、僕はその記憶を失った。だが、暫くの後に、天空から魂の片割れの姿を見つめている自身の姿に気が付いたのである。彼女は信頼すべき魔術師と共にただひたすら西へと走り続けた。やがて、北風が強くなり、それは雲を呼び、そして初雪が深く暗い雲から零れ始めた。彼女の苦難を象徴するようにそれはいつしか吹雪となり、彼女の弱り切った心を容赦なく痛めつけた。体調を崩している。そう判断して彼女の元に駆けつけても、僕は彼女に触れることすら叶わない。桃色の髪を持つ魔術師は騎乗に夢中でまだ気付く様子も見えない。この吹雪の中、焦りを感じているのは誰もが同じか、と考えながら僕は無駄だと分かっていながら彼女の背中に触れようとした。触れても、僕の体温を彼女に伝えることは叶わないけれど。そう考えながら彼女の背中に僕の手を載せた時、彼女が一つ、咳をした。
『どうしたの?』
小説版 South North Story ①
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ブラックペッパーナイト/短編
夜を胸いっぱいに吸い込む。季節は冬が近く、空気は冴え渡っている。
明日には地下へ向かわなければならない。この星ほどの夜景を後にして。
ギラギラした夜景と天空の月光が、星を食うように光っている。
高層ビルの上から見る夜景って言うのは、「沈み込みたくなるような衝動」を起こさせるものだ。
「何かお願いしてみたら?」と、彼女は言う。「最期の願いくらい、叶うかも知れない」
ブラックペッパーナイト/短編
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鉄の処女と夢見がちなお姫さま【歌詞】
鉄の処女と夢見がちなお姫さま
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時は16世紀 舞台はルーマニアのニートテ地方
小高い丘にそびえる居城 惨劇の舞台 チェイテのお城のお姫さま
後世に伝わる記録で殺した娘は600から700人
鉄の処女と夢見がちなお姫さま【歌詞】
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病名
余命数か月ばかりの恋に 点滴で扶養する患者達
被害者の甘い期待を弔い 悔悟の機会を躊躇うドクター
所以など行方知らず 未知の病巣に臥す患者達
発熱が死因 然れば早期に 躊躇すべきだったと知る放火犯
この心に穴が空いたくらいなのに たったそれだけの違いなのに
病名
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PaⅢ.REVOLUTION / 初音ミク
PaⅢ.REVOLUTION
【ミク】物語じゃ
満たされない
未来もその先でも
【GUMI】お姫様の
PaⅢ.REVOLUTION / 初音ミク
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☆ ネバーランドが終わるまで
おはよう!モーニン!
全ての星が輝く夜が始まった!
ここは入り口 独りが集まる遊園地
朝まで遊ぼう ここでは皆が友達さ
さあ行こう! ネバーランドが終わるまで
☆ ネバーランドが終わるまで
雑貨の仕事をしてます。
キャラクター雑貨がらみで、キャラクターも好きです。
音楽も好きですが、好きな曲の初音ミクバージョンを聴いて感心!
ボーカロイドを聴くようになりました。
機会があれば、いろいろ投稿したいと思ってます。
宜しくお願いします。
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