カゲロウプロジェクト 01話【自己解釈】
投稿日:2012/05/03 20:20:27 | 文字数:1,017文字 | 閲覧数:1,665 | カテゴリ:小説
書いてみることにします。解釈&妄想が過多に含まれますのでご注意を。
―この小説について―
この小説は以下の曲を原作としています。
カゲロウプロジェクト……http://www.nicovideo.jp/mylist/30497131
原作:じん(自然の敵P)様
『人造エネミー』:http://www.nicovideo.jp/watch/sm13628080
『メカクシコード』:http://www.nicovideo.jp/watch/sm14595248
『カゲロウデイズ』:http://www.nicovideo.jp/watch/sm15751190
『ヘッドフォンアクター』:http://www.nicovideo.jp/watch/sm16429826
『想像フォレスト』:http://www.nicovideo.jp/watch/sm16846374
『コノハの世界事情』:http://www.nicovideo.jp/watch/sm17397763
『エネの電脳紀行』
『透明アンサー』
ほか
――
これはそんなとある日のことで。
「――君は?」
目を覚ますと、僕は真っ暗な空間にいた。
そして、ひとりの人間がいた。
「僕かい? 僕の名前は…キドだ」
「キド? どういう意味だ? なんで君はここにいる?」
「おっと、少なくとも僕は君に敵意なんて持っちゃいないよ。それだけは言っておこうじゃないか」
そう言ってパーカーのフードを脱いだ人間は、女性だった。なんというか、男装に近い服装だったので解らなかったとも言えるが、そんな彼女はこの空間が暑いのか、パタパタと手で扇いで。
「ふう……、さすがに八月でパーカーは暑いな……。まあ、いろいろと目的があるので仕方ないが……」
キドはそう言って、僕に近づいてきた。
僕も動こうとは思うが、動けない。
「さて――単刀直入に言おう。僕は君を助けに来た」
「……?!」
「まあ、そう慌てるな。――とりあえずこれだけは言っておこう」
「?」
「君はこれからここを脱出する。君は――何かしたいことはあるか?」
キドの言葉に、僕は考えることなんてなかった。
やりたいことは、たったひとつだけ。
「――彼女を、救いたい」
「それが聞ければいい」キドは頷いて、そしてこちらに手を持ってくる。
「さあ、ヒビヤくん。歓迎しよう。メカクシ団へ」
そして、僕はその手を強く握り返した。
*
八月というのは夏で言えば折り返し地点みたいなもので、だけどもその暑さに耐え切れず毎日、様々な人間がプールなりなんなりと涼しさを求めている時期である。
例えばここにいる少年――ヒビヤもその一人である。
「暑いな……。いや、全く」
夏は暑い。だからあまり好きじゃない。さて、とヒビヤはiPhoneを眺め見る。
「……もう十二時半かよ……。急がなきゃな……!!」
彼はとある人間と待ち合わせしていた。その人間と言えば。
「おっ、待ってたよっ」
「ごめんごめん。遅れちゃって」
ヒビヤは目の前にいた少女に笑って謝りながら近づく。
少女とは幼馴染の関係で、いつもよく遊んでいる。今日も朝メールが来たので、彼女が待つ公園へとやってきた次第であった。
「今日どうする?」
「なに、決まってなかったの」
「うん。ヒビヤがきたら決めちゃおうと思って」
「なんじゃそりゃ……」
ただ、そんな感じに会話を続けている。それはただの八月の普通の風景であった。
つづく。
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カゲロウプロジェクト 04話【自己解釈】
「ほんとにこんな山奥にいるのか? キド」
『そんなめんどくさいことでいちいち通信するな。“ヤツラ”にバレてしまうだろう』
「そんなこと言っても、バレないさ。きっと、ところで本当にこんな山奥に家なんてあるんだろうな?」
『なかったときは私が責任をとろう』
カゲロウプロジェクト 04話【自己解釈】
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【自己解釈】Fire◎Flower【halyosy】
最初から、君を・・・
ーーーFire◎Flowerーーー
いつもは閑静な街も、一時の賑やかさを取り戻す祭。道沿いには多くの出店が軒を連ね、すれ違う人々は一様に笑顔を浮かべていた。
わぁっ、と歓声が上がる。夜空を彩る、鮮やかな花火。
ドン、ドドン、と体を突き抜けるような大きな音を上げ、絶え間なくその花を咲かす。
【自己解釈】Fire◎Flower【halyosy】
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【ACUTE】歪んだ愛は、激化して 3
*Miku side
男の「アイシテル」は信用しちゃいけない―――
誰かが言ってた、この言葉。
カイトは私ではない誰かにも言っているのだろうか、「アイシテル」と。
心当たりはあった。
【ACUTE】歪んだ愛は、激化して 3
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少年ブレイヴ Ⅰ
瀬戸幸助(セト)は、臆病なこどもだった。
いつも自分を閉ざし、相手の目を見て喋ることすらできない。当然、友達はどんどんセトから離れていき、さらにはいじめにもつながっていった。
なのに、なんでセトは、明るく爽やかな好青年へと成長していったのだろう?
これは、そんなセトの「不思議」な物語ーーー
ある夏の日。小学生だったセトは、ひとり、河原で泣いていた。頬にはかすり傷があり、膝には切り傷ができていて、痛々しい様だ。
少年ブレイヴ Ⅰ
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【ACUTE】歪んだ愛は、激化して 2
*Miku side
「ん…」
鬱陶しいくらい眩しい陽光に目が眩む。
太陽はもう南中高度に達している。
と、いうことはもう昼だ。
【ACUTE】歪んだ愛は、激化して 2
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【リンちゃんなう!】続・リンちゃんは誰にも渡さない!←【自己解釈】
「レンッ!レンッ!ねぇ、レンってばっ!」
私はレンの頬を叩き続ける。
しばらくすると「う~ん」という、レンの呻き声。
あ、気絶しただけなんだ、と気づき、私は叩くのをやめる。……レンの頬が赤く腫れてるのは気にしないでおこう。
とりあえずレンをベッドに運ぼうと、レンを抱き起こした。
【リンちゃんなう!】続・リンちゃんは誰にも渡さない!←【自己解釈】
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六兆年と一夜物語【自己解釈】
――これは、名もない時代の集落の名もない幼い少年についての、誰も知らないおとぎ話である。
≪六兆年と一夜物語【自己解釈】≫
その少年は生まれついた時から牢獄にいた。母の顔、父の顔すらも覚えていないだろう。
この集落では『鬼の子』は蔑まれる。否、それ以上の罰を受けることになる。
ただ、彼が鬼の子供であるのか、それは定かではない。
六兆年と一夜物語【自己解釈】
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【とても素敵で】ハロ/ハワユⅢ【だめな人。】
本音が口に出せない・・・。
スキって言えない、
辛かったって言えない、
苦しいって言えない、
ありがとうって言えない。
【とても素敵で】ハロ/ハワユⅢ【だめな人。】
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シンデレラシンドロ-ムⅢ【協同解釈】
「レェーーーンっ!」
私は最近出会って仲良くなった少年の名を呼んだ。
それなりの音量を出した私の声が、時計塔の中を床から天井までを駆けていく。
グワングワンと少し反響した後、聞き覚えのある声が返ってきた。
「おー、いらっしゃーい」
シンデレラシンドロ-ムⅢ【協同解釈】
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シンデレラシンドロームⅡ【協同解釈】
――彼に聞いた話をまとめると、こうだ。
ここはもともと時計塔の時計の調整室だったけど、電子時計になった為、使われなくなり、人が入る事は無くなった事。
電子時計になる時に、時計塔の内側への普通の入り口(…って何処?)は鍵がかかり入れなくなった事。
でも設計した人が遊び心で作ったこの隠れ扉のストッパーが外れてしまっていて、それをたまたま見つけて彼が入った事。
せっかくなので、隠れ家的に彼が使いだした事。
シンデレラシンドロームⅡ【協同解釈】
はじめまして。小説を書いている者です。
「ぱんなぎ」名義でオリジナル曲を制作しています。詳しくはこちら→http://www.nicovideo.jp/mylist/33072476
近況:歌詞を全部消しました。
現在、『QUEST V』というファンタジー小説を書いています。ぜひご覧ください。
相方さんとリレー小説『僕と彼女の不思議な日常』書いてました。タグ検索には『【リレー】僕と彼女の不思議な日常』を入力してみてください。
僕と彼女の不思議な日常は漫画化しています。pixivにてご覧ください。(投稿時に宣伝イラストを投稿します。)
そして、今は『僕と彼女の不思議な夏休み』を書いています。タグ検索には『【リレー】僕と彼女の不思議な夏休み』を入力してみてください。
今書いているもの→http://piapro.jp/t/nYtT
なにかありましたら、メッセージで。