A
連絡の頻度が減ったこと
纏う香りが甘さを増したこと
見て見ぬフリを繰り返し
脆い氷の上にふたりは立つ

B
何処へ行くにも手を繋いで
夏の暑い夜(よ)も抱きしめた
遠く懐かしく青い記憶
私の首を締めて苦しめるの

サビ
ありふれた未来の物語
並べ語るあの日に戻れたなら
″いつか″と交わした約束は
音もないまま崩れて消えた
脆い砂の城いつの間にかもう
波に攫われて見えないんだ

C
顔を合わせずに済むことに
安堵していたのはいつからでしょう
破綻した関係を抱き寄せて
しわくちゃになったシーツで眠る

B
失敗作のたまごやきを
「すごく美味しい」頬張ってた
遠く懐かしく青い記憶
私の首を絞めるから

落ちサビ
重ねてきた過去の物語
切って貼ってふたりを作ったのに
″いつか″交わした口約束
あなたはもう忘れたのでしょう

ラスサビ
ありふれた未来の物語
並べ語るあの日に戻れたなら
″いつか″と交わした約束は
静かに今もここにあったかな
脆い砂の城いつの間にかもう
波に攫われて削れては
涙に攫われ見えないんだ

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砂の城

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投稿日:2025/04/28 18:44:21

文字数:459文字

カテゴリ:歌詞

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