其ノ風、花ト成リテ春ニ舞ウ(仮) 【ご依頼品♪】
投稿日:2016/05/27 20:56:39 | 文字数:1,247文字 | 閲覧数:172 | カテゴリ:歌詞
なおる様よりご依頼いただいた和風曲に書き降ろしたものです。
http://piapro.jp/t/o6Z_
和楽器のリズミカルな表紙が舞踊曲のようだったので、春の訪れのわくわくした感じなんかが合うかな…と思って書かせていただきました。
コラボ動画製作中。
2016.5.27 一部修正
◆1A
ひらりきらきら 桃花舞う
美空は高く澄み渡り
ひらりゆらゆら 若草揺れ
時は来たれり 春の唄
◆1B
真白な輝が溶け消えて
静かな眠りが醒める頃
◆1C
花鳥揺らぎて 風光れば
咲くは紅色 いざ参らん
◆2A
ひらりちらちら 梅香匂ふ
小鳥は甘く囀りて
ひらりさらさら 風微笑む
時は満ちたり 目覚め唄
◆2B
空ろな鏡が煌めいて
新たな命を湛えたら
◆2C
玉響の雨 澄み切る後
舞うは桜と いざ踊らん
◆3A
ひらりさわさわ 花弁吹き
季節の糸が絡む頃
ひらりひらひら 恋綻ぶ
時は迫れり 夢の舞
◆3B
微かな歌声響く折
弾みて囁く天津風
◆3C
千歳に響く 花明かしや
時は巡りて いざ舞らん
◆◇◆◇◆◇◆
◆1A
ひらりきらきら ももはなまう 13
みそらはたかく すみわたり 12
ひらりゆらゆら わかくさゆれ 13
ときはきたれり はるのうた 12
◆1B
ましろなひかりがとけきえて 13
しずかなねむりがさめるころ 13
◆1C
かちょうゆらぎて 7
かぜひかれば 6
さくはべにいろ 7
いざまいらん 6
◆2A
ひらりちらちら ばいかにおう 13
ことりはあまく さえずりて 12
ひらりさらさら かぜほほえむ 13
ときはみりたり めざめうた 12
◆2B
うつろなかがみがきらめいて 13
あらたないのちをたたえたら 13
◆2C
たまゆらのあめ 7
すみきるのち 6
まうはさくらと 7
いざおどらん 6
◆3A
ひらりさわさわ はなびらふき 13
きせつのいとが からむころ 12
ひらりひらひら こいほころぶ 13
ときはせまれり ゆめのまい 12
◆3B
かすかなうたごえひびくおり 13
はずみてささやくあまつかぜ 13
◆3C
ちとせにひびく 7
はなあかしや 6
ときはめぐりて 7
いざまいらん 6
◆◇◆◇◆◇◆
【意訳】
美しく澄み渡った空に、桃の花びらが舞っている。
萌黄色の若草も、柔らかな風に揺れる。
草木が歓ぶ、春がやってきた。
真っ白な雪が溶け消えて大地が現れ、
眠っていた全ての生き物たちが目覚める頃。
紅色の花、咲く花のどれもが、
春の訪れを祝福している。
芳しい梅の薫りがする中で、小鳥が囀っている。
風が微笑んでいるように、優しく吹き過ぎる。
まるで、目覚めの唄のよう。
空っぽで冷たい水面が陽光できらきらと輝き、
新たな命が宿る。
束の間の雨が止んで、空気が澄み切った後。
桜の花と一緒に舞う様は、春の訪れを祝う祭のようだ。
咲き誇っていた花弁が落ちて、季節が移り変わり始める頃。
夢のような恋が始まる。
微かな歌声が響いてくる、弾む心は春の訪れを囁く。
咲き誇る花達は、新たな季節を祝福している。
長い年月の間繰り返され、供に時は移り変わっていくもの。
さあ、春の舞を踊りましょう。
作詞、歌う人。
シリアス・能天気・ファンタジー・厨二バトル系が主。
現在全面的におやすみしております。
依頼、応相談。
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