[Aメロ]
無表情のまま広い砂漠の上に立っている
感傷の雨が顔に当たって涙に変わる
忘れかけてた懐かしい曲が聞こえてくる
耳を塞ぐとより強く頭に響いてきた
[Bメロ]
突然に現れた閃光
目に焼き付いて僕は言葉を忘れてた
[サビ]
この世界がどんな色に染まっても
僕は僕でいられるかな
大切な人を守れるかな
同じ時を刻む時計台の針が
狂ったように回りだす
伸びた影が僕ら覆い隠す
[Aメロ]
コバルト色の空に埋もれて標(しるべ)を探す
上手く癒えない気持ちが底で渦を巻いている
見果てぬ夢を描いて朽ち果てた者を見て
描きかけてた野心を鉛筆で塗りつぶした
[Bメロ]
飛べないと分かるのを怖れて
翼があるのに羽ばたかそうとしなかった
[サビ]
明日の僕が僕ではなくなっても
君は君でいてくれるかな
答えたのは虚しい残響
青い闇が漆黒に姿を変えた
世界の裏側が焼ける音がする
息を吐いてまた僕は歩き出すんだ
[Bメロ]
目から落ちた一粒の雫が
砂漠のような心の奥に染みていく
[サビ]
混ざり合う記憶の海で探してた
あの頃のぶれない想い
今と奏でる不協な和音
崩れかけた
ビルの群れに抱(いだ)かれて
目を閉じて歌を謡(うた)った
失ったモノと話すように
やがて静かに闇が明けていく
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