黒鳥、旧市街の空隙にて
投稿日:2021/01/14 01:07:04 | 文字数:474文字 | 閲覧数:166 | カテゴリ:歌詞
病蔓延る旧市街、崩落
救世の天使は煤けていた
遠くの跫音、滲んだ視界
合うことのないその視線
浮遊している感情
笑う数多の顔
其処彼処で起こる
自虐、劣等感
低空飛行のクレーエ
突く生芥
空疎な論争
群衆の扇動
疑わない正義
下らないな
潔白な世界が来るのならば
私はどうして悲しい
帰ろうか夢の世界へ
もう嫌になった
満ちる不安
感情のスーサイド
世界が愛に満ちているなら
どうだ此の街は
意味もなく歩いていた
辛いなんて考える暇もなかった
でもどうして貴方を思うと涙が出るの
連れ出してよ、この狂ったドグマから
私の心は決してこの世界に
くれてはやらない
ざまぁみろっていってやるわ
白い幻想が襲う
快楽への誘惑
号令がフェードアウト
心臓を失くした少女
善意の殺人は許されると
誰かが言っていた
その誰かを思い出せないでいるけれど
教会に神父の亡骸
無に帰してほしい殺してと
神に祈ったけど
最後の審判は下った
連れ出してよ、この狂ったドグマから
やっぱりもう駄目みたいって
諦めがついた
鉄塔の上
グッバイ御機嫌好う
未来
オススメ作品10/29
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エイリアンエイリアン(歌詞)
ゆれる街灯 篠突く雨
振れる感情 感覚のテレパス
迷子のふたりはコンタクト
ココロは 恋を知りました
タイトロープ ツギハギの制服
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彗星みたいな恋がしたい
Starry Wish
君に届くかな この願い
早く迎えに来てね
拝啓どこかの君へ どうやら運命の人は決まっているらしいよ
お洒落も欠かさないんだから どうか私のこと早く見つけてね
彗星みたいな恋がしたい
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【小説書いてみた】 神曲
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
【小説書いてみた】 神曲
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コノハの世界事情 歌詞
意味と夢と命を集めて
作られてしまって身体は
終わった命を蒸し返す機械らしい
【これは彼の昔のお話】
人一人は涙を流して
コノハの世界事情 歌詞
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ネバーランドから帰ったウェンディが気づいたこと【歌詞】
【ネバーランドから帰ったウェンディが気づいたこと】
恐らく私は殺される
なぜ?誰に?
それが分からない
ただあの世界(ネバーランド)から無事帰ることができた今、私が感じた「ある違和感」をここに書き記しておく
ネバーランドから帰ったウェンディが気づいたこと【歌詞】
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オズと恋するミュータント(後篇)
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
オズと恋するミュータント(後篇)
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Tokyo Drive
君にのこと好きでした
君の髪が吹いているよ
素敵な匂いでした
2人のキスでチョコレートが溶けるよ(溶けるよ)
車の中に私たちは二人だけ
Tokyo Drive
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命に嫌われている。
命に嫌われている
「死にたいなんて言うなよ。
諦めないで生きろよ。」
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
実際自分は死んでもよくて周りが死んだら悲しくて
命に嫌われている。
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ブラックペッパーナイト/短編
夜を胸いっぱいに吸い込む。季節は冬が近く、空気は冴え渡っている。
明日には地下へ向かわなければならない。この星ほどの夜景を後にして。
ギラギラした夜景と天空の月光が、星を食うように光っている。
高層ビルの上から見る夜景って言うのは、「沈み込みたくなるような衝動」を起こさせるものだ。
「何かお願いしてみたら?」と、彼女は言う。「最期の願いくらい、叶うかも知れない」
ブラックペッパーナイト/短編
幻想と現実の狭間で