S)許してくれなくていいよ
怒ってくれていいんだよ
だって私それだけの事をしたんだから

A)好きだった
ずっとキミを見ていた
たまに視線があっただけで
慌ててしまう自分がいて

好きだった
ずっとキミを見ていた
それでも他人の感情に任せて
キミを独りに追い込んでった

C)いつの日か私とキミは
会話すらしなくなった
ひどいことばかり言い始めた
酷い奴だと思った

S)許してくれなくていいの
怒ってくれていいんだって
だって私それだけの事をしたのでしょ？

もっと近づきたいの
他の女の子の代わりになりたいの
だって私キミの事が好きなんだよ
気づいてよ

A)好きなんだ
ずっとキミを見てる
でも気づいてくれない、気づけない
私の言動のせいだよね

好きだって
ずっとキミを見てるって
目で訴えても意味ないって
分かり始めた今日このごろです

C)いつの日か私とキミの
複雑な関係は恋心だと言われ始めて
どうしようと思う前に
変な噂が流れ始めた

S)私がいなければいいんだよ
貴方は幸せでいていいんだよ
きっと好きな子とかいるんでしょう？

ごめんね私のせいで
キミに嫌な思いさせて
それでもキミのことが好きなんだよ
ごめんなさい

C)いつの日か私たちも
卒業の日が訪れて
桜の前で呟いた

S)告白よりもっと恥ずかしいよ
告白よりもっと泣きたいよ
それでもキミの袖を引っ張って
涙で顔がぐちゃぐちゃで

好きだよって伝えたいよ
でも何よりも言わなきゃいけないことがあるよね
そうだよ
「ごめんなさい」

A)好きだった
ずっとキミを見ていた
私が望んでたキミの笑顔は
私には向けられないと知っていても