なにも見えない場所にも
確かな私がいたのは きっと
たくさんの音の海が
身体を包んでいたから

なにも見えない場所でも
私が歩いているのは ずっと
あなたの手の温もりが
道しるべになってたから

彩りも動くものも
全て失われた世界の隅で
聞こえてた息づかいが
私を支えてくれてたんだ

こわれそうなほど やさしいこえで
かなでるちいさなうたは
とざされたやみさえ ときはなっていく
だいちをあたためていく

てからつたわる こどうにのせて
ながれおちたひとしずく
いまかさねあわされた うんめいのなかで
はかなく ひかりかがやいた


朝の光が身体を
ゆっくりと目覚めさせるように そっと
頭に流れるメロディーが
静かに私を包みこむ


凍えそうな孤独の中で
手探りのまま答えを 探そうとした
切り取られた時の彼方
まだ見ぬ夜明けの空を信じて


むげんにひろがる せいじゃくのなか
うまれたフレーズの めが
こころのふかくで きょうめいをさそう
のどのおくをふるわせる

いぶきにみちた だいちのうえに
ながれおちた ひとしずく
わかばにはねて ふわりまう そよかぜが
こえをのせて みらいをつなぐ

こわれそうなほどに
ひびきあうふたりの かなでるうたは
あのころのいたみもかなしみも ぜんぶ
ひとつのきせきにかえていく

なにもないせかいで
あなたに であえたこと
いまをあるいていける てのぬくもりを
にぎりしめて あしたをまつ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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たしかなあした

http://piapro.jp/t/FdcM
の歌詞です

閲覧数:178

投稿日:2012/05/02 08:24:27

文字数:618文字

カテゴリ:歌詞

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