ジャケット

懐かしい声が脳裏を掠めた
忙しなく切なく
春の香りに満たされた胸の内側が
湿った気がした

花びらよ、まだ散らないでよ
蒼く染まった日々に閉じ込めてよ

瞬きのようでかき混ぜられる胸
ありもしない永遠をほのかに信じていた
切り取った時に今を重ねて
明日なんていらないと憂いを吐き出した

繰り返す季節 駆け足な目線は
少しずつ街を追い越していく

春風の温もりに触れるたび
思い出してしまうの あの群像を

瞬きの中で見ていたものは
甘くてほろ苦くて気づけないくらい透明で
目を瞑ってしまうような未来を
遠い昨日からずっと探している

ないものねだりを繰り返して
些細な隙間までも埋めようとする

瞬きのようでかき混ぜられる胸
ありもしない永遠をもう信じたりしない
散りゆく花びらを辿るように
次の季節がいつか訪れる気がしている

00:00 / 03:40

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

蒼い日々

春っぽいバンドロックの曲です。

あっという間に終わってしまう青春の切なさがテーマです。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34948144

閲覧数:95

投稿日:2019/04/11 08:05:55

長さ:03:40

ファイルサイズ:4.2MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

クリップボードにコピーしました