ビュッフェ会場。
メ「すごいわね。内装がとても綺麗で、色々なスイーツはどれも綺麗でかわいいわね。」
カ「好きなものどれでもどれだけ食べてもいいなんて最高だね。」
マ「ほら、二人とも席こっちだって。」
メ「カイト行くわよ。」
カ「待って〜。」
メ「このイスも座り心地がいいわね。」
マ「ふわふわだね。」
カ「そうだね。それよりも、早速取りに行こうよ。時間も無限なわけじゃないし、食べれるときに食べておかないと!」
メ「それもそうね。さっそく行きましょう!」

メ「本当にどれも一つ一つが綺麗ね。これ美味しそう。あれも美味しそうね。今日だけはたくさん食べなくちゃね。(スイーツをとる)」
カ「これと、これも。あれもいいな。」
メ「あら?スイーツだけじゃなくて、軽食もあるのね。」
カ「ん?本当だ。でも、やっぱり一番はアイスでしょ!」
メ「カイトはやっぱりアイスなのね。」
カ「アイスを食べたいだけ食べていい機会なんてニ度と訪れないかもしれないからね!溶けちゃうから先に席に戻って食べてるね〜。」
メ「ええ、わかったわ。私も、もう少し取ったら席に戻りましょう。あ、これも美味しそうね。あ、これも……。一旦これくらいにしておこうかしら。」
カ「メイちゃんおかえり。ここのアイス最っ高に美味しいよ!!」
メ「あらよかったじゃない。」
マ「たくさん持ってきたね。」
メ「どれも選べないし、何回も席をたつのも面倒だから、たくさん持ってきちゃった。」
メ「それじゃあ、私もいただきます。」
メ「んんっ!このケーキ美味しいわ。甘さもちょうどいいし、軽くて食べやすいわね。こっちのケーキは、うん、フルーツが新鮮でみずみずしい。このチョコケーキは、ビターめで大人の味って感じね。」
マ「喜んでもらえてよかった。」
メ「本当に最高よ。どれもとても美味しいもの。ん、このケーキリンが好きそう。」
マ「このルカが好きそうなケーキ美味しいよ。」
メ「本当?これね。あら、本当。美味しいわね。確かにルカが好きそうだわ。」
カ「僕はアイスとケーキのおかわりもらってくるね。」
メ「私も一緒に行くわ。」
カ「もう食べ終わったの!?」
メ「そりゃあ、時間制限あるんだからこれくらいで食べていかないとね。」
カ「さすがメイちゃんだね。」
メ「カイトはどれとるか決めてるの?」
カ「うん。さっきメイちゃんが食べてたケーキ美味しそうだったからそれをもらってこようかなって。」
メ「それなら、私がケーキを取ってくるからカイトは私のアイスとってきて欲しいわ。」
カ「わかった。そっちの方が効率的だもんね。オススメのアイスを全部持って行くね!」
メ「ええ、よろしく頼むわね。」
メ「さっき食べてたって言ってたから、この辺のケーキ持って行けばいいかしら。あっちにもまだ食べてないケーキあるのよね。まぁ
カイトがいらなければ私が食べればいいしあっちのも持って行っちゃいましょうか。本当に、スイーツって最高ね。」

ビュッフェ時間終了。
カ「もう当分アイス食べなくてもいいってくらい、食べた食べた。」
メ「本当にたくさん食べたわ。ちょっと食べすぎちゃった気もするけどたまにはいいわよね。」
カ「部屋まで歩いていけるかな。」
マ「食べすぎで苦しい……。歩きたくない。」
メ「二人ともまだまだね。ほら、部屋に戻るわよ。」
カ「メイちゃんあんなに食べてたのにお腹苦しくないの?」
メ「少し苦しいけど、問題ないわ。」
カ「うぅ、お腹冷えちゃったかも。」
マ「アイスばっか食べるからだよ。」
カ「だってぇ……。」
メ「ほら、二人とも頑張って。」
カ「僕ちょっと一勝負してから部屋に戻るから先に戻ってて。それじゃあ!」
メ「大丈夫かしら。」
マ「流石のカイトでもあの量のアイス食べれば冷えるだろうな。」
メ「待ってた方がいいかしら。」
マ「戻ろう、カイト一回部屋にはきてるわけだし迷子にはならないでしょう。」
メ「それもそうね。ここで待ってるのもあれだし戻りましょうか。こっちよ、マスター。」
マ「ありがとう。」

部屋へ到着
マ「へぇ〜思ったより広いんだね。ベッドだぁ〜(ダイブ)」
メ「マスター、ここからの景色もいいわよ。」
マ「もう動きたくない。」
メ「もう、マスターったら。(椅子に座る)でも、確かに食べすぎたしもう動きたくないわ。」
マ「もうこの後の夕飯いらなくない??」
メ「そう言ってるけど目の前にすると意外と入るものよ。それに、夕飯まではまだ時間があるでしょう?」
マ「うん。」
メ「それなら、もう少し落ち着いたら海を見に散歩に行くってどうかしら?」
マ「そうだね。夕飯のためにもお腹空かせなきゃだし、行こうか。それまで寝ていい?」
メ「そんなすぐ寝たら牛になるわよ。」
マ「え〜それはやだな。(起き上がりメイコの方へ行く)」
メ「ほら、綺麗よ。」
マ「本当だ。すごく綺麗に見えるね。(ベッドに腰掛ける)」
メ「マスター、今日は本当にありがとう。」
マ「何もしてないから、お礼なら他のみんなに言ってあげてよ。」
メ「ええ、もちろんみんなにも伝えるわ。マスターとカイトとこうやって電車に乗って旅行に来て、スイーツ食べて、この後もまだ色々とあって、すごく楽しいわ。てっきり、家のお誕生日会開いて終わると思ってたもの。」
マ「最初はそのつもりだったんだよ。だけど、みんな悩んじゃったんだよね。」
メ「何を?」
マ「プレゼントだよ。」
メ「プレゼント?」
カ「ただいま〜。無事帰ってこれたよ!」
メ/マ「おかえり。」
カ「あれ、もしかして二人で何かお話してる途中だった?」
メ「ええ。今私の誕生日プレゼントについての話を聞いてるの。」
カ「誕生日プレゼント?」(メイコの正面の椅子へ座る)
マ「そう。みんなで悩んだって話。」
カ「ああ、その話か。そうだね、すごく悩んだよ。メイちゃんが欲しがりそうなものが全然わからなかったんだ。」
マ「色々聞かれたでしょ?」
メ「ええ。あぁ、なるほど。それでミクたちが私に欲しいものを聞きに来てたわけね。どうしてそんなことを急に聞くのかずっと謎だったのよ。今頃になってやっと解決するなんてね。」
カ「何を聞いても、別にこれと言って欲しいものはないって言うし、本当に悩んだんだよ。」
メ「別に気にしなくて良かったのに。私はみんなからならどんなプレゼントをもらっても嬉しいわ。」
カ「そう言う回答ばかりだからこそ余計に悩んじゃったんだよ。食べ物は誕生日会で用意すればいいし、全員お酒をプレゼントとして渡すのも20周年なのにそれだけだとちょっとなって。物って言っても、メイちゃんはなんでも持ってるから本当に難しくてね。」
メ「ごめんなさい。そこまで悩ませてしまって。」
カ「メイちゃんが謝ることじゃないよ。だからね、物とかよりもいっそのこと思い出をプレゼントした方がいいんじゃないかなってなったんだ。それで、リンがメイちゃんがテレビのスイーツビュッフェ行ってみたいって言ってたのを思い出したから、それをプレゼントすることにしたんだ。」
メ「私、あの時声に出てたのね。」
カ「ミクとルカがホテルとビュッフェの予約係、僕とマスターはメイちゃんの付き添い係、リンとレンはみんなのお手伝い係、みたいな感じだよ。ちなみにみんなからの今日のプレゼントは喜んでもらえてるかな?」
メ「ええ、もちろん!本当にとても嬉しいわ。ここのビュッフェにこれるなんて思ってなかったし。久々の旅行だからか、とてもワクワクしてる。本当に最高のプレゼントね。」
カ「それなら良かったよ。みんなにも大成功だって伝えなくちゃね。ね、マスター。マスター?」
マ「……。」
メ「あら、もしかして寝ちゃったのかしら。」
カ「本当マスターはお子ちゃまなんだから。」
メ「うふふ。お腹いっぱいになったら眠くなっちゃうもの、仕方ないわ。そういえば、さっきマスターと話してたんだけど。」
カ「うん?」
メ「もう少しお腹が落ち着いたら海まで散歩に行きましょう。夕食のために余裕を作らないとでしょ?」
カ「それは確かにそうだね。そうしないと絶対夕飯なんて食べられないよ。」
メ「……。」
カ「……。」
メ「海、綺麗ね。」
カ「そうだね。とっても海が綺麗。この時期だともう誰も泳いでないね。」
メ「当たり前じゃない。凍えちゃうわよ。」
カ「確かに。メイちゃん。」
メ「なに?」
カ「メイちゃんは眠くないのかい?」
メ「そうね、少し眠いけど私は大丈夫よ。もう少し経ったら起こしてあげるから、カイトも寝てていいわよ。」
カ「僕は大丈夫だから、メイちゃんこそ少し寝たらどうだい?ちゃんと僕が起こしてあげるから。」
メ「本当に?心配だわ。」
カ「大丈夫、まかせてよ。」
メ「それなら、少し寝かせてもらうわね。」
カ「ベッドに行かなくていいの?」
メ「ええ。この椅子以外とふわふわしてて気持ちいいのよ。だから、大丈夫。」
カ「そっか、おやすみ。」
メ「おやすみ。」

1時間後。

……ん。ふわぁ(欠伸)。まだ時間じゃ無いのかしら。って、あら。
メ「カイトも寝ちゃってるじゃない。まったく。」
メ「ほら、2人とも仲良く寝てないでそろそろ起きなさい。海をみに行く約束でしょう?」
カ「……あれ?え?あ!!僕寝てた!?」
メ「ええ、気持ちよさそうに寝てたわよ。」
カ「あはは……、ごめん。」
メ「大丈夫よ、きっとそんなことになるだろうとは思っていたもの。」
カ「さすがメイちゃんだね。」
マ「カイトうるさい。」
メ「ほら、マスターもおきて。」
カ「そうだよ。ほら、海見に行く時間だよ。」
マ「わかった。暗くなりすぎる前にいかないとだもんね。」
カ「みんな起きたし、そろそろ行こうか。」

(海へと向かい、到着)
カ「わぁぁ、すっごくでっかいね。」
メ「当たり前だけど、すごいわね。」
カ「海なんて久々に来たな。」
メ「流石に寒いわね。マスター大丈夫?」
マ「大丈夫、問題ない。」
メ「ひゃっ、ものすごく冷たいわね。」
カ「僕も触れてみようかな。わっ、本当に冷たいね。こんなに冷たい水に入ってたら凍え死んじゃうよ。」
メ「間近で見てもやっぱり海って綺麗ね。」
カ「そうだね。」
メ「次は2人……(ボソッ)次は、絶対みんなで来ましょうね。」
カ「そうだね。次はみんなで海水浴旅行かな。また、みんなで一緒に考えようか。」
メ「ええ、そうね。水着あったかしら。」
マ「みんなで買いに行けばいいよ。」
カ「またみんなで休日合わせないとだね。マスター頼んだよ。」
マ「善処はする……。」
メ「うふふ、頑張ってちょうだいね。」
メ「さすがに、寒いから戻らない?」
カ「そうだね。この季節の海はもう満喫できたよ。」
マ「戻ろうか。」
メ「ええ。」
メ「本当に綺麗だったわね。」
カ「そうだね。」
メ「……。」
カ「メイちゃん。ちょっといいかな?」
(立ち止まる)
メ「?どうしたの?足でも痛い?」(立ち止まる)
カ「いつ渡そうかってマスターと話してたんだけど、ロマンティックなことなんて思いつかないし、後になって渡すタミングがなくなっても嫌だから、はいコレ。」(手のひらサイズの小さな紙袋を渡す。)
メ「何かしら。ここで開けてもいい?」
マ「もちろん。」
メ「……あっ、コレ。」
マ「プレゼント。」
カ「さっきメイちゃんが欲しそうに見てたから。違ったかな?」
メ「いや、あの、違わないわ。ありがとう。でもいつのまに。」
マ「ビュッフェの後、カイトと別行動したでしょ?」
メ「ええ。」
カ「あの時に買いに行ってたんだ。きっと一緒に買いに行ってもいらないって強がるだろうからって、マスターが。」
メ「本当にいいのかしら。」
マ「?」
メ「私が貰っていいのかしら。この猫は可愛いし、欲しいと確かに思ったわ。でも、私よりミクやリンの方が似合うんじゃないかしら。」
カ「メイちゃんも似合うと思うよ。というか、別に似合う似合わないなんて関係ないんじゃないかな。メイちゃん、別に我慢しなくていいんだよ?」
マ「そうだよ。そりゃ全部のわがままを聞いてはあげられないかもしれないけれど、今日くらいいいじゃん。」
メ「2人とも……。ありがとう。」
カ「マスターやったね。メイちゃん喜ばし成功だよ。」
マ「ミッションコンプリート!」
メ「本当に大成功よ。さぁ、2人ともそろそろ夕食の時間だからさっさと帰りましょう。こういう幸せな時はやっぱりお酒飲まないと!」
カ「そうだね!今日はとことん僕も付き合うよ。」
マ「2人とも、ほどほどでお願いしますね?」
メ「今日はわがままきいてくれるのでしょう?」
マ「えーっと、潰れない程度でお願いできますか?」
メ「ええ、もちろん問題ないわ!」
メ「さぁ、二人とも飲みに行くわよー!」
マ「え!?走るの!?待ってよ!」
カ「え、あ、二人とも置いてかないで〜!!」


夕食後、宿泊部屋にて
カ「お酒の飲み放題とメイちゃんの組み合わせは最強だ……。」
マ「まさか、飲み放題プランついてるなんて思ってなかった。」
メ「もう、二人ともしっかりしなさい!」
カ「メイちゃんはさすがだね。」
メ「久々にいーっぱい飲めたー」
ベッドに横になる。
メ「あとは、もう、帰らなくちゃ。」
マ「そうだね。」
カ「メイちゃん、今回楽しめたかな?」
メ「……。」
カ「メイちゃん?」
マ「もう、寝てるみたい。まぁ、あれだけ飲めば、そうだろうな。」
カ「そうだね。それじゃあ僕も、おやすみ。」
マ「二人とも、おやすみ。」

メ「えへ……み〜んな、ありがとぉ……むにゃむにゃ」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

記憶の赤のページ(20th前日)後編

こちらは前回投稿したものの続きです。
前を読んでない方はこちら
前→ https://piapro.jp/t/zU9_
を読んでから、読んでください。

文字数足りないし、2ページ目のやり方わからないため別に投稿してます。

我が家のボカロ達のお話です。

解釈違い苦手な方はご遠慮下さい。

※マスターも居ます、喋ります


大遅刻したけど、 MEIKO20thおめでとう
前日の話はこれで終了です。
当日の話はちょっと書かない可能性大になりました。

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投稿日:2025/01/15 01:23:27

文字数:5,572文字

カテゴリ:小説

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