ジャケット

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります

牌の恋歌

或る事に全てを捨てる覚悟で立ち向かい、見事に玉砕。
結果、沢山のものを失った挙句、
苦しみを紛らわす為に、口にした酒が日々に濃くなる。
心身共に愈愈音を立てて崩壊し始めたとき、
ふと、過去の自分を思い出す。

そういうことって、よくありますか?


音を少し調整しました。


悲しいというのも感情。
切ないというのも感情。
感情無き消費の日々には、悲しさも切なさも、恋しくなる。


暗い曲です。
夜更けに鑑賞下さい。

【歌詞】
酷い歌響いてる 独りの部屋で
自棄酒に明け暮れた 帰らない日々よ


破れた網戸の隙間から 飛び入る昆虫気にせずに
雀牌片手に酒を飲みゃ ゆらり揺れた夏の灯火

隣を流れる溝川の 汚れた流れの音さえも
静かな真夏の夜更けには 心洗う夏の灯火

真夜中過ぎ行く貨物にも 風情を感じて牌を捨てる
次第に消え行くレールの音 体抜ける夏の灯火

夜明けを迎えりゃ雑魚寝する 男も女も四畳半
一人はそのまま仕事行く チャリの音に夏の灯火

閲覧数:380

投稿日:2008/04/19 18:03:11

長さ:02:34

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カテゴリ:その他

  • コメント6

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  • Kyohei Sanbayashi

    飲み屋で作った曲を聞かせてくれと云われ作った曲がコレです。
    初っ端にインパクトを与えてやろうと色々吟味した結果、
    この叫びで行こうと思いました。
    後は自分らしさをそのまま前方に持っていこうと思い、
    表情をつけてみました。

    2008/05/06 00:02:54

  • circias

    circias

    ご意見・ご感想

    前奏部が、確かに魂の叫びって感じですね。掠れ声にしてあるので声が出なくて叫びになってない叫びって感じです。
    この曲は低音が凄く効いているのと、Aメロの冒頭以外の部分がいつもと雰囲気を変えてあって面白いですね。Aメロの最初の部分はいつもの特徴があるので、そのままいくのかなと思ったのですが、色々工夫してあるのが良かったと思います。

    2008/05/05 10:14:05

  • Kyohei Sanbayashi

    cacoさん、

    実は歌いだしはアブサンの飲みすぎで喉を焼いたという設定を、
    密かにしておりました。

    更に実は「さけびたり」以来の隠れファンだったりします。

    2008/04/16 19:29:06

  • コジマカコ

    コジマカコ

    ご意見・ご感想


    歌詞が深い・・・泣けるでぇ
    じっとりとした夏の夜更けが目に浮かぶようです。

    魂の叫びなるMEIKOのかすれた声がとっても素敵

    つい口ずさんでしまうような中毒性

    2008/04/16 00:51:46

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