クレソン

投稿日:2019/05/14 19:00:13 | 文字数:840文字 | 閲覧数:189 | カテゴリ:歌詞

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5月29日=3月90日=ミクオの日…ということで、今年の奉納も初音ミクオ&ミクのペアに歌ってもらう予定の楽曲を歌詞だけ先出しでお届けします。
クレソンは日照の少ない湿った地域に茂る香草の一種。汚泥の中でもすくすく育つ、一見ひよわなビジュアルに反してしたたかなヤツなのです。

それでは、当日もよろしくね!合掌

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TEXT
 

それは濁れる湖(うみ)
届かぬ光 跳ね返しては水鏡
きれいな水ではなくても生きてゆける
僕らは淡々と息をしている 此処で

日の当たる場所 夢見る
青い空とか 緑の庭だとか あゝ
きれいな世界ではなくても生きてゆく
幻に溺れながら何処かで信じている

花を咲かすでなく 果実を結ぶでなく
格子の上から差す薄明りのほか知らず
硝子の部屋など 灼けつく陽炎など
知らない 僕等に似合いの名前ください

少し汚れていって 少し日陰者になって
仕合せになり過ぎぬよう 生きてきた
翳る部屋の隅よどんで 心ばらばらほつれきって
絶望のぬかるみを よけて歩いてきた
影伸びる先は夜の足許 僕等は跪き許しを乞うのだろう


何が正しい解?
整然と均された屍の道たどること
きれいな生き方なんて解らなくて
迷い路を何度も廻り続けている

根を張り巡らすでなく 枝梢分かつでなく
影に身を隠す夜に安らぎ見出した
舞い上がるような熱情も 突き落とされる落胆も
要らない 僕等には似合う名前が無い

いつか煌めきは褪めて 遠くで爆ぜた幻燈を知って
僕等は毎夜太陽を 思い描いて眠った
儚く上っ面な祈り 果敢無く薄っぺらな命
あの闇の静けさ 訪れるのを待った
赤くて青い黄昏は不思議だが 眼に見える物ほど不確かだ


ためらいを棚に上げて 巣立つ鳥の影見つめて
取り遺されてゆくこと 識らずに選んでいた
悲しみに圧し流され 溺れてしまう前に
僕等が僕らで在る証を掴め

少し汚れていって 少し日陰者になって
仕合せになり過ぎぬよう 生きてきた
翳る部屋の隅よどんで 心ばらばらほつれきって
絶望のぬかるみを よけて歩いてきた

いつか煌めきは褪めて 遠くで爆ぜた幻燈を知って
僕等は毎夜太陽を 思い描いて眠った
儚く上っ面な祈り 果敢無く薄っぺらな命
あの闇の静けさ 訪れるのを待った

影伸びる先は夜の足許 僕等はそれ越しに未来を睨むだろう
尋ね人の時間が近づいてくる 僕等は真っ直ぐに僕等を睨むだろう

ごくまれに唄を作ります。
目玉は「和ルツ」と「架空の懐メロ」です。

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