童話コラボ用資料~人魚編~

投稿日:2008/08/24 04:25:53 | 文字数:2,165文字 | 閲覧数:395 | カテゴリ:その他

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人魚の登場する童話の中で、イメージソースになりそうなものを列挙しました。
アンデルセン童話の”人魚姫”がいちばん有名だとは思いますが、人魚をテーマにした童話・伝承はヨーロッパを中心にとっても多いので、いろいろ探すと面白いものがあると思います~。ぐぐる先生に質問するとき用にでもご使用くださいw

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1.タイトル 2.概要 3.メモ の順番で列挙します。参考までにどうぞ。

1.《人魚姫》
2.海の底の人魚の姫君が、人間の王子に恋をする。だが、足と歌声を引き換えに王子に出会った姫の思いは全うすることなく、彼女は最後には泡となって消えてしまう。だが、代わりに姫は”空気の娘”となり、のちに魂を得ることができる権利を得た。
3.言わずと知れたアンデルセン童話。この物語の人魚姫ははかなく美しい存在で、人間を害する意思をもっていないことが特徴。イメージソースはおそらく”オンディーヌ”か。

1.漁夫とその魂
2.人魚に出会って恋をした漁夫がいた。魂を失って海の住人になることはキリスト教徒としての永遠の命を手放すことにあたったが、彼は海の底へと言ってしまう。取り残された魂が繰り返し漁夫を訪れては人間に戻るように説得するが、漁夫は人魚への愛、そして美と享楽に溢れた海の世界を選び、最終的には海の王国に留まり続ける。
3.オスカー・ワイルド原作の童話。いわば”逆・人魚姫”ともいえるストーリーの話であり、異界としての水界の美しさが特徴的。人魚・漁夫・魂と三役そろっているので、鏡音双子向けかもしれない。

1.オンディーヌ
2.水妖の娘オンディーヌに恋した騎士ハンスは、婚約者がいるにもかかわらず彼女と恋に落ちてしまう。しかし、二人は結ばれるが水界の魂のままに奔放に振舞うオンディーヌとハンスは次第にすれ違い始める。最後、オンディーヌを裏切った罰によりハンスは水界の王により命を奪われ、オンディーヌはハンスの記憶を失ってしまう。
3.ラストのオンディーヌと水界の王とのやりとりが印象的。ちなみにヨーロッパにおける人魚物語の場合、《人外のものと結ばれた人間は魂を失い、死後の復活をも失ってしまう》というルールがあることが前提になることが大事である。単に異界に嫁ぐって話じゃないんですね。

1.海神別荘
2.竜宮に住む貴公子が漁夫の娘”美女”を見初め、彼女の父親との契約によって彼女を娶る。初めは貴公子を拒絶し続けていた美女だったが、最後、彼の怒りに触れて処断されそうになったとき、貴公子の美しさと残忍さに撃たれてつぶやいたのは愛の言葉だった。貴公子は思いが通じたことを悟り美女を許し、二人は婚礼の杯を上げる。
3.泉鏡花原作の戯曲より。これは人魚(水妖)サイドのほうが男性であり女性のほうが人間、そして、キリスト教のタブーがないために二人が結ばれてハッピーエンドというあたりがちょっと独特。個人的にKAITOとかがくぽとかに歌わせるのにいいんじゃないでしょうか。

1.鮫人(さめびと)の涙
2.鮫人は竜宮に使える水妖である。ある日、ささいな罪により竜宮を追放されて途方にくれていた鮫人を一人の男が見つけ、庭の池に住まわせて客人として遇する。鮫人と男は友人として親しく付き合うようになるが、ある日、男が恋した相手は王女であり、王は姫との婚礼のために大量の宝石を婚礼品として求めた。鮫人は己の涙が紅玉となることを明かし、男に酒宴を準備させる。酒宴で哀しい詩を吟じた鮫人は多くの涙を流し、男は姫を妻に迎えることが許される。鮫人はそれによって罪を許され、友人の幸福を喜びながら竜宮へと帰っていった。
3.男性版の水妖その2。ラフカディオ・ハーンが《鮫人の恩返し》のタイトルで作品化しているが、元は中国の古代伝承である。鮫人は外見は醜いとされるが情に厚く親切で、普通の人魚のイメージとはちょっと違っているのが新鮮。

1.人魚の嘆き
2.生まれながらの富と権力に恵まれ、荒淫に飽いた生活を送っていた一人の貴公子が、珍獣を売る商人から泰西の人魚を買い受けた。一目で人魚に恋した貴公子は破璃の壷に飼った人魚へと愛をささやき続けるが、人魚は貴公子の愛に答えつつも、はるかな故郷に帰ることを望み続け、小さな魚へと姿をかえる。貴公子は故郷を棄て、人魚を海へと返すために泰西へと旅立った。
3.谷崎潤一郎初期の作品。ストーリーそのものはシンプルだが、非常にあくの強い耽美な文体が特徴。上手い具合に歌詞にしたら、これ一本でカイメイとかになりますよ先生!!

1.メリュジーヌ
2.さる泉で水浴していた美しい女を見つけた騎士がいた。彼は女を口説いて妻にすることに成功するが、女は金曜日には己の姿を見ないように騎士に約束させる。しかし、約束を破って姿を覗いたとき、騎士が見たものは半人半蛇のメリュジーヌと化している妻の姿だった。本性を見られたことを嘆きかなしんだ女は姿を消してしまう。その後、メリュジーヌと騎士の子孫は繁栄しつづけたが、彼らの誰かが死を迎えるときには必ず、メリュジーヌが悲しみの歌を歌うのが聞かれたという。
3.ようするに”鶴の恩返し”のヨーロッパバージョンである。バリエーションはいろいろと存在するけれども、日本版の”大蛇の妻”は少し哀しい。乳を求めて子どもが泣くのに困った男は大蛇と化した妻を尋ねに行く。妻は自分の片目を外して子どもに舐めさせるように言うが、美しい宝玉となった大蛇の瞳の存在を知った殿様がそれを取り上げてしまう。もう片目も同じように与えるが取り上げられてしまい、怒った大蛇はそのあたり一帯を水に沈めてしまったという。

(プロフィールはありません)

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