「アオザクラ」
作詞・作曲・編曲：ねじ式
Bpm 135

S　粉々になった記憶の象徴　書き留めて
T　戻れないような耽美な夜　語らせて

S　指先で探す花　暗闇の口づけを
T　Noと言ってんの？　喘いでるの？
　　絡んでる指　解かないの？
S　嘲る（あざける）声が響く

T　「また、ここで逢えたね」と
S　目も合わさず呟いた
T　焦がれちゃってんの　濡らしちゃって
S　恥じらってんの見抜かないで
W　時が責め立てて

S　蒼く染められた私を
　めちゃくちゃにして縛り付けて
T　あどけない笑顔の中　ひそやかに宿してる
　 甘い果実に爪たてて
W 哭いちゃってよ
S　さくら色に染まる頬
　 クールな素振りも　偽り
T　冷ややかな眼差しの奥底で潤む瞳
　 無邪気なふりで蔑んで
W 悦んじゃって
　
T 指切りはしないでよ　期待外れは厭なの　
S 脳が逝ってんの　叫んでんの
　カラカラの声　殺してんの
T　あざとい声が響く

S　「またここに来ちゃったね」と
T　目を見つめ呟いた
S　零しちゃった様な　沼になって
T　這い上がれない地獄に
W ふたり堕ちていく

T　桜彩る 季節には
　 戻れないなんて解ってるけど
S　突き放すようで繋ぐ言葉　いつも吐き捨てて
　 綱渡りのように続いてく
W ランデブー
T　さらけ出して　胸の奥を
　　何が欲しいか訊かせてよ
S　虐めてるようで愛に満ちた潤む瞳
　 無欲なふりで貪欲に
W 愉しんじゃって

S　溶け出した夜を
T　重ねた温度を
W　記憶の奴隷にさせてよ　さぁ…

T　また、懲りずに来たのね
S　目も見れず頷いた
T　拗らせちゃて　戻れないよ
S　戻りたいなんて思ってないよ
W　罪に裁かれて

S　蒼く染められた私を
　めちゃくちゃにして縛り付けて
T　あどけない笑顔の中　ひそやかに宿してる
　 甘い果実に爪たてて
W 哭いちゃってよ
S　さくら色に染まる頬
　 クールな素振りも　偽り
T　冷ややかな眼差しの奥底で潤む瞳
　 無邪気なふりで蔑んで
W 悦んじゃって
S　 無欲なふりで貪欲に
W 愉しんじゃって