そういうミク
投稿日:2009/09/13 13:54:38 | サイズ:800x600px(223KB) | 閲覧数:1,044 | カテゴリ:クリプトン公式
わたしのミクはほかのミクのように流行りの曲をうたったり
かわいらしい曲をうたったりすることがなかった。
はじめて目覚めた時から
ミクは毎日をわたしの曲のなかですごし、わたしの詩のなかで眠った。
無垢な瞳はにごり、ぎらぎらしたひかりをはなち
からだは暗く、闇に溶けるような細さになった。
話す言葉は冷淡で、金属の音色がとおくから聞こえてくるような声になった。
可愛さなどない。
可憐さもない。
でもときどき、iPodのむこうがわから
「マスター、あなたのミクで、よかった。」
と、語りかけてくる。

手がいつもベタベタしてるのは なぜ
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