13943号室【自己解釈】
投稿日:2012/05/03 00:00:07 | 文字数:1,323文字 | 閲覧数:4,458 | カテゴリ:小説
解釈っていうよりはgdgd。
多分続く。
本家様http://www.nicovideo.jp/watch/sm17709319
目が覚めても、視界は真っ暗だった。
「…なんだ、ここは?」
よく見ると、周りが完全な暗闇ではないということがわかった。
うっすらと見える扉らしきものを殴ってみるが、拳に痛みが走るだけだ。
なんなのだ?理由がわからない。確かなことは…
この空間に、閉じ込められてしまったということだ。
<<13943号室>>
「気がついたか」
聞き覚えのある声が耳に届く。
声がしたほうを見ると、そこには見覚えのある顔が二つ。
「ここはどこなんだ?」
そう尋ねると、青髪の方が静かに言った。
「お前、俺たちがここに入れられた意味がわからないか」
「…」
「わからないみたいだな…『欲望塗れ 上っ面だけ』…」
「…?」
「ちょっとどいて…これは?」
俺が首を横に振ると、金髪の方が右手で銃の形をつくり、撃ったフリをして言った。
「『人間の 醜い 汚い 塊』…これで思い出せる?」
一瞬、俺の体に電流が走ったようだった。
「わかったみたいだね」
「みたいだな」
「あぁ。俺達は『VanaN'Ice』。そうだろう?」
「正解。きちんと思い出したようだな」
そう、俺は思い出した。
だから、今まで俺達がしてきたことも、全てわかる。
「この部屋…そうか、俺達は…捕まったんだな」
「しかもこの部屋…政府か何かがオレ達用に作った部屋、『13943号室』らしい」
「そうか…数字に意味はないだろうけど、脱出は不可能なんだろうなぁ」
「そういうこと。でも武器は奪われなかったんだよ」
そう言うと、金髪――レンは何かを床に置いた。
「こっちは、僕の飛びクナイとナイフ。ナイフのほうが一本行方不明です」
「捕まったときに落としたんだろ?」
「抵抗したときかもね。でも落としたのが一本だけでよかった」
まぁ、全て落とすよりはよっぽどいい。
「カイトの武器は?」
「拳銃と毒薬ね。毒薬一個なくなってるけど」
「なんの効果のやつ?」
「即効性の笑い薬」
「それ毒薬じゃないよな?」
むしろ落として正解なんじゃないのか?
「あと、がっくんの刀剣なんだけど…」
「俺の武器だけ奪われた?」
「いや、『よく手入れされてる。すばらしい』って」
「切れ味悪くなったら何も切れないから。っていうか、褒めるなら普通武器奪うよな?」
「新米だったし、バカだったんだよきっと」
言われてみれば、動きが新米ぽかったな。
…
……
…………
……………なんだろう、この沈黙。
まぁ、よく考えたら監獄にブチこまれてるわけだし。
あんまり、楽しい話ができるわけじゃないよな。
「…そういえばさ」
長い沈黙を破ったのは、レンだった。
「僕達、今まで悪いことをしてきたんだよね…」
「……昔から、そうだったよね。そういうふうに育てられた…」
「一番幸せだったのは、いつだったんだろうな」
「ねぇ、どうせだから昔の話でもしない?」
「そうだな、監獄でやることじゃないけど他にやることないもんな」
「反省会的な?」
なんか、捕まった後にする会話じゃなくなってきてるのは、気のせいだと思いたいな。
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13943号室 4【自己解釈】
*前回までのあらすじ*
悪魔は去った。
「で?どうすんの?」
深刻な顔でレンがカイトに言う。
っていうか、もう慣れそうだよ一文あらすじ。
13943号室 4【自己解釈】
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【七つの大罪】ヴェノさんと悪戯の内容【二次創作】
「踊ろうよ、このハーレムで」
屋敷に訪れた女性に手を差し伸べ、決まり文句のように告げる。
そんなことを言っていた時期が、俺にもありました。
幼い頃の俺を、周りの奴らはあざ笑った。
俺は何もしていないのに、奴らは暴行を加える。
【七つの大罪】ヴェノさんと悪戯の内容【二次創作】
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13943号室 3【自己解釈】
*前回までのあらすじ*
脱出とかおもしろそうだよね!
「脱獄する、だって?」
レンが少し驚いたように言う。
だがそれよりも、俺はさっきのあらすじについて文句を言いたい。
13943号室 3【自己解釈】
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13943号室 2【自己解釈】
「おい」
部屋の外を見張っていた看守が、もう一人の看守に話しかける。
「なんだよ」
「いや…なんか、聞こえないか?」
「この部屋からか?」
13943号室 2【自己解釈】
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【希望の手紙】明日への希望を【音を失った少女に】
僕の言葉に応えてくれますか?
返事はこないまま。
僕は、ずっとこの箱で生きていく。
それは、僕がタイムリミットを迎えるまで?
<<【カイメイ】明日への希望を【音を失った少女に】>>
【希望の手紙】明日への希望を【音を失った少女に】
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星のとなりの空け者【自己解釈】
あなたは、彦星と織姫のお話を知っていますか?
神様に嫌われてしまった二人は、天の川を挟んで一人と一人。
二人は一年に一度、七夕の夜にだけ会うことを許されたのでした。
しかし、それも晴れた時だけ。
神様はやはり二人を嫌っているようで、七夕の夜に必ず雨を降らせます。
星のとなりの空け者【自己解釈】
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【がくルカ】この声が届くまで【音を失った少女に】
僕がどんなに必死に叫んでも。
君にはこの声が届かない。
音の無いセカイに、君は一人。
どうすれば君を、孤独の無いセカイに連れ戻せるだろうか…
<<【がくルカ】この声が届くまで【音を失った少女に】>>
【がくルカ】この声が届くまで【音を失った少女に】
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【ヴェノマニア公の狂気】僕の宿敵がこんなにカワイイはずがない【原曲者に謝れ】
こんにちはー、サテリアジス=ヴェノマニアでぇーす。
えっと今回は雪……なんだっけ? まぁいいや。
とにかくそいつに呼ばれたから、次元と時空の壁越えてわざわざやってきたんだが……お?
「サティ~!」
「グミナ!? なんでこんなところに!?」
【ヴェノマニア公の狂気】僕の宿敵がこんなにカワイイはずがない【原曲者に謝れ】
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【置き去り月夜抄】仲良し双子と暗い森【二次創作】
「ねぇ兄さん、ここはどこかな…」
暗いクライ森の中、そこにいるであろう人物に問いかける。
先程から同じような質問ばかりしている。
たったひとりの頼れるひとを、困らせてはいないだろうか…不安になる。
「大丈夫、ここは僕らがよく知ってる森の中だよ。暗いから怖いけど、じっとしていれば大丈夫さ」
【置き去り月夜抄】仲良し双子と暗い森【二次創作】
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【VanaN'Ice】背徳の記憶~The Lost Memory~ 2【自己解釈】
少女の後を追って建物の中に入ると、そこはまるでどこかの屋敷のようだった。
「ひ、広い…」
「…そう?普通ですよ」
「え…」
「むしろ…けっこう前に住んでた家に比べると…狭いほうです」
【VanaN'Ice】背徳の記憶~The Lost Memory~ 2【自己解釈】
のほほんと生きる物書きです。
ギャグから真面目なものまでいろんなジャンルの小説を書いています。
…のはずが、最近はがくルカを書くことが多いです。
IN率低いです。
マイページ以外では「かなりあ荘」というコラボに出現します。
全体的にgdgdなものが多いです。
小説は、自己解釈もオリジナルもやってます。
だいたいはその場のノリで書いてます。