不思議の国のアリスとうさ耳&執事+眼鏡verカイト その20

投稿日:2010/06/13 14:39:03 | 文字数:2,673文字 | 閲覧数:67 | カテゴリ:小説

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こんにちは、もごもご犬ですこんばんは!
やっぱりアリスと執事の話は書いてて楽しいです><
特に、レン王子とのやり取りとか楽し過ぎました!

っていうか、アリスと執事の話も、もう20話です、びっくりしました!
一体何話くらいで終わることが出来るのか・・・。ま、当分終わりそうになさそうです(笑)

これからも、こんな小説を見て下されば嬉しいです!それでは!

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TEXT
 

そして、いよいよレン王子との面会の当日の朝のこと。
「・・・なんか、執事大丈夫?目の下にくま出来てるけど?」
アリスは執事の顔をのぞきこみました。
「少し雑務が立て込んでたので、つい徹夜漬けしてしまって・・・大丈夫ですよ」
「そう?・・・あんまり無理しちゃだめよ?最低でも、日付が変わる頃には寝なきゃ」
「日付が変わる頃・・・ですか」
その頃には貴女は寝てるんですか、とは聞きたくても聞けれない執事。
「そーよ。執事、少しは私を見習いなさい」
そう言って、胸を張るアリス。何故かその表情は得意げでした。
「分かりました。アリス様を見習います」
素直に言うと、
「・・・そうね。執事が私を見習う、かぁ。うん、そういうのも悪くはないわね」
にっこりと満足そうに執事に笑いかけるアリス。
「さーて、もうそろそろかしら?」
「そうですね、あと5分ぐらいでここへ到着すると思います」
「そう。・・・レン王子って、妙にかっこいいから、もしかしたら貴方を超えてるかもしれないわね」
意地悪く呟いて、執事を見るアリス。
「そうですか?僕は、そうは思わないんですけど」
執事も、爽やかに言い切ってアリスを見つめ返す執事。
「・・・うっ、やっぱり貴方って、なんなのかしら?かっこいい時とそうじゃない時の差が激しいのよねー。・・・残念だわ」
そう言いつつも、アリスの頬は僅かに赤に染まっていました。
「それはどうしようもありませんので、申し訳ありません」
心の中では、やっぱり貴女は結局僕のことが好きなんですね、と思いながらも、表面では冷静な執事を装っていました。
そんな時、

「アリス様、執事様。レン王子が到着いたしました」

メイドの一人の声が、広間中に響き渡りました。
「いいわ。早速、レン王子をここに入れてちょうだい」
アリスは言って、台座の椅子に腰掛けました。
「アリス様」
「何?執事」
「レン王子に、友達以上の感情は抱いちゃだめですよ」
耳元に囁かれた執事の言葉に、
「そんなの、執事よりも心得ているわ。・・・ま、相手がどうだか分からないけど」
アリスは不敵に、返事したのでした。
「・・・」
執事は、それ以上何も言わずに、台座の下に移動して、レン王子が来るのを待ちました。

しばらくして、
「こんにちは、アリス様。・・・僕のことは、覚えてくれていましたか?」
そう言いながらアリスと執事の近くに、レン王子が歩いて来ました。
「レン王子・・・よね。一時も忘れたことはないわ」
アリスは、どこか嬉しそうに言いました。
「そうですか。僕も、アリス様のことは、向こうに帰ってもずっと覚えていました」
レン王子も、どことなく嬉しそうです。
「・・・・」
執事は、表面では優しく見守っているのを装っていましたが、心の中では早く面会が終わらないかと、時間ばかり気になっていました。
「それで、今日は一体何の用事?レン王子がわざわざここへ来るなんて、珍しいわね」
アリスが、すっとぼけると、レン王子は、
「とぼけないで下さい。・・・今日ここへ来たのはアリス様をもらうためです」
やんわりと、でも大胆に、レン王子は今日来た用件を告げました。
「・・・。・・・あー、執事?」
アリスは困ったように、執事を見ました。
「あの、レン王子。申し訳ありませんが、アリス様は、まだ結婚出来る年齢に達してません」
執事が助け舟を出す。
「・・・では、結婚の手前ならいいのですか」
「どういうことでしょうか?」
「交際、とかはだめなんですか」
「だめですね」
「・・・何故ですか」
「だって、アリス様は・・・」
言いかけて、そこで気づき、口をつぐむ執事。
「あれ?続き言わないんですか?」
すかさず、レン王子は追求します。
「・・・・」
執事はアリスに首を振ってから、だんまりを決め込みました。
「・・・・・レン王子、まだ私には交際とか早すぎるのよ。それに、私は家庭は持ちたくはないわ」
執事に代わって、アリスはきっぱりとした態度で声高らかに言いました。
「家庭とかは持たなくていいです。・・・僕は、ただアリス様と一緒に過ごしたい・・・それだけです」
「・・・あらまぁ」
レン王子の真剣な言葉に、アリスは驚いて目を丸くしました。
「執事、どうしよう?私、レン王子のこと何だか意識しちゃいそうだわ」
「やめて下さい。・・・とりあえず、なんでアリス様のことが好きなんですか?話は、それからです」
頬に手を当て、うっとりとし始めたアリスの言葉を、執事はばっさり切り捨ててから、レン王子に質問しました。
「外見から性格まで、全てが好きです大好きですもはや愛しいです」
「・・・・・・・」
どう言ったらいいのか分からず、執事は黙りこくるしかありませんでした。
「・・・ほらぁ、レン王子って、意外とかっこいいこと言えるのね。まるで、どこかの誰かさんとは、お・お・ち・が・い、だわー」
「それで、・・・僕と、どうでしょう?」
「うーん、・・・そうねぇ、そこの執事がだめって言うから、申し訳ないけど無理無理ね」
完璧デレまくりなアリスでしたが、やっぱりきっぱりと断りました。
「・・・・・・」
執事を睨むレン王子でしたが、対する執事はどこ吹く風で全く効果がありません。
「・・・分かりました。今日は、もう帰ります。・・・でも、まだ僕アリス様のこと、諦めた訳じゃありませんから。では、失礼します」
そう言って、アリスと執事にお辞儀をした後、レン王子は身を翻して、広間から出て行きました。
「・・・・・・・・全く、厄介なのが現れましたね、アリス様」
「・・・はぅ、執事までとはいかないけど、レン王子もなかなかかっこいいわね・・・」
「それでも、僕のことが好きなんですよね?」
さりげなく、一番聞きたかったことをアリスにたずねる執事。
「あら、もちろんよ。だって、昨日も抱きしめてくれたんだもの。ま、さすがに脱がないけれど・・・」
「そうなんですか、残念ですね」
にっこりと、執事は言いました。
「あー、でも執事がいなかったら今頃レン王子と付き合ってたのかなー」
「それは、・・・分かりませんけど」
「でもいいわ。執事がいるから、私がいるんだものね」
「・・・アリス様」
「さて、おなかすいたから、メイドに何か作ってもらいましょう?」
そう言って、台座の椅子からぴょんと飛び降りて、執事を振り向くアリス。
「そうですね」
そんなアリスに、執事は優しく笑いかけたのでした。




       END ?

こんにちは!もごもご犬です。気まぐれで構成されている犬です← ★5年目突入!!★ ブログやっています→http://mogomogoinu.cocolog-nifty.com/blog/
第1回ブクマDL大作戦・終了報告! 詳しくはhttp://piapro.jp/t/mCxy

好きなもの:カイトとか犬とかとか音楽とか色々。亜種大好きです!
最近:寝ることと音楽と妄想依存傾向あり。
好きなこと:妄想とか作品とかブログとかを見ることとか作品投稿することとか色々。あとキーボードで文字を打つことも好き!
趣味的なもの:ツンデレ・ロリコン・BL・ショタ・ヤンデレ耐性あり。特にツンデレが大好きです!
性格:基本普通。時々ツンデレ。たま~に極度の妄想魔←
作品:ただいま、ツッコミし隊の話に全力を尽くしています! アリスの話とか亜種コラボ小説とか・・・一応、ネタは考えついてはいます。ただ時間がないだけで・・・。


<独自亜種コラボについて>
ただいま、私独自で色んな亜種と小説でコラボをさせて頂いています!
メンバーは、20人以上となかなかの大世帯になっています。
基本的には、私がコラボしたいなと思う亜種のマスター(作者)に出演の許可をお願いしているのですが、もしも、この亜種とコラボして下さい!という方がいたら私のところまでお知らせ下さい。喜んで出演させたいと思います!
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2、3週間、1ヶ月、最高で3ヶ月までなら平気で待てますが、それ以後返事が来ない・活動していないなどの場合、残念ながら出演の許可を取り下げます。ご了承下さい!><

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