星だけを道標(みちしるべ)に男は歩み続けた
傷だらけになりながらも
仲間(とも)のために未来へと歩み続けた
寡黙な男は言葉で語ることはなかったけれど
そのまなざし、その背中は何よりも雄弁に語ってた
どんなに困難な状況でも
道を切り拓(ひら)いていくその勇気を
たとえ傷を負うことになっても
人々を守り抜くその男気(おとこぎ)を
男の前には道がないけれども
その歩みの後に道が拓けていく
力強いその足音とともに
男の全身に刻まれてる傷は
仲間(とも)を守るためのものだから
その傷は男の勲章であり
また、生きた証(あかし)そのものでもあった
冷たい大地の上に倒れ伏したその男が
最期に見た光景とは
一体どんなものだったのだろうか?
希望か絶望か、そんなことは
その男以外にはわからないだろう
ただ、男が守り抜いた仲間(とも)の笑顔は
今も大地にあふれている
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