春物語 / 初音ミク

投稿日:2020/09/15 17:14:40 | 文字数:429文字 | 閲覧数:3,909 | カテゴリ:歌詞

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TEXT
 

あの雲は今いずこ とどまること知らず
形を変えてく
季節が巡るたび 遠ざかる思ひ出
儚い物語よ

始まりも終わりも逃れられない運命
手繰り寄せられたような夜明けを待っていた

春はあけぼの 花の散る頃に
刹那を刻む 命燃やせと
人の世は幻想(ゆめ) 憂いの中よ
今無常を知る

いつから泣いてたの 届かない想いだけ
痛みを覚えた
蝋燭の灯は彷徨いゆれながら
何を映すのでしょう

染まってく心が 怖くて震えていたの
あの日見せた面影か 惑わす蜃気楼

春はせつない変わってく今が
心揺さぶる細い三日月
霞を払う強さを求め涙拭った

春はあけぼの 花の散る頃に
刹那を刻む 命燃やせと
人の世は幻想(ゆめ) 憂いの中よ
それでも生きてく

苦しみもがき叫んで進もう
花びらは舞う消えぬようにと
手を伸ばしても届かなくても
光の方へ

春はあけぼの 僕が散る頃に
刹那の中で命燃え尽き
夢の中へと還帰(かえ)る時まで
走り続けよう

証を残して
この無常な世界で

2019/3/15初投稿。

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    by KYPさん

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