目を奪う 並び歩く様に 心揺れた 眼差しは泳いで
汗ばんだ手から繋いだ指先千切りたくて
噛み締めた薬指
階段を上り向かう先に 引き剥がした欲に伝いなぞる
「私ならいいよ?」「このままでいいよ?」
包んだら 委ねて愛しましょ
揺れながら見えるその影は貴方の最愛よ?
重ねないで
その指が絡むのはあたし 答えてよ どちらが欲しい?
「…ほらね。」
欲しいのは優しさじゃないのよ?
歪むほどに痛いまでの愛ね
掻き毟る背中 滲むほど強く
流れ混ざる赤と白 甘く
我慢は要らないわ 注ぐだけ
ツマラナイ気持ちもダシテステテ
遠慮は要らない 逃げないわ
所有物じゃないと意味ないの
「あたしならきっと楽だよ?」
罪の意識 甘く揺られ 繋いだのは指?
それとも…
罪悪と混ざる秘めた日
きつく、抱いたのは弱さ
堕ちた、音もなく
揺れた、思考
あの子は消えたのね?
溺れながら見た 景色色づいた?
全て捨てて、ほら
「おかしくなってよ」
浴びるなら白く見えなくなるまで
忘れ消えるまで 息すらも忘れ
許された背中 立てた愛情に
白に混ざる赤
誰も気付かない
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