扉のような隙間に空白埋める理由を思案した
透明以外許諾のおりないおりるわけない狭窄で
出口塞いだ酸素と熱の密室が欲しくて

玄関なのに時間も遊びも惜しい沈黙に溺れた
消極じみた厳粛な空気は吸って吐いても格別で
落ちるようにも聞こえた鍵に臨終を感じて

その口付けは私を気遣うような果実の味がした
過ちから強ち移り変わる違和感の残り香
その口付けは私を気遣うような果実の味がした
適切さを失い咎を纏う既視感の撃攘

景色はいつもどおりである筈なのに何かが違うのは
色つきになり素直な無垢にはとてもなれない純粋さ
指に絡まるプラチナム蛇 密室を這う殻

満ち引きの夢幻狂おし影に選択を迫られ
安易に濁る口元の空気は苦く甘くも絶品で
戻れないから核心を突いて共犯になりたい

その口付けは私を気遣うような果実の味がした
赤面とは覿面であるという感性の変食
その口付けは私を気遣うような果実の味がした
堆積する時間の限り尽くし歴然と飲み干す

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

その口付けは私を気遣うような果実の味がした

湯島結代さんが歌詞のタイトルに使われていたのでご本人承諾を得て今回

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投稿日:2024/06/21 01:59:57

文字数:416文字

カテゴリ:歌詞

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