円尾坂の仕立屋 第一幕‐仕立屋の若き女主人‐
投稿日:2010/11/02 09:52:41 | 文字数:517文字 | 閲覧数:593 | カテゴリ:小説
円尾坂の仕立屋第二弾です。
登場人物ごとに書き上げるつもりでいるのでかなり長くなりそう…f^_^;
昔々、町外れに『円尾坂』というさほど急ではない
大きな坂がございました。
その坂の入り口の片隅に小さな仕立て屋がありました――
「あらお早う、るかちゃん」
「お早うございます。女将さん」
このお店を切り盛りしているのは巡音るかという若い女主人です。彼女は気立ての良さとその確かな腕からか、
近所でも評判の娘でした。
「朝早くから頑張ってるね」
「えぇ。ありがとうございます」
「おやるかちゃん。お店の準備かい?」
「はい。お早うございます叔母さん。」
「しかしるかちゃんも偉いねぇ。
おっ父さんとおっ母さんが亡くなってから
一人でお店切り盛りしてるんだから」
「そんな事ありませんよ」
「全くだよ。ウチの嫁にも見習わせてやりたいもんだ」
「でもるかちゃんもまだ若いんだし…もし家でよければ
来てくれても良いんだよ」
るかがこんな事を言われるのも
勿論これが初めてではありません。
「せっかくだけれど大事なお店をたたむ訳にはいかないわ今の店の主人は私だもの」
「……そうかい。でも気が向いたらおいで。
私はいつでも歓迎するよ」
「ありがとうございます」
るかはそう言うとお店の中へ入って行きました。
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VOCALOID曲より『カンタレラ』 その1
仮面の向こうからの視線が真っ直ぐに僕を射ていた。
彼女の振り分けた長い髪に飾られたレースが揺れるのを視界の端に捕らえながら、その視線を受け止めて。もう何度目だろうか、この閉じた世界で出会うのは。他の娘たちならどんなに着飾っていても、向けられるものを気づかないふりをして受け流すことができるが、どうしてもこの娘にだけは自分が恋心に酔っていることを悟られそうだった。
貴族社会で舞踏会が行われそれに出席するのは政略結婚のためだったり、政界への進出が目的だったり、それぞれに理由がある。僕にとってその理由はこの娘に出会うことだった。
長い髪を結い上げた彼女はとても目立つ。いや、他の娘に目もくれないからこそいつも目立つと思えるのかもしれない。僕はすっかり彼女にすべてを絡めとられていると感じていた。
「……一曲お相手願えますか?」
VOCALOID曲より『カンタレラ』 その1
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円尾坂の仕立屋 第六幕 -青い襟巻の男 弐-
るかに肩を叩かれた男は振り向きました。
そして――――
『 』
次の日の朝、
るかはいつもの様にお店を開ける準備をしていました。
円尾坂の仕立屋 第六幕 -青い襟巻の男 弐-
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円尾坂の仕立屋 終幕
店に戻ったるかは裁縫箱を取り出しました。
「それにしても貴方も酷い人ね
私を見た途端『初めまして。こんにちは』だなんて
まるで私達他人みたいじゃないの。嫌な人」
るかは笑いながら言うと
円尾坂の仕立屋 終幕
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円尾坂の仕立屋 第五幕 -青い襟巻の男-
「…さぁ、ようやく仕事も一段落したわ……
私が忙しくてあの人が会いに来てくれないのなら
私の方から会いに行きましょう…」
るかは笑いながら裁縫箱を片付けると
仕度に取り掛かりました。
円尾坂の仕立屋 第五幕 -青い襟巻の男-
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ボカロ学園!
朝、私が教室のドアを開けると一瞬沈黙が流れる。
「女王だ」
「今日も見事に感じ悪い・・・」
聞こえてるっつうの・・・
でももう、そんなの慣れっこ。
ボカロ学園!
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鏡の悪魔 1
貴方の大事な人は誰ですか?
恋人ですか?
家族ですか?
いや、自分自身でしょうか?
まさか、いらっしゃいませんよね?
鏡の悪魔 1
(プロフィールはありません)