天空への飽くなき憧れ　白鷺はホルスの煌めきを追う
澄み渡った空　揺れる地平線　新たな日のはじまり

幾多の散らばった欠片を集めてきたんだ
地球色の夢を見て　そして挫折した

夢は断たれてもなおどうして輝きを増すの
「かなわないことなんてもう　とっくに分かっていたはずでしょ」

旅立ちの合図を待つ　こんなにも静かな気持ち

九天をついて今　星は　過ぎ去る夜の彼方へ消えてく
この空の向こうに待つそれは　どんなきれいな場所なの

強い翼などない大きな鉤づめもない
ただけっして折れない心ならある

光へ歩み続けるから夢は煌めくんだ
青い大気に抱かれて燃え尽きた　あの星のように

僕らの物語に今　新たな一ページを

宇宙の片隅の惑星　その大地から飛び上がる流星
何の力もない試みだけど　この声を誰か聞いてて

天空への飽くなき憧れ　わけもなく捨てられぬままで僕ら
無限の宇宙に声を放った
この轟音は明日へのエール