【小説(?) 書いてみた】from TIME to WORLD 【後編】
投稿日:2011/09/01 20:20:58 | 文字数:30文字 | 閲覧数:1,739 | カテゴリ:その他 | 全6バージョン
作品へのコメント8
ピアプロにログインして作品にコメントをしましょう!
新規登録|ログイン-
ご意見・感想
こんにちは。
自分も一応、ミクの初期から見ていた人間なのですが、こうして4年分の流れを見ていると、当時の思いが蘇ってきて、とても感慨深く読ませていただきました。
特にミクへのリスペクトが~ 老害~ のくだりは、自分が当時思っていたことをそのまま主人公がトレースしていて、思わずモニターの前で、そう、そうなんだよ! わかってはいるけど寂しいんだよ!と叫んでしまいました・・・
その後のDivaのくだりなんかも、確かにこのあたりからキャラ人気が復権したんだよなぁ~と思い出して、本当にわかってるなぁというか、4年間をずっと見てきた人ならではの小説だなぁと思いました。
ライブのくだりも・・・とキリがありませんが、本当にミクが好きな人が書いたのだなぁという思いと、それを読める喜びがあって、終始ニヤニヤというか、深い共感が止まりませんでした。
素晴らしい小説でした。
もしかしたら、一年前に投稿されたものに感想を書き込むのは、失礼というか、ご迷惑にあたるのかもしれませんが、どうしても気持ちを伝えたくて、書き込んでしまいました。
素晴らしい物語をありがとうございました。
2012/08/15 00:19:41 From lente
-
メッセージのお返し
こんにちは、お読み頂きありがとうございます。
感想をもらえるのは、いつもらっても嬉しいですよ?。むしろ古くて埋もれきっている作品を見つけてもらえるなんて、新作に感想もらえるより嬉しいかも知れません。
この小説を投稿して、もう1年になるんですね。早いものです。
ちょうど去年の今ごろ、休日のたびにネットカフェに自分を監禁して、この小説のために資料を読み漁ったりネットで検索かけまくったり執筆したりしてましたw
「ミクへのリスペクトが足りない」というくだりは、ネット上での書き込みを見たりして僕自身も「そうだよなぁ」と思いながら書いた箇所だったので、共感してもらえて嬉しいです。
さて、今年1年はどうだったんでしょうね。震災などの影響でバタバタしてしまったため、今年のことはあんまり分からないんですが……ミク人気は相変らずのようなので安心しています。
今年もミク誕作品を用意しております。(と言うか準備の真っ最中ですw)
よろしければ、お付き合い頂けたら嬉しいです。すごく長いですけど。
それでは、この度はありがとうございました!2012/08/17 00:48:42
時給310円
-
ご意見・感想
こんにちは。遅刻どころかみんなもう帰ったようなころにこそっと来ましたスコっちです。
初音ミクの辿った今までの道のりがストーリー仕立てでわかりやすく、かつ小説としても面白く書かれていて、読んでいて時給さんのボカロへの愛を感じました。
私はボカロを知った時期が遅かったので初期の頃の話については「そんなことがあったんだなぁ」と感心しながら読ませてもらいました。
雑誌とかのボカロ特集とかで『ストーリー仕立てで楽しく読める! ボーかロイド・初音ミク ~デビューからの軌跡~』みたいな見出しでのっててもおかしくないクオリティだと思います。
ひとまず、執筆お疲れ様でした。これからも時給さんの作品、楽しみにしています。
これからもがんばってくださいね!2011/09/20 14:41:36 From スコっち
-
メッセージのお返し
おお?、スコっちさんでしたか! どうもどうも、こんばんは!
お誉めの言葉、恐縮です。愛だけは込めました!w
初音ミクの4年間をまとめようと思いついたは良いものの、いざ調べ出したら、たった4年の間に本当に色々ありまして。
どれをピックアップして良いものやら、「私の時間」や「私の世界」とどう絡めたら良いものやら、本気で途方に暮れました。
あんまり小説としての形を取れていませんが、でも新規参入の方への入門書・参考書としては充分役に立つものができたと思ってます。スコっちさんにも、これで初期の頃を知って頂けたそうで。まさに本望です!w
次も頑張ります。お読み頂きありがとうございました!2011/09/20 23:03:36
時給310円
-
ご意見・感想
こんにちはです。出遅れましたがゆっこでございます。
もう何というか…感無量です。
何から言えばいいのかわかりませんが、とりあえずハンカチ、いやタオル下さい!!ww←
私は友人にちょっと引かれるくらいのボカロ厨なので話に出てきたイベントがある度、「うおぉぉぉ!ミクさんやべぇ!ぱねぇ!」とか大騒ぎしていたのですが、読みながらまたそのテンションが再燃してきました。
初音ミクってやっぱりすごいよなぁ、とか、この世界を知れて本当によかった、とかそういう気持ちを改めて感じます。
歌ってるのはどれもミクなのに、歌は絶対にワンパターンになったりせず、それこそ無限の可能性を秘めている、それが初音ミクの魅力ですよね。
この小説から時給さんのミクへの愛がすごく伝わってきて、シンクロ率100%で読ませていただきました。
ミクさん、大好きだ!ww
今回は前後編に渡る長い執筆、お疲れ様でした。
それでは次回作も楽しみに正座待機しております。
乱文失礼致しました。
…ライブの次はミクさんに会話機能をつけるプロジェクトを是h(ry
2011/09/03 18:20:20 From ゆっこ
-
メッセージのお返し
どうもどうも! いらっしゃいませゆっこさん、また来て頂けて嬉しいです!
僕も友人と飲んでる時に、ついついボカロについて熱く語ってしまい呆れられますww
いや、だってこんなに斬新で可能性に溢れて、ワクワクするコンテンツなんて他にないですもん! 何でこれが分からないんだバッキャロー、って感じでww
ユーザーの数だけ「初音ミク」がいるわけですから、ホントに無限の可能性ですよね。歌わせるボカロPがいれば、ラジオやらせるボカロPもおり、果ては漫才やらせるボカロPまで居ます。もちろんメインは歌唱ですが、もっともっとボカロを生かして色々やってもらいたいなー、と1ファンとして思っております。そうすれば、ボカロはこれからもますます発展して行くに違いありませんから!
この作品のインスピレーションを授けてくれた、くちばしPに感謝。
そして前後編に渡る長い話を読んでくれた、ゆっこさんにも感謝感謝です。
今回もありがとうございました!
追)ミクさんに会話機能とかマジ胸熱ですwww
2011/09/03 20:55:43
時給310円
-
ご意見・感想
まずは執筆お疲れ様でした!
遅くなってしまいましたが読ませて頂きました。
いや~、なんと言ったら良いのやら
初音ミクが生まれてからの四年間がぎゅっと詰まった話でした。
不思議な感覚に包まれつつ、懐かしさ、暖かさ、厳しさ、寂しさ等々
色々な気持ちになりましたよ。
ボカロって改めて不思議で凄い子達だなと実感しました。
ミク誕四周年、見る専から始まり
約一年前から作詞活動を開始しながらピアプロに登録。
そこでの出会いも全てはミクがいてくれたから。
そんな事を読みながらしみじみ感じていました。
あとは話の中で出てきたミクのウィンク…
あれをやられたら私ならポーカーフェイスは保てないですよ。
いやはや、まだまだミクの魅力は尽きないのですね。
色んな家のミクがいますからそれも当然なのかもしれません。
最早何を書いているのか分からなくなってきましたが、
今回も本当にお疲れ様でした!
※いつか文庫化期待してますw(いや、結構マジで!2011/09/03 01:08:05 From jptm
-
メッセージのお返し
おお?、いらっしゃいませ! お読み頂きありがとうございます!
今回はアレです。「私の時間」を知っている人が「私の世界」を聴いたら、みんなミクがたどってきた4年間に思いを馳せるんじゃないかと思ったんですよ。
だったらその4年間を具体的に書いてみようじゃないか、と思ったのが始まりでしてw 非常に大ざっぱではありますが、雰囲気だけでも感じ取って頂ければ幸いです!
ミクの可能性はまだまだ無限大だと思うんですよねー。
こないだOSTERさんがボカロでミュージカルを作られたじゃないですか。あれはすごく良いと思いました。もっとみんな当たり前に歌わせるだけじゃなくて、ボカロで「遊んで」ほしいなー、と思います。
ところで、文庫化とか……www
それをやったらマジで軽く死ねます、俺がwwww
そうだ、こういう時こそCGMですよ! 誰か俺の話を叩き台にして、文庫化やって? ( ^ω^ )
それでは、今回も本当にありがとうございました!
2011/09/03 20:54:46
時給310円
-
from TIME to WORLD 参考資料集
『 from TIME to WORLD 』執筆にあたり、参考にした諸々です。
ぶっちゃけ俺なんかが書いた話より、こっちの方がよっぽど需要ありそうwww
【書籍】
「ボーカロイド現象 -新世紀コンテンツ産業の未来モデル-」 スタジオ・ハードデラックス編 PHP研究所
「月刊ARADIA 2010年7月号」 株式会社エンターブレイン
from TIME to WORLD 参考資料集
-
【小説(?) 書いてみた】 from TIME to WORLD 【前編】
くちばしPの「私の時間」と「私の世界」をモチーフに、初音ミクの4年間を振り返ってみました。
前・後編あわせて10ページもありますので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
※ご注意!
1.作品中の主人公はくちばしPをモチーフにしておりますが、ご本人とは一切関係ございません。
【小説(?) 書いてみた】 from TIME to WORLD 【前編】
-
【小説(?) 書いてみた】 from TIME to WORLD 【前編】
くちばしPの「私の時間」と「私の世界」をモチーフに、初音ミクの4年間を振り返ってみました。
前・後編あわせて10ページもありますので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
※ご注意!
1.作品中の主人公はくちばしPをモチーフにしておりますが、ご本人とは一切関係ございません。
【小説(?) 書いてみた】 from TIME to WORLD 【前編】
-
鏡音リンの日記帳 8月31日
1.
あ、どーもどーも。鏡音リンです。
名前だけで分かるかなぁ? え、分かる? わー、どうもありがとう! 私も最近になってようやく、ミク姉ぇに負けないくらい認知されるようになってきたかなー、なんて……わーウソウソ、今のなし!
チョーシこいてると思われるのもアレなんで、一応説明しとくと。
双子の姉の方です。白くてでっかいリボンの方です。よろしくお願いします。
鏡音リンの日記帳 8月31日
-
むかえにきたよ
駅の改札から出ると、辺りは真っ暗になっている。
家路へ急ぐ会社帰りのおじさん達を横目に見ながら、さて私も早く帰らなくちゃと肩からずり落ち気味の鞄を背負い直した。
肺に溜まった嫌な空気を深呼吸で新鮮なものに入れ替えて、足を踏み出す。ここから家までは歩いて二十分ほどで、決して近くはないけれど、留守番をしている皆の事を思い浮かべていればあっという間だ。
そんな事を考えていた時だった。
「マスターっ」
むかえにきたよ
-
いちゃいちゃ
いちゃいちゃ。
いちゃいちゃいちゃ。
いちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃ。
いちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃ。
「だああああああっ! もう目の前でいちゃいちゃするの、やめてくれる? 鬱陶しい!」
いちゃいちゃ
-
【たとえばの話】季節がなくなるかもしれないその理由
季節がなくなるかもしれないその理由
Diamond Dust of Bellflower
まるで英国を舞台にした映画に出てくるような広場。
踏みしめる石畳は靴の音を響かせるはずなのだが、それももうない。代わりに聞こえてくるのは、ナイロン袋を丸めた時に出るものと似た、乾いた音。誰かが敷き詰めたのではないかというほど、綺麗に散らばっているのは、水分を失った葉。世間で枯葉と呼ばれるそれは、青々としていた頃を思い出すこともなく、朽ちた色に身を沈めていた。
少し寂しく感じるのは、春と夏には木々を賑わせていた青々とした葉や、秋に美しくお色直ししていたはずの葉が全て落ち、裸になった木が酷く哀愁漂っているように見えるからなのだろうか。
【たとえばの話】季節がなくなるかもしれないその理由
-
巡音ルカの『めぐりすぎ注意だと言うだけ空しくなってきた』
お姉ちゃんと一緒にデパートへショッピングに行った。
「ミク、見て見て。本場オランダのゴーダチーズですって。おいしそうね」
「指差さないの。ほら行くよ、靴屋さんはあっち」
試食コーナーを指差すお姉ちゃんの手を引いて、私は足早にそこを通り過ぎる。
そのとき向こうの方に、サングラスをかけた、やたらとかっこいい男の人がいた。
巡音ルカの『めぐりすぎ注意だと言うだけ空しくなってきた』
-
巡音ルカの 『めぐりすぎ注意だと言ったら屋根に登って降りてこない件』
「いつまでもボンヤリしてるようじゃ、いけないと思うの」
お姉ちゃんは拳を握りしめて力説した。
「もっと普段からちゃんとして、何でもテキパキできるようになって、『さすがは巡音ルカだ』とか『やっぱり巡音ルカだ』って言われるようにならなきゃ」
またそんな、途方もない絵空事を。
聞くだけ聞いてあげたので、私はテレビに目を戻しておせんべいをかじる。
巡音ルカの 『めぐりすぎ注意だと言ったら屋根に登って降りてこない件』
-
巡音ルカの 『めぐりすぎ注意だと何度言ってもまるで聞く耳をもたない』
夕方、ルカお姉ちゃんと散歩している時。
西の空に赤く光りながら飛んでいる円盤を見つけてしまった。
なにあれ! ひょっとしてUFO!?
「お姉ちゃん、見て!」
私がUFOを指差して叫ぶと。
巡音ルカの 『めぐりすぎ注意だと何度言ってもまるで聞く耳をもたない』
-
【小説化してみた】 eight hundred ~ 空に還す、祈りの歌 ~
この小説は、ピノキオPの神曲「eight hundred」へのリスペクト小説です。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
【小説化してみた】 eight hundred ~ 空に還す、祈りの歌 ~
-
あなたと私だけの歌【終末ボカロ企画・pixvより】
目を覚ましたとき、真っ先に目に入ったのは真っ赤な空だった。
まるで世界が終わってしまうような不安を与える赤く染まった色に目を覚ましたばかりの私は手を伸ばし、そして手を伸ばしきる前、透明樹脂の冷たい感触が指に触れた。意識がはっきりと覚醒していく。自分を囲むのは狭い空間。まるで棺桶のような冷凍睡眠装置。ああ。とまだほんのすこし現在と過去とが入り混じった意識のまま、私は手元にあるスイッチをいくつか押した。ロック解除。かちかち、と自分を収納していた棺桶のようなこの装置のロックが外れる音を耳に届く。本来ならば自動で蓋も開くはずなのだが、長い年月を経たせいで蝶番が壊れてしまったのかもしれない、蓋はほんの少しだけ開いただけで止まった。
ほんの少しの隙間から入り込んできた、記憶していた空気よりも酸素濃度の濃い、大気。
重い蓋をゆっくりと持ち上げて外す。湿度も高いのだろう、ねっとりとした質量を有する空気が肌にまとわりつく。私は蓋を無理やりこじ開けて棺桶のような冷凍睡眠装置から起き上がり、外へと出た。
風が、私の二つに結い上げた長い緑の髪を揺らして、通り抜けた。
あなたと私だけの歌【終末ボカロ企画・pixvより】
10周年、本命はこっちです。→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8589791
本当にロクなこと呟いてませんが、ついったもやってます。
→ http://twitter.com/jikyu310
よろしければ是非に。m(_ _)m