逢瀬

投稿日:2019/01/12 00:54:09 | 文字数:353文字 | 閲覧数:17 | カテゴリ:歌詞

ライセンス:

艶やかな古典的恋愛。

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TEXT
 

1A
巡る望月 轍(わだち)を照らす
密やかに訪ねた数だけ
深くなる溝 車が揺れる

1A
手繰る襲(かさね)と焚かれた香が
狩衣(かりぎぬ)と重ねた数だけ
交ざり合う色 御簾(みす)から覗く

1B
宵の帳(とばり)を請うる溜息
遣(や)らずの雨を願う明け方

1S
交わした文(ふみ)は束になり
触れた肌の温もりさえも
糧として燃え上がる


2A
乱れた御髪(おぐし)と 囁く声音が
絡まって深まる秘め事
駆け引きもせず 溺れて落ちる

2B
闇の灯りに溶ける陶酔
咬まれた首をなぞる唇

2S
甘えた腕に口付けて
頬を撫でる指先までも
火傷する程に熱く


C
薄く消え行く月の残光
無慈悲な朝と疎う東雲(しののめ)


3S
冷たい明けの衣擦れに
今宵もお待ちしておりますと
涙を隠して縋る 逢瀬

普段「小説家になろう」に上げた作品の中から、「詩」ではなく「詞」として書いたものをあげていこうと思います。
もし気に入ったものがあれば、曲を作って頂けると嬉しいです。

小説家になろう
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