適対

投稿日:2020/09/24 23:35:22 | 文字数:393文字 | 閲覧数:6 | カテゴリ:小説

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 いつか、じゃない2年後。
 此処に歌詞カードが乗って、みんなが見てくれるといいですねって。

 嫉妬に駆られて、書いてしまいました。

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TEXT
 

「自殺も一生懸命に生きることも。誰かの二番煎じ、全く話題性がない」

 そう口にする君は、何処までも済んだ蒼をしていた。その先に、帰りの電車が眩しいライト向けるものだから、僕は彼女をバッと見た。
 二人が向かい合う。
「心配しないでよ、それじゃあ直ぐに皆忘れるわ」
 甘い息が寸で。僕の眼鏡は曇ってしまって、続きを口にする彼女の顔は見えない。
「叩き壊す。完膚無きまでに、そう」
 きっと彼女は笑っていった。
「そう、私は災害よ」
 と。
 ただ、電車の金属音のキンキンと嫌に耳に残って、幕を張る様に彼女の声を奪ってしまうから。実際、それは僕の陳腐な破壊衝動の片鱗にすぎず、彼女はもっと。
「明日のテストが楽しみね」
 ぐらいの小粋なトークをしていたかもしれない。
 幻滅である。

 現に、電車など来ていない。し。

まして僕は、PCと向かい合ってキーボードを打ち込んでいるのだから。

嫉妬します。

貴方の作品の素晴らしさに、嫉妬させていただきます。

嫉妬します。

のうのうと生きていく誰かに、嫉妬します。

口先だけの自分に、憤怒が滲みます。

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