落下ウサギと寡黙な傍観者の手記 歌詞
投稿日:2015/05/11 22:24:57 | 文字数:455文字 | 閲覧数:2,955 | カテゴリ:歌詞
自死
落下ウサギと寡黙な傍観者の手記
曖昧な彼女はスーサイド、等加速度で落下して
「汚れてしまわないように先に行くわ」と言ったんだ
バイバイ
曖昧な彼女はスーサイド、悲しそうに笑っていた
何も知らない大人達の愚かさを赦すように
揃えた靴の底から覗き込んだ世界
映っているのは空っぽになった容れ物だけ
彼女は夢を見て、汚れた世界を笑った
かすれた足元には誰も気付かない
明日が見えなくなって、昨日が引き裂かれても
赦しを与えるんだ、行き過ぎた優しさで
曖昧な彼女はスーサイド 全てを忘れようとして
何も知らない街の隅で赤い花を咲かせるの
汚れた眼で見たのは逆さまの世界
空を落っことしてコンクリートの枕で眠る
彼女は夢を見て、汚れた世界を笑った
記号に成り果てても声は聴こえない
教室の窓際、青すぎた空に溶解けたら
記憶は薄れていく、思い出せないんだ
彼女は夢を見て、汚れた世界を笑った
かすれた足元には誰も気付かない
明日が見えなくなって、昨日が引き裂かれても
赦しを与えるんだ、行き過ぎた優しさで
-
セグメントエラー 歌詞
目の前が白くなった
頭の中消えていった
窓の外明るくなって
ベッドの上起き上がれずに
目の前が黒くなった
セグメントエラー 歌詞
-
散るカラスと静謐な白巨塔の崩落 歌詞
散るカラスと静謐な白巨塔の崩落
宵を気取る学生街の着飾った男女の葬列は、底に滴った不安で少しずつ腐っていった
路地裏、クレーエの亡霊はくぐもった声で呟いた
蒸散していく倫理、記号化した思慮深さを
昨日棄てた快楽はすっかり消えたのに
散るカラスと静謐な白巨塔の崩落 歌詞
-
身体の分解と再構築、または神話の円環性について
崩壊を待つ僕は明日のないありふれた終わりを待つのみで
均された視界は交わらない 述べるだけ 思索の回路を
虹彩が伸びきった彼の眼に映るのは 光が吐き出す絵
包まれた世界 もう戻らない
そこにあった僕の心象はどうにも曖昧で
身体の分解と再構築、または神話の円環性について
-
いつか君が夜の海に還るまで
いつか君が夜の海に還るまで
いつか僕も夜の海に還るから、その時まで さよならをしよう
「嫌いなあなたの とても綺麗な声を 忘れてしまえたら いつかは救われるかな
嫌いなあなたと 笑い合いたいと思えば それはきっと呪いのように わたしを縛るのだろう」
震える手で手紙を書いた その喉はもう二度と震えないのに
いつか君が夜の海に還るまで
-
芥の部屋は錆色に沈む
芥の部屋は錆色に沈む
どうしてこんなに、僕の生活は
朝にだって昼にだって夜にだって理不尽に苛まれ
どうにもできない、散らかった部屋の隅で泥水を口に含んでも
「誰が僕を救ってくれるの?」
芥の部屋は錆色に沈む
-
軽忽な救済を待つ醜さには一片の夾竹桃を
軽忽な救済を待つ醜さには一片の夾竹桃を
六月の訪れ
君は小さな身体を舞台に踊らせ、言葉が喉からこぼれた
その光景は彼の心臓を握りつぶして
白昼に見る夢のようだった
軽忽な救済を待つ醜さには一片の夾竹桃を
-
マリーゴールドの祈祷
花占いをしていた
指先が少ししびれて
不揃いなまじないで
無口に僕を笑った
見つめたのは3秒
マリーゴールドの祈祷
-
初夏、殺意は街を浸す病のように
青すぎる天井から逃れて
狂ったように冷えた箱の中
煙を喫む蘭服に睨まれて
自分が酷く愚かしく思えた
コンクリートの上で気化する想像がやけに生々しい
初夏、殺意は街を浸す病のように
-
22世紀の僕らは(Lyrics)
22世紀の僕らは / はるまきごはん
廃材と晴天
人間と雲
昨日倒れた高層ビルには誰も居なくて
瓦礫と火を片す人の影が見えない
22世紀の僕らは(Lyrics)
-
バスケットワーム 歌詞
最低、部屋に閉じこもっても
外のガヤで頭がぐっちゃぐっちゃ
決して見ない見たくはないけど覗きたい
カーテンにそっと手を伸ばしていた
週末の国道沿い生えている淫らに建つ国に
バスケットワーム 歌詞
(プロフィールはありません)