「サヨナラの閃光」

　鳴り響く稲妻が
　今　胸を引き裂くから
　叫んでも届かない
　この声が彷徨ってる

絆をつないだ
偶然の巡り逢い
僕らはあのころ
‘運命’を信じた

険しくて果てしない道も
心と心
肩を組み　歩き続けてる
ただ二人がいた

流れる季節に
帰らぬ明日（あす）夢見て
駆け抜けた日々に
迫る永久の別れ

一枚の写真に映った
君の微笑みを（微笑みを）
必然のサヨナラが染めた
愛に試されて

　鳴り響く稲妻が
　今　胸を引き裂くから（忘れられなくて）
　叫んでも届かない
　この声が彷徨ってる

　鳴り響く稲妻と
　面影が残る部屋で（過ぎていく時間）
　鍵をしても溢れる
　涙さえ雨に変わる

君以外　変わりはいらない
この手を掴んで（もう一度）
君以外　感じられないよ
愛は強くなる

　鳴り響く稲妻が
　絶望にきらめくから（思い出すたびに）
　哀しみとひきかえに
　愛おしい痛みくれる

　鳴り響く稲妻と
　面影が残る部屋で（過ぎていく時間）
　鍵をしても溢れる
　涙さえ雨に変わる

　鳴り響く稲妻が
　今　胸を引き裂くから（瞳を閉じても）
　君はずっと泣いてる
　遥かなる夢の中で

。