緑閃 伍

投稿日:2009/09/03 15:46:01 | 文字数:1,171文字 | 閲覧数:99 | カテゴリ:小説

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めぐぽがこわい・・・くちわるい・・・(兄に対してのみ。)

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TEXT
 

三十分もすると、メイコが寝ぼけ眼で部屋から出てきた。・・・メイコを起こそうとしたカイトの無惨な姿を引きずって・・・
「とっ殿ぉぉぉ!」
そう叫んでがくぽが立ち向かうが、メイコに蹴散らされる。
「誰だ?こいつ・・・」
メイコはがくぽの胸ぐらをつかんで言う。
「私の兄のがくぽです。」
と、めぐぽがいうと、ああ、そうだったと半分放心状態のがくぽを降ろす。

みんなが集まったところで、自己紹介が始まる。
「拙者はがくっぽいど。通称がくぽ。よろしく頼む。」
と頭を下げる。
「私はめぐっぽいど。通称めぐぽ。グミってよんでください。」

そのあと、7人はそれぞれ自己紹介をした。
「それで?なんで大戦にこなかったの?」
自己紹介が終わったあとにメイコが話し出す。
「え?大戦?何のことですか?」
グミが聞き返す。
「えぇ?あなた達大戦のこと知らないの?」
「はい。私たちはまだ起動してから数日・・・プログラム通りに敵をなぎ倒していただけです。」
「え・・・じゃ、じゃあ人間がどうやって滅んだかも分からないわけ?」
「ニンゲン・・・?ああ、製造者のことですね・・・はい。私たちは何も知りません。」
「人参ならしってますぞ~♪」
「黙ってろ、バカ兄貴!!」
出しゃばったがくぽをグミが制す。
「あんた達は・・・亜種じゃないんだな?」
レンが訊く。
「はい。ラベルに「オリジナル・VOCALOID」と書かれていたので・・・」
「そうか・・・でも構造がちがうんだろ?」
「まあ・・・そうですが・・・」

みんな黙りこくってしまう。

暫くするとカイトが部屋に案内すると言い出したので解散した。
(がくぽは自分の部屋に案内されるまで、カイトの後ろにぴったりとくっついて行動していた。)

ミクは自分の部屋に行ったが、暇だったのでリンとレンの部屋に行った。

「リンちゃーん、レンくーん、入るよー」
すると中から返事が聞こえたので、ミクは中に入る。
リンとレンは武器の手入れをしていた。
(リンはやっぱりあの大剣を片手で持っている。)
「ねえ、ミク姉・・・一つ訊いていい?」
武器を置きながらリンはいった。
「何?」
「何でミク姉は武器ふたつもってるのに、一つしか使わないの?」
「それは・・・まだ教えられない。・・・その時がくるまで。」
「じゃあ、『その時』になったら教えてくれる?」
「うん・・・来て欲しくはないけど・・・」
「・・・黒い方の剣見せて!!」
「え・・・いいけど・・・見るだけだよ?」
そう言ってミクはリンに黒い鞘の剣を渡す。
リンはまじまじとその剣を眺める。

鞘は、黒い光沢を放ち、鍔の部分は翼のような形状をしていて、その真ん中には眼のような彫刻がしてあった。

「なんか気味悪い剣だね・・・」
そう言ってリンはミクに剣を返した。
 
続く

時間を浪費してなにかをつくります。

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