A
君がここでまだ絵を描いているのは
僕を不憫に思ってくれているからかな
ちょっと自意識過剰かも
何故かまだ声は出ないし
B
結局僕は今こんなだから
もう描く気もないだろう?
それでよかったんだよ
僕はどうしても君の足を引く
サビ
なのに
繋がれた手の中にあったのは
小さな鉛筆とメモ用紙
無口な君が言った 「ついておいで」
ふっと
閻魔様の声が聞こえたよ
君がくれた声で教えよう
「僕も君たちみたいな人間だったっけな」
A
新品の筆はどうやら上質らしく
楽しそうに君は僕を描く
ちょっと自意識過剰かも
僕の後ろの景色は綺麗だし
B
結局僕との会話は
面倒な行為でしかないはずだ
君の腹を立たせるくらいなら
大事なものも空に捨てよう
サビ
どうして
僕だけ一人別の場所で
誰も近くにいなかったの
こんな時に思い出して 泣いてみたくなった
どうして
神様の声は聞こえない
自分の声さえ聞こえない
閻魔様 あなたが人間だったなら
どうしてまた僕から奪うの
C
探さなくていいんだよ
心配しなくても僕はこれから
電気を見つけに行くから
サビ
なのに
離れた手の中にあったのは
ぼろぼろの鉛筆とメモ用紙 ねえどこにいるの
ふっと
閻魔様の声が届いたよ
何故か一度だけ聞こえたんだ
「残ったものをのばしてごらん」
「何年かけたと思ってる?」
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今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
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↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
8月15日の午後12時半くらいのこと
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