神曲_Lyrics
投稿日:2018/05/19 15:47:29 | 文字数:606文字 | 閲覧数:3,702 | カテゴリ:歌詞
下らない日々を追い越して
柔らかい午後とキミの笑顔で
唐突にかかる赫の魔法に
ボクの理性が崩れてく
憂鬱な日々を抜け出して
眠らない星とキミの呪文で
夜空に放つ蒼の魔法は
ボクの悪意を誘う
「知らない世界を見せてよ」
「二度と此処に戻れないよ?」
「キミがいるならそれでも」
「それじゃ息を止めて…」
最低なボクは堕天をなぞる
敬虔に咲く薔薇を摘んで
触れた棘から歪な愛が流れてく
放縦に塗れ佇んでいた
引き返せないドアに触れる
そんな罪を抱えたままでいたいだけ
何も無い日々を駆け抜けて
寄る辺ない二人 声を重ねて
遊星を包む皓の魔法は
吝嗇なボクを照らす
「ねぇアンダルシア 南の島の最果てに何があるの?」
「バイレを跳ねたらイビサの海で悪戯に泡を飲むの」
「堕ちゆく世界を見せてよ」
「二度と元に戻れないよ?」
「キミがいるからそれでも」
二人瞳閉じる…
最愛のキミが堕天をなぞる
生まれたままの肌に触れて
咲いた傷から空虚な愛が溢れてく
泥濘の先に閉ざされていた
一度潜ったドアを開ける
そんな罪を重ねたままでいたいだけ
「もう日が暮れるね」
「…大丈夫」
握る手を強めた
出口の無い森の中
二人の火が消える
最悪な二人 堕天をなぞる
絡まる闇に足を取られ
繋ぐ指から穢れた愛が侵してく
冥界の淵で凍てついていた
二度と開かないドアを潜る
こんな罪を抱えたままで魔法が解ける
嗚呼
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透明カレンダー_Lyrics
冬の日 きらめく浮ついたこの街と
別々の場所で沈んでる2人と
星空 乾いた空気の音は
透明な夜 吸い込んで消えた
silent night fallen snow
透明カレンダー_Lyrics
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ナイトダイバー_Lyrics
巡る夏の夜 星が流れ込んで
一人游ぐ海の底 照らし出すよ
色付いた世界に浮かんだちっぽけな僕は
果てない深海の夢を見ている
「眠れない」を三周した今の水深は凡そロクセンメーター
ナイトダイバー_Lyrics
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EDIBLE_Lyrics
食べ切れない この料理も思い出も
少し頼み過ぎてしまったかな
そういえば話したかったことは
残さず食べたなら話そうか
飲み切れない このスープも思い出も
EDIBLE_Lyrics
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東西東西狂乱興行
サァサァ皆見て御覧(ろう)じろ!
御目通り控えましたるは
救えぬ者らの滑稽譚
悲劇は此れ喜劇で御座い
のらくら歌って夢語り
東西東西狂乱興行
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Lust Blue_Lyrics
注ぎ足された青色の後悔を
飲み干せない午前二時
寄りかかった優しい他人の胸
少しだけのはずなのに
拒んできた綺麗な手を
Lust Blue_Lyrics
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CITY NIGHT WALK_Lyrics
最低な今日に溜息を吐いて
wearyな感情をやり過ごす
散会の合図が遠退いた夕に
lazyな空想が逃げてく
変わる窓の風景 流れて
CITY NIGHT WALK_Lyrics
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Marble_Lyrics
街は色づく 水色空と桃色花に染まるの
街は騒めく さよなら達と新しい色の予感に
カーテン閉ざして窓の外遠ざける
茶色い棲家で温く流れる午後に
雪の匂い忘れてさらり醒める黄色い夢
Marble_Lyrics
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アオイヒマワリ
何もないこの場所に立って
ほら君に向かって歌っている
僕の声が届いていますか?
降り出した雨の中
いつかの勇敢な少年はまだ
アオイヒマワリ
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ふたり花火
ふたり花火
にぎわう人達 夏の終わり
君と行った お祭り
浴衣姿の私を見て
君は少し照れていたね
ふたり花火
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きっとこの命に意味は無かった
耳を塞いでも 目を瞑っても 心臓は脈を打ち続けている
「僕は誰だ?」 誰も答えない
君が例えば、ここで惨めに腑を溢して命を乞うても
「意味のないこと」 疾うに気が付いていた
夜の色 静寂の黒 希死念慮が這いずっている音
きっとこの命に意味は無かった
よろしくお願いします!