【夢喰い白黒バク】ユメの代償はモノクロの世界【自己解釈】

投稿日:2011/07/12 16:54:46 | 文字数:1,636文字 | 閲覧数:8,204 | カテゴリ:小説

ライセンス:

衝動書きなう。
低音レンがかっこよすぎてレンレンにされちゃいました。
レン君かっこいいよレン君(←
てゆうか何だこの解釈・・・
所々なんか卑猥なんですけど・・・
原曲様本当に申し訳ございません。

ぼからん1位おめでとうございます。そしてすみません本家様↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14926860


追記
「初恋の円舞曲」がほったらかしじゃねぇか!という皆様、多分最終回ってことで気合入っててまだ執筆途中ですのでもう少しだけお待ち下さい。
あ、もちろんアウトですy(((←

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TEXT
 

少し昔の、悲しいお話。

一人の少女が居ました。
少女はその日、怖い夢を見たために眠れませんでした。
するとそこに夢喰いのバクが現れました。
少女はバクに溺れ、そして最後には―――







「・・・」

少女は仰向けに寝転がったまま、天井を睨んでいた。
怖い夢を見た後。
またあの夢を見るんじゃないかという恐怖に駆り立てられ、寝れない。

(バクが夢を食べてくれたらいいのに)

少女の無邪気な想像は、偶然具現化した。

「これはお嬢さん…夜中、眠れずにいるのかい?」

「あなたは、だぁれ?」

「僕は夢喰い白黒バク。僕が魔法をかけてあげようか?」

少年の姿をしたバクはステッキをくるくる回して答えを待っていた。
魔法ってなんだろう、どんなことをするんだろう。
少女の無邪気な好奇心は悲劇を生み出す。

「お願い!魔法をかけて!」


「それなら指切りで約束しよう?」


「僕が丸ごと、食べてあげよう」

少女はこの上のない快楽を〝見た〟
その快楽に酔いしれる。

「嫌なこと全部、忘れてさ・・・」

それは底なし沼のような〝ユメ〟
少女にとって初めての、忘れられない、ユメ。

「もう心配ないから、ゆっくりお休み」

バクはそれから消えた。
少女は恍惚としたまま眠った。








少女は次の日も眠れなかった。
昨日の〝ユメ〟が忘れられずにいたから。

(もう一回、ユメを見たい!)

少女の願いはあっけなく叶う。
バクがまた、どこからともなく現れた。

「また頼みごとがあるって?」

バクは微笑んでいた。
少女は目を輝かせて、

「もう一度、ユメを見せて!」

バクは嬉しそうに笑った。

「お代は前と一緒でいいかい?」

またステッキをくるくる回して答えを待つ。
少女にはよく意味が分からなかった。
前のお代は「夢」だと気がついていない。
しかし、言った。

「お願い!」

「断らないさ。これこそが僕の幸せだから…ね」


「それならキスで約束しよう?」


少女はもっと深くて甘い、ユメを〝見る〟
前より気持ちよくて、ずっとこのままでいたい位に酔う。

「全部与えてあげよう」

甘くて美しいストーリー。
バクが見せる綺麗な幻。

「心ゆくまで召し上がれ」

美そのものに心を傾け陶酔し、淫らなユメを〝見て〟
バクのはめた罠に、深く深くはまっていく。
行き着く先は―――


「もっと、もっと!」

狂ったように少女は叫ぶ。
欲望はもう、止められない。

「もう二度と抜け出せないよ?」

バクはほくそ笑む。
まるで、獲物を捕まえた狼のように―――

「いいの!」

少女は代償の大きい底なしのパラダイスへ、

「いいんだね?」

身を委ねる。








月が満ちた。

「それじゃあ、僕の役目はお終い。お代は分かってるよね?」

少女は首をかしげた。
お代は、なんだったかしら・・・・

バクは少女の反応を見ずして、食らいつく。


少女の瞳の奥にある、鮮やかで美しい〝夢〟
バクの大好物。
そして、少女のユメの代償。


「全部、全部貰っていこうか」


バクが食い尽くしたときにはもう、少女の瞳は暗くよどみ、どこを見ているのか分からない虚ろな目になってしまった。

「惨めな顔だね。でもこれは夢じゃなくて現実だよ?だって君はもう夢は見られないんだから」

少女は目を押さえた。
周りのもの全てが色褪せて、白と黒ばかりになってしまった!


「〝ユメ〟に溺れたら〝夢〟は叶わないんだ」

「お願い、元に戻して!」

「僕は夢喰い〝白黒〟バク、お嬢さん、君が選んだことだろう?」

少女は声にならない悲鳴を上げた。
バクが本当の姿を現した!

「さあ、モノクロの世界へようこそ!」








少女はバクに溺れ、最後には夢を喰われてモノクロの世界に迷い込みました。
その世界は・・・・








底なしの地獄でした。

青春に乗っかるのに必死のJK1。
復活しました!
鏡音廃です。
主に解釈小説を書いています。

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