最近の投稿作品 (25)
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ツァラトゥストラはかく語りき
肌色のザラつきと口元に纏わり付く鉄味の赤色。
軋む音が鳴り響くグロテスクで下品な熱を孕んだ部屋。
覆いかぶさる影が動いて色は更に熱を帯びていく。
軋む音が早くなる。
「今日」が次第に意味も無く死んでいく。
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怪物の名前 歌詞
喉を通って吐き出したこの声が、誰かを殺す声に重なって
現状(いま)を隔離した君の手が、やけに冷たくて
「主の救済」はもう品切れで、形骸化した声だけが残る
君が好きだった銘柄は、今じゃただの「傷痕」になって
君が泣いた、昨日の事を思い出して、死ぬんだ
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死期彩 歌詞
依然、世界は醜悪で、噎せ返る血と札束の舞踏
君は僕の手を引いた、香水が鼻に付く
「嗚呼」
不貞の眼差し、逃避行、望んだ結末とは違って
『現状』を隔離して、夕方の街へ消えてった
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キスミー・ベイビー・アヴェンジャー 歌詞
「もう嫌だ」って君は言うけど
それは君が選んだ事でしょう?
泣き喚いたって、神に祈ったって
「救いは無いのさ」
両手縛っちゃって、目隠しをして
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共犯論 歌詞
嗚呼、息を止めて君に触れていた
クラクラしていた
夜が鳴いていた
僕は首を絞めて、指を絡め
口を塞いで、跨って
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犯行前夜 歌詞
「君」と「愛」と「何か」を混ぜて
出来上がったのが僕だったり?
五分間で何度イケるか、犯行前夜に
YEAH!!
君が言ったんだ
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「作り物の死に感情を動かすぼくらは、」歌詞
「もういらないね」
君との距離
落ちて行くは
散々だった夢で
「忘れたくないんだ」って