さやさん

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あなたの理由

ああ、いつから見逃してしまっていたのだろう サインはきっとあったはずなのに 君のいなくなった冷たい部屋でひとり天井に手を伸ばす 何もつかめず空気を切っただけの僕の右手は 君のぬくもりを失くしてしまったよ 大丈夫と笑っていた君はどこに行ったんだい?  僕はまだ君との時間に取り残されているよ   全然大丈夫じゃないじゃないかって君に怒れたらどれだけいいだろうか なぜいつも僕を庇い先に進んでしまうんだい? 僕じゃ力になれなかったかな、君にとって足枷にしかならなかったかな 今となってはハテナばかりが僕の背中にのしかかる 君にもらった沢山の形のないものの多さが 僕の無力さを飾っていく  君はいつも笑っていたね 泣き虫なはずの君の泣き顔を最後に見たのはいつだろう 最後に僕の瞳に君が映ったのはいつだろう 君にはいつから僕の心が見えていたの 昨日には君は居るのに 明日には君は居ない どれだけ後悔しても君をつかめない 君にたとえ悪いところがあったとしても それも含めて君じゃないか  そんな言葉だけじゃ君には足りなかったかな もっと愛の言葉だって紡げたんだ  ただただ君が居るという当たり前が嬉しくて 傍に居れることが幸せだった  情けないだろ?僕はまだ君が帰ってくるんじゃないかって扉を見つめているんだ でも君が帰ってくることはない いくつもの夜を越えていくつもの涙を流した 涙が枯れたとき頭に残ったのは君の笑顔だった  もう一度僕に笑いかけておくれ もう一度姿を見せておくれ それだけで頑張れるから  もう二度と君に悲しい嘘なんてつかせない 大丈夫だなんて言葉いらないから 一人で泣かないでおくれ 君の辛いことは僕が背負うから どうか全て見透かして哀しそうな目で笑わないでおくれ どうしたって君には敵わないから 君の手助けくらいさせておくれよ  僕が君を引っ張るだなんて出しゃばったまねはしないからさ どうかもう一度僕を君のそばにおいてくれないか  今度こそ君を守ってみせるから そう君のいなくなった部屋で一人呟いた

私の理由 と対になっています
投稿日時 : 2016/11/21 21:54

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