ryonon

まだ少し肌寒い　3月の季節は
張り詰めた空気が凜として　眩い　
着慣れた制服も　なだらかな坂道も
小さな交差点も　もうこれでお別れ
校庭の桜の枝は蕾で
花開く時を今かと待っている
ずっとあなただけを見ていたかった　もっと話していたかった
零れそうな涙堪えて　最後は笑っていたいから
初めて二人　ことば...

今　どんな思いをして　あなたはこの歌を　聴いているの？
張り詰めた毎日に　ため息をついているのかな
上手くいかずに　もがき続けて
疲れて　挫けそうになってしまうけれど
それでも諦めずに　前に進み出すために
私があなたの光になる　もう一度踏み出せるように
今　どんな思いをして　あなたはこの歌　歌ってい...

あなたを初めて見たときから　私の恋は始まったの
私を包み込むその微笑は　夜に差し込む月の光
ずっと愛して　じっと見つめて
もっと愛して　よそ見しないで
息が止まるほどに　あなたが愛しくて　胸が苦しい
そばにいて　手をつないでいて
すべてが刹那の世の中で
髪を撫で　そして頬を撫でて
あなたの愛に触れた...

朝のテレビニュースは　全国の天気を伝える
「晴れでしょう」「雨でしょう」キャスターは淡々と話す
僕が傍目でそれを見ながら考えることは
“今日の3時間目の授業　当てられませんように”
人は空のことより自分が大切で
周りを見る余裕もない
不意に雨が降る　前触れなどもなく
激しい雨が降る　僕の身体うちつけ...

おひさまのした　ねこねこ　あるく
しっぽ　ふりふり　ねこねこ　あるく
みけねこも　しゃむねこも　りずむに　あわせて　あるく
ちゃとらさん　ぺるしゃさん　おみみを　ぴくぴく　あるく
さんぽの　つぎは　おしょくじ　たいむ
めにゅーは　きょうも　にぼしと　ごはん
すこてぃっしゅ　しょーとへあー　ろしあんぶ...

苦い現実も　虚しい夢も　いつもひとりで見てた
仕方がないさ　それが宿命と　自分を誤魔化してたよ
恋も他人のためにあることばと　言い聞かせてたよ
輝く明日も　幸せな未来も　信じられないでいた
エゴと欺瞞に満たされた社会　作り笑い浮かべて
誰が望んだわけじゃない生存競争（ゲーム）に　流されていた
もがい...

長年住み慣れた町を離れて
期待と不安　荷物にして　私は旅立つ
これまでのたくさんの思い出たちの
一つ一つを一歩一歩に踏みしめてゆく
いいことばかりじゃなく　傷ついたりもしたけれど
いつの日にかすべてを　許せるときが来るはず
見送る友に別れを告げて　走る列車は加速する
街を切り裂きながら　ただひたすら...