ふぎの投稿作品一覧
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もう行かなきゃと思ってるのに
二人は 目を伏せても照らされてる
好きになった 冬の気配
冷え切った手に触れてもいいって気がした
スノウドーム逆さにしたら
君の涙 空に舞ってった
他愛ない話たちで恋の鍵 開けて
もう行かなきゃとついに君が言う
待っていたんだ 雪降る時を
午前0時 聖夜 言葉も尽きて...前夜雪予報
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もうこんな時間
冷めてくコーヒーが 苦さを増した気もする
伏せた瞳は甘えてるみたい
馬鹿ね 緩く跳ねる髪をひとなで
友達の距離と 恋人の熱の真ん中 彷徨ってる
頬に触れた 睫毛の薄明
わずか光る部屋で救いだったよ
袖が擦れて波のよう
眠るとき 君の声がさざめく
うまく聞こえないや...夜警街のふたり【♪】
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解けた雲間に鍵をさした
おどけたつもりが恋になった
零れた涙を君で拭いた それくらい許して
駅から家まで歩く道は
暑さも暗さもまるでなかった
台風がせまる街は静か 映画を観てるよう
窮屈な靴を脱ぎ捨てたかった
気紛れを装って困らせたくなった
もう一度 夢に潜ろう
遠い日を忘れあって...群青一過【♪】
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「おはよう」なんて言いたくたって
言えない距離じゃあ
育つもんも育たず 君の瞳に鳳仙花
香る苦いコーヒーも 羽織るシャツの擦れも
君を君に仕立てる魔法だ
どこがいいかなんて言えない
微睡みが明けてゆく
夏はもう終わってしまうけれど
今朝は暑い夢に目を覚ました
丁寧に抱いた玩具は 終の花弁より脆い...君の瞳に鳳仙花
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駅前 人がまばらになる
君は私を見つけて目を伏せる
なんて声をかけよかな
遠く蝉時雨背負う 街には夜の暑さが垂れる
でも世界は少し浮かれてる
揺れる燃える
言葉じりに「好き」を見つけた気がした
コンビニで涼を取ってまた並んで歩いてく
どんな話をしようか考えてきたんだけど
瞼がふたつ 近くて触れそうで...夏短夜のヴィネット
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メルティブルーハレーション おぼれてみたいよ
恋の波がふたりを飲み込む
瞳熱くて チカチカするね
君がすごく近い
熱が冒すプライベートゾーンに
逃す茶化すタイミング
潮騒 跳ねて余韻を残す
流行りの曲 君はサビばかりを歌って
好きのフレーズ 呆れるくらい言うんだ
しゅわしゅわ ラムネが溢れた...メルティブルーハレーション
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夜は焼け跡 君は燃え殻
熱くて痛いよすがら
澄ました出窓 僕はそれから
睫毛に跳ねた熱に恋をした
夜風が散らした不埒な期待が
裾に絡みフラッシュオーバー
月の寂しさも 星のさやけさも霞むくらいに
二人 瞳を逸らせない
燃えた 燃えた
運命に蹴り入れたい...君は燃え殻、だとしても
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赤く腫れたら 気持ちも丸見えだ
君の心臓 やけに静かで嫌だ
RAIN DANCEが部屋を汚して 月を燃やす
初めからこうしてたらよかったよね
本当はちょっと聞こえなかった
余韻から よすがら補完してた
静寂に慣れた頃 君が
RAIN DANCEな夜の帷に 月を燃やす
撤退できない 二人は焼け落ちてく...寂寥RAIN DANCE
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一人乗りの遊具が今日は心地いい
「この夜が続け」と
君と来たあの日も願ってたよ
人見知りも愚図も
捨ててしまえたと思ったのに
思い出が目映くて 世界は揺れてる
君と見た風景を涙で浸してく
そうだ あの時言いかけた言葉って
「好き」じゃなかったの?
会いたい気持ちだけじゃ会えないこと...ひとりごとが踊る【♪】
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「もっと!」の欲張りが ちょっとの命取り
可愛こぶってみたい そんで今日をよくしたい
ホットな話題より ここだけの話
ねえねえ 知りたいでしょ ほら耳を貸して
「レベル1のドロップアイテムが
役に立つクエストが今夜湧くらしい」
POUNDING & PUNCHING EUREKA !!
ナミダ 蹴...POUNDING & PUNCHING EUREKA !!
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好きだよ きっとね
口にはしないよ
あの一度きり それくらいがちょうどいいよね
君を待ってた日影暑くて
終わりだとわかってた 淡く溶ける雲間に涙
汗も拭かずに真白のシャツに
汚れた心が映し出されるよう
信号待ちの静けさに 「友達」の距離 見失いそう
夏が始まる その時 誰かが恋に落ちるから
胸の奥 ...ペールブルーの街で君を【♪】
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まっさかさま月夜 白曇る窓
止まないmusicは恋をやめたから
「だったら」「でも」「なんで」
口をつく阿呆
君を逃した責 幾許 寂しいとかじゃない
だけど
ほら まるでダチュラな街の灯りに
夢は夢でなくなる
ちょっとの酸いが恋の命取り
馴れ初めからひとつずつ剥がし棄てたい...ムーンリットダチュラ【♪】
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君に会うために用意した話題(はなし)
尽きた午後3時
もうサヨナラだよねって気付いてたんだ
窓際 溜息 夢は見るもの誰だって
カフェラテ一口 冷めた甘さがちょっと君に似てる
もっともっと大事にしてよと
小さく言った私は
凪ぎそうな風に転んだ
花散窓 君を隠して 光をにじませて
うまく見えない明日の気...花散窓【♪】
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渋谷跡地
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思い出話に意味なんてなくたっていい
君と夜を明かせるなら
公園通りに照らされた横顔なんて なにひとつ綺麗じゃないんだ
実際夜は一瞬で そこに夢を見てて
睫毛に跳ねた光 いたい
君の恋した顔が忘れらんないな
尚 眩しく揺れる渋谷跡地
いつか消えるもの これやこの
街を瀬に でも君と行く
何にも照らされ...渋谷跡地【♪】
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なにも聞こえない夜だから窓明かり
君の影を揺らすばかり
なんて言ってたの、と問う間すら震えた
もう
遠い波を追いかけて
夢を見た季節は過ぎた 凪に往く
残像をなぞった心からなみだ
君の影を濡らすばかり ばか
嗚呼 君が好きだった
うつらうつら さよなら...三日月シークエンド
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『PPP!』feat.鏡音リン
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『PPP!』feat.鏡音リン
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くだらないいいわけはいらない
あたしとの未来だけを見ていて
熱くて生きられなくなりそうな こころあげるよ
クラクラとユラユラの狭間のさざなみ
ふたり 未来 思い出が 薄れ溶けてしまうまえに
ムダムダと言い棄てた世界のささやき
君もまだ信じてる 違うことば
止まぬほてり
一瞬を永遠にさせる魔法
永遠を...PPP!【♪】
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これきりでもう、ジエンドです!
大事なこと話さないままじゃ 探る瞳がじれったい
退くも退かぬもそう君次第 わかっちゃいるよ
そうさ 君だけを 君だけを
わずか照らすばかりMoon light
明日を思えば胸が痛くて
ひとりになりたい だけどひとりじゃ足りない
誰も責められない寂しさに 人はきっと...ジエンド・クライトゥナイ
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『君をつまんない歌にするわけにはいかない』feat.鏡音リン
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『君をつまんない歌にするわけにはいかない』feat.鏡音リン
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君をつまんない歌にするわけにはいかない
ねえそうでしょ
そのひとみ触れた一瞬を閉じ込める
そんな魔法をかけて
夢も見れない寒い夜
君はコートにくるまりねむる
連敗中のゲーム画面
ほったらかしにしてねむる
触れもできない恋の袖
君のまぶたを燃やしたい...君をつまんない歌にするわけにはいかない
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キミが言いかけた「あ」の続きはなんだ
波間に攫われると知って途切れた言葉
むずかしいことはほっぽって
ふたりのほとりに
隕石が落ちるまで待ってみるよ
ミルクに挿したチョコレイト
溶け合う間もなく
夜が更けていくように僕らは願ってた
なぎさのファースト・ペンギン
揺れる溺れるこの身体...なぎさのファースト・ペンギン
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『なぎさのファースト・ペンギン』feat.鏡音リン
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【A】レンパート
君に見つけたこの I love 気の迷いじゃ済ませらんない
今宵泳いでゆく like a LIONFISH
君の瞳映るaiが 煤けないよに着飾った
緩く抱いたirony
【B】レンパート
餌が撒かれて泡が立った 君に触れたら乱反射した
熱い飛沫が身体を舞った
かくして水槽(まち)は...LIONFISH【♪】
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世界が息を潜め 今やっと君の声が聞こえる
二人の渚に満ちた熱が 恋に溶けてく
打ち寄せて返して光る
打ち寄せて返して光る
ステップを踏み駆けてく ひと夏のメロウ
日毎君を知り 寝れぬ夜をつくった
素直になれないならこじれるだけさ
防波堤に跳ねる二人のためらい
不意の暗礁 擦れる感傷 街の反照
遠く...グロウ・インザメロウ【♪】
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光隠した カーテン揺れて
心射抜いた 君の音
不時着した夢のクレーターから
浮かぶ塵 星に変わる
幾憶にある分れ道から
幾千にある正解(こたえ)から
今繋いだ手に辿り着いた
確かめて離さないで
流れ星に乗って 孤独の波がゆく
おそれは夜の餌にしてしまおうか...銀河套 -glow to ends-
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時代が変わる音が迫れる
叩かぬ橋を足早に往く
大人になれば自由でさえも
一夜で買えると信じてた
砂糖の甘さは日に増して
煮詰めた愛想も済し崩し
さあさ、手を鳴らせ おあいそで
帳を落としお勘定
色は匂へど散りぬるを
あれはおまえの愛でした...あれがおまえの愛でした
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I love youってどんな意味だっけ もしかしてそうだっけ
期待 嫌いあんな感情
気のせいで済まない棘を噛み 同じ熱 あのシーンをリフレイン
「気がしてた」時から
対策本部ではあれやこれや言ってましたが
有効打はゼロで逸れてく 心が猛威を奮う
アリかナシかならば ◯寄りの×な私
幕が開けるまでは...予定不調和エンドロール【♪】