セカイ系少女はみな踊る

聞こえない振りで笑う少女
頭が悪いんだ。

眠った振りして過ごす日々は
被害者面して楽しんでた。

セカイはいつしかキミの脳に埋まったみたいでさ
キミは恨みを晴らすように魔法を使って神様気取った。

脳内、落ちる、キミの影。
映るキミはどこへむかうのか

後悔しても遅いんだ
また一つセカイが溶けて消える

そう、セカイはキミの手の中で泣いていて
その感触に酔いしれて
想像の箱を潰し喘ぐ

狂をなぞるように屋上で手を振って
キミは笑うんだ
もう僕の声も届きやしないな

僕は知っていたんだ
キミが死にたがった理由を

今は夢の中で会えた
キミに恋なんかしたりして

でも、もう、おわりさ、
きみのくちのくだを
ぬいてそれじゃばいばい　
ないてなんかないさ

そうだ、キミが嫌ってしまった
こんな世界にもう用なんてなくて
ただただ泣いて過ごすだけの日々
キミの妄想なんかしたりした

羽を生やして泣いた少女だって
祈っちゃったんでしょ
叶わないはずの願い事を

そう、自業自得だと言えば簡単で
ただ泣いてるキミの目はもうこんなこと望んじゃいない
どうしようもなくセカイは繊細で
キミと祈るんだ
もうこんなこと終わりにしたいな

脳内、落ちる、僕の影。
映る僕はどこへ向かうのか
後悔しても遅いんだ
また一つセカイが溶けて消える

そう、自業自得だと言えば簡単で
でももうどうしようもなく
ただ僕はキミを求め喘ぐ
脳を響く声「私を嫌ってよ！！」

キミは笑う

そう、自業自得だと言えば簡単で
ただ泣いてるキミの目はもうこんなこと望んじゃいない
どうしようもなく未来は暗いんだろう
でももうこんなこと終わりにするんだ

もっとみる