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実践歌詞考察講座 カラフル ※劇場版ネタバレ注意

注意
※本考察には多分に著者の妄想が含まれています。それは誰か他の方の解釈を否定するものではありませんし、公式でもない唯の一ファンの妄言に何が正解であるかというものでもないので、あくまで解法の一つとしてご覧下さい。
※本考察には劇場版まどかマギカ-反逆の物語-の致命的なネタバレが多分に含まれております。まだ劇場に足を運んでいない方はここに限らずうっかりネタバレを踏んで「アタシってホントバカ・・・」なんていう風にソウルジェムを濁らせないようご注意下さい。また、うっかり覗いてしまったせいで呪いが募って魔女化しても当方では一切の責任を負えませんので併せてご了解下さい。
※いわゆる萌えアニメであるまどかマギカですが、食わず嫌いでまだ見てない方はアニメを見てから劇場に足を運ぶと物凄く健やかな気分になれると思いますので是非ご視聴頂いて、内容を語り合えたりするととても嬉しく思います。
こんばんわございます。いつもニコニコ素敵な歌詞に這い寄るキジ目キジ科ヤケイ属。ニワトリリィです。間違いました鶏です。失礼、噛みまみた☆ 前回から歌詞解釈のテキストを書き始めましたが、プロの歌詞っていうのはやっぱり凄いですね。技術なんてあって当たり前で、その上で人を引き付けてやまない何かというものを強烈に持っている。ピアプロで歌詞書いてる方もほとんど趣味の方が多いとは思いますが、趣味なんて全力を注いでこそです。プロの技を読み解いて自分の力にしてどんどん磨きをかけていってみましょう。その先にこそ、素晴らしきお笑い芸人の道は開かれるというものです。

鶏 さん

鶏 さん

2013/11/19 14:49

実践歌詞考察講座 虚空と光明のディスクール 前編

■長ったらしい前置き■
親愛なる黒スト教徒の皆様こんばんわございます。いつもニコニコあなたの歌詞に這い寄るキジ目キジ科ヤケイ属鶏です。先日友人に「お前の文章回りくどくててうざい。死ね」と言われたので、今回はわりかし簡潔に攻めて行きたいような気がします。
ところで皆さんは漢字テストって好きだったでしょうか。僕は大嫌いです。高校の時なんて選択で現代国語選んだら期末に漢字書き取りオンリーという鬼のようなテストを出されて、あやうく赤点取りそうになりました。まぁ、今となっては良い思い出ですね。
で、漢字っていうのは「読み」と「書き」っていう二つの要素がありますね。「この漢字読めるんだけど書けないんだよなぁ」なんて事は皆さんもよくあったんじゃないでしょうか。まぁ、でも「漢字書き取れるけど読めない」って事は先ず無いと思うのですが、どっちみち文字なんて読めないと先ずお話にならないわけですね。そんなこんなで今回は「歌詞を読む力」のパワーアップを図っちゃおうという粋な企画です。僕は歌詞のアナライズなんていう風にかっこつけて横文字つけてますが、歌詞書きの皆さんも好きな曲の歌詞はどんどん読み解いていってみると新しい発見があったり出会いがあったり幸せな結婚生活が待ち受けてたりするかもしれないので、歌詞書きの地力を増強するためにもどんどん色んな曲にチャレンジしていって欲しいと思ったりする今日この頃です。
んじゃ、僕も即興で歌詞解釈の練習がてら適当に選曲してお手本というわけじゃないですが、アナライズの手順を解説していきたいなぁなんていう風に思います。今回の題材はKONAMIが誇る黄金コンビTOMOSUKEとあさきによる「虚空と光明のディスクール」を解読していきたいと思います。いやぁ、良いですね。黒髪ロングで退廃主義者の文学少女。おっさんの性癖にクロスファイヤーです。内角高めに抉りこむように伸びてくるドストライクです。個人的に戦場ヶ原さん以来の衝撃です。まぁ、俺の性癖の話はどうでも良いんですが。

鶏 さん

鶏 さん

2013/09/29 14:21

【作詞講座】たった一人の読者へ宛てて【対話篇】

 数年前に書いた拙作「歌詞を書く上でのポイント」が気が付けば何人もの方にブックマークを頂いた様で、著者としては嬉し恥ずかし朝帰りといった今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。あんな拙い文章に最後までお付き合い頂きあまつでさえブックマークまで下さった皆様は今もまだ詞作に励んでいらっしゃるのだろうかとか少し物思いにふけったりもしています。
 創作に傾けられる時間や情熱というものは決して誰もが無限に持てるものではないと思います。それこそプロや最近ではプロに準じるほどのペイを得られるアマチュアというのも珍しくありませんが、少なくともそういった存在にならない限りは次第に日々の生活に忙殺され創作への意欲も情熱も削がれていくものであるのかもしれません。プロになったからといってその生活がいつまで保障されるかなんてわかったものではありませんしね。二十台も後半に差し掛かるとふとそんな事を考える時があります。
 特にピアプロで歌詞書きをしているとそんな事を考えてしまう事は多いです。特に僕のように曲先歌詞応募を活動の中心としている人間にとってそれは顕著で、近年のボカロブームで活発な動きを見せているピアプロの中で歌詞募集をかけている曲というものは多くありますが、その中で「歌詞を書いてみたい!」という衝動に駆られる曲は(楽師の技量に関係なく)ほんの一握りで、その中でタイミング良く出会う事ができて期限内に歌詞が完成する作品はさらに絞られますし、渾身の一作が出来た!と思ったところで楽師さんの目に止まらない事もあります。なまじ楽師さんに気に入って貰えたとしても他に有力な作品がある時は必ず採用されるものでもありません。そういった状況の中で自分は後何度心を奮わせてくれる楽曲に出会う事が出来てその中の果たしていくつが作品として形に残るのだろうという事を考えると少し寂しい気分になる時があります。皆それぞれ自分の活動があり生活がありますから、コラボをしたからといって楽師さんとの交流がそれきり途絶えてしまうなんていう事も往々にしてあるものです。
 他の歌詞書きの方にとってもそうであるとは思いますが、少なくとも自分にとって歌詞を書くために費やすエネルギーというものは膨大なものです。形にしてしまえばたかが数百文字の文字の羅列であっても、そこに懸ける熱量というものは一万文字の小説の世界を創造していく事となんら変わりありません。だからこそ例え簡単な一括レスポンスであれ、その労力を労ってくださる楽師の方の元には例えその時は採用されなくてもまた挑戦してみたいと思うものですし、逆にそういった心遣いの無い楽師さんの元にはどれだけ完成度の高い曲を作る方であっても二の足を踏んでしまうというのが人情であったりします。楽師さんにとってはそんな不遜な態度を取るつもりではないのだろうと理解はしていても。やはりコラボを謳う以上は互いの作品に対して敬意を払える関係でいたいものです。これはもちろん自戒の念も込めて。
 さて、前置きが必要以上に長くなりましたが今回は作詞講座対話篇という事で少し精神的な話に偏ってみようと思います。基礎的な事は以前の「歌詞を書く上でのポイント」や作詞講座で検索をかければ実に多くのテキストがあるので参考にしてみるのも一興であるかもしれません。

鶏 さん

鶏 さん

2013/01/13 00:59

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