覚悟と明日

時は止めたいと
思うほど
流れは早く
過ぎ去る
戸惑う心が

孤立(仮)

独りさ迷う
もう慣れている
小さく呟いた
離れた温度を掴めず
空を刻む

道化師の接吻(くちづけ)

今日も笑顔で
「こんばんわ」
誰にも見せる
その笑顔の下は
どうなっているかは

願望(仮)

何を残そう
世界の為に？
自分の為に？
期待はしない
どうせ何も

遺書(仮)

もういいのよ
何もかも
虚像さえも
見ない振りで
この世から

吐息(仮)

特別って何だっけ？
同じモノで区別され
優越感に浸る事？
劣等感に心痛める事？
無い物ねだりするのに

幻想～イマジン～

写真の中で
微笑む姿
それだけで
満足だったのに
いつからだろう

shine arity

羽ばたけshine arity
何処までも飛んでいけるよ
僕等にはまだ光が
見えているから
通い慣れた道に

ROSE(仮)

椅子に座る少女は空を
見上げるばかり
瞳に映る透き通った空は
何処までも眩しくて
吸い込まれそうで

X,Y,Z(仮)

何でもいい
ただの記号は
規則も無く並べられて
誰でもいい
その記号を

粉雪(仮)

夜空に咲いた白い華は
風に吹かれ
さ迷うように舞い散る
純粋無垢な想いを
結晶に込めて

天の川

静かな夜の風に
流れる星と
冷たい心に光る
人口のネオンの
間で体を揺らす

ホシイモノ

散らかった子供部屋のような
世界
あるだけで機能していない
規律
今日も何処かで誰かが