『asterism-τ-』

《１A》
ねぇ
もしもここが宇宙なら　ふわり浮かぶ手を取って
生まれたばかりの　白い星を探そうよ
ほら

『ネオテニー』

《１A》
あっちにもこっちにも　並んだ机とイスの群れ　
観測を始めますわ　社会的なこのホームルーム
本日も語られる　方程式やら歴史やら
カラフルに綴られた　やけに凝ったこの星のガイドブック

『プリティチューニング』

《１A》
一番星を見つけたんだ　昔見たのと同じ光
憧れていたお姫様も　夜中の魔女も絵本の中
《１B》
消えずに残った　真っ直ぐな夢だけが

『愛より出でし』

《１A》
ササ皆さま　ちょいとお立会い
花の都　その斜の外れ
閑古通り　奥の鳥居
響く音は　リンカラトンシャンテン

『愛より出でし』

《１A》
ササ皆さま　ちょいとお立会い
花の都　その斜の外れ
閑古通り　奥の鳥居
響く音は　リンカラトンシャンテン

『ジャノメワタリ』

《１A》
ジャノメワタリの物語　それは然る雨の日の幕間
ポツリと降れば奴が来る　花咲けば奴が来る
《１B》
今日の主は　どこぞの誰か

『ポワレ』

《１A》
あまあまの余り物　寂し顔してどうしたの
美味しくないとか言わないの　私が愛してあげちゃうよ
からからの空回り　上手くいかない事もある
お腹が空くからいけないの　私の分まであげちゃうよ

『A walker』

《１Ａ》
地図も持たず　あてどもなく
歩いて行く　星は遠く
理屈もなく　いくどもなく
振り向いては　トボトボ進み続けた

『A walker』

《１Ａ》
地図も持たず　あてどもなく
歩いて行く　星は遠く
理屈もなく　いくどもなく
振り向いては　トボトボ進み続けた

『bug』

短い手足　神様に比べたら
掴める物も　微々たるもので
見せかけの角　格好よく見えるかな
一突きすれば　砕け散るだろう
薄い殻に守られて　枯れ葉の群れに身を寄せて

『ユキマトイ』

《１A》
白い息は問う　次の迎えは誰だ
一人また一人　夕日に紛れて消えた
《１B》
香る蝋梅の花　どうか見下ろしていて

『ユキマトイ』

《１A》
白い息は問う　次の迎えは誰だ
一人また一人　夕日に紛れて消えた
《１B》
香る蝋梅の花　どうか見下ろしていて

『andante』

《１A》
当ての無い道草を　照らし出す夕日色
また明日のさよならを　見守るような西の空
マツムシの坂の上　沈みゆく橙は
大きな勇気を少年の　瞳に宿すのだろう

『夏はキミイロ恋模様』

《１A》
一目見て気付いた　二度見て決めた　恋の始まりを
驚きは認める　でも臆する事はないと　鼓動から感じた
《１B》
負ける事があるなら　先を越されちゃうくらい？

『日が沈む果ての星から』

《１A》
ヒトムツナナク　これが見えますか
イツヨニミツヤ　これが切れますか
マルマルレイワ　声が漏れ出した
果てまで届く　名無しの挨拶

『セダム』

《１A》
緑に色づいた　葉桜は僕らの町に溶け込んだ　季節が過ぎてく
新しい服を着た　思い出はタンスの端に詰め込んだ　期待が溢れてく
《１B》
並び歩く音　笑うタイミング　やっと合ってきた

『wind bell』

《１Ａ》
赤いウロコ　ガラスを背に
穏やかな　そよ風に　揺れる
あぁ　白い波　遥か遠く
音も無く　いつまでも　浮かぶ

『セダム』

《１A》
緑に色づいた　葉桜は僕らの町に溶け込んだ　季節が過ぎてく
新しい服を着た　思い出はタンスの端に詰め込んだ　期待が溢れてく
《１B》
並び歩く音　笑うタイミング　やっと合ってきた

『Yes man, Yes and！』

《１A》
穏やかな交差点　馴染みない子供たち
早起きなこの町に　やっと慣れ始めたよ
固いドア開くコツ　昨日見たままのイス
毎日のスピードを　やっと掴めてきたよ

『pre<ious model』

《１Ａ》
迷えば浮かぶ滲んだ言葉　手繰り寄せては選び直して
虚空に響くぼやけた音は　取り分けながら並べ替えてく
《１Ｂ》
胸の高鳴りは　今でも私を輝かす

『Jet Stream』

不確かな　メカニズム
胸の中　燃える物
ずっと忘れずに　重ねた日々
足は遠く　空は青く
まだ負けを悟るには早いか

『マツリアラシ』

《１A》
崇めたって　特に何をしてくれるわけでもないって
教えてもさ　まるで聞いちゃいない
雨が降って　頭冷やしてやらなきゃテコでも祭は止まんない
それが人間の　性って事なんだろう

『TEEＮ』

《１Ａ》
朝日の青、黄色？　瞼に映る
パズルの5色のグミが　落ちては消える
《１Ｂ》
誰か止めて　徹夜のデバフの通学路　ぐるぐる

『 P 』

《Ａ》
目の前には高く　高く澄んだ世界
空には無限の奥行きを感じる一方で
相対した僕が　僕が生まれたのは
地平に張り付く方眼紙みたいな場所で

『flash』

《１A》
心を　飾ってる感情たち　降り積もって　層になり　やがて　琥珀になるみたいに
静かに　隠れてく記憶たち　言葉は届かない
《１B》
どんな声で笑っていて

『みなみ星より』

《１A》
日は昇り　朝を知らせる　大あくび
この星を　守るのが　私だけの仕事
《１B》
青い空　青い海　遥か遠く続いてく、繋がる

『after the』

《１A》
歓声は純情　冷静は一瞬　当ても無く
ライブは順調　会場は青春　駆け抜ける
《１B》
明日には残らない

『ChildLike』

おはようパパ
おはようパパ
今日は何が起こるのかな
怒らないで
怒らないで

『flash』

《１A》
心を　飾ってる感情たち　降り積もって　層になり　やがて　琥珀になるみたいに
静かに　隠れてく記憶たち　言葉は届かない
《１B》
どんな声で笑っていて

『Days』

《１Ａ》
初めて見た時は　まるで　迷子の子供の様に
一人に見えたから　思わず手を取ってすくい出した
《１Ｂ》
君との日々に終わりがある事　潮風は知っていたから

『Flower』

《０S》
太陽を照らす　それくらい飛び切りの　笑顔咲かせたい
《１A》
意味も無いのに　底抜けの空　ご機嫌さ
君の仲間が　花開くように　笑い合うから

『KM リバーサイド・ストーリー』

《１A》
知ってるかい　この河原には　屋根の無い　ステージがある
ヒモ解けば　遠い昔に　芝居をやってたって事らしい
《１B》
聞いてっか　まぁいっか　そうだろうと　どうだろうと　快晴だ　今日も歌おう

『ようこそ、ゆかり街へ』

《１A》
風の舞う　大通りは　まだ寒い　けれど
日が昇る　この時間は　足取りも　軽い
《１B》
今日も　昨日も　何度も目にしてた

『salt』

《０A》
いつも君の　背中　見ていると、もう
心、姿形を変えていく
《１A》
時速８０と少し　今の距離は

『黄昏メモリーズ』

《１A》
不慣れなこの町に　遠慮するのは昨日で終わり
今は君がいて　私を見つけ出してくれる
《１B》
手を引く背中を追い　歩けば伸びる影