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はじめまして。小説を書いている者です。
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【自己解釈】アディショナルメモリー 後編
浮かんで、出逢ったのは今までの思い出。 それはさながらエンドロールのようだった。 いや、正確には走馬灯でも言えば良いのかな? 分からないけれど。いずれにせよ、その幕の切れてしまった白昼夢は、わたしの悲しさをただただ暈かしていった。いいや、悲しさだけじゃあない。それ以外の感情だって。そうだ。 思い出してしまう、夕焼けの空。 滲み出すパンザマストのメロディ。
閲覧数:327
2018/09/16 00:30
【自己解釈】アディショナルメモリー 前編
――――友達なんかに、なりたくなかった。 ≪アディショナルメモリー 前編【自己解釈】≫ あいつから残されたメッセージは、たった一言だけだった。 「――ごめんね、か」 俺は、呟く。
閲覧数:316
2018/09/16 00:19
【二次創作】サマータイムレコード【後編】
それではこれから話者を、俺、キドに移すことにしよう。 それでは、何をすることにしたか、って? 簡単なことだ。俺たちは遥が入院している病院に向かったんだ。普通なら夏の暑い日にパーカーを着ている連中を、きっと通してはくれないだろう。しかしながら、それが許可されたのは俺たちの仲間にエネがいたからだ。 「団長さん、私が居たから入ることが出来たんですよ! いきなり『遥の病室はどこだ』なんて言ってはっきりと答える人なんて居るわけないじゃあないですか」 エネは肉体――つまり貴音に戻っても、お喋りなところは変わらないらしい。
閲覧数:189
2018/07/26 20:58
グリーンライツ・セレナーデ【二次創作】
グリーンライツ・セレナーデ【二次創作】 「ああ、今日もなかなかアイデアが浮かんでこないっ!」 マスターはいつも、私の前でそんなことを言ってきます。 しかしながら、私には何も出来ない。 応援でも出来れば良いのですけれど。
閲覧数:208
2018/07/07 03:12
【世界の終わりの】ワールズエンド・ダンスホール【………恋】 プロローグ
世界の終わり。 テレビや新聞でそんな話題が多く取り上げられるようになったのは、一年前のことだった。 シナリオもベタなもので、隕石が普段の軌道とは違うらしく、そのままこの星に衝突するらしい。 小説やドラマ、はたまた映画でやり尽くされた題材――そう言ってもいいだろう。 事実は小説よりも奇なり、とは言ったものだと思う。
閲覧数:203
2017/06/11 22:49
【二次創作】フラジール 2
錠剤の量が増えていた。それは意識的にではなく、無意識に。感情的に。絶望的に。 錠剤が無くなって医者に行ったら、私では対処出来ないと言われた。医者とは、医者とは、そういうものを何とかする仕事では無いのだろうか。酷く、至極、絶望した。 この前行った映画館で映画を見た。映画を見るといい、という医者からの最後のアドバイスだった。最後に一週間分プラスアルファの錠剤と紹介状を渡された。紹介状は東京にある大手病院への紹介状で、そこへ向かうには新幹線で二時間はかかる。 要はさじを投げたということだった。相手が投げたというならば、こちらも投げさせてもらうことにしよう。 ふと気付くと、映画のエンドロールが流れていた。どういうことだろう。中盤くらいまでしか見た記憶が無い。時間が飛んだということも考えられるけれど、現実的な考えをすれば眠っていた、ということになるのだと思う。
閲覧数:137
2016/11/13 17:41
【二次創作】フラジール 1
スマートフォンの無機質なアラームを聞いて、私は目を覚ました。 起き上がり、私はカーテンの隙間から差す日を見て、俯く。 ああ、今日も一日が始まってしまったんだと。 思い出したくもない、三日前の光景が今も脳裏に焼き付いている。 「……私は、」
閲覧数:139
2016/11/13 16:25
【二次創作】ストラトステラ 後編
≪ストラトステラ 後編≫ 4 祝福の鐘に到着した時には、街は淡い黄昏に染まっていた。 ビルが、道が、車が、山が、空が、朱色に染まっていく。 空にはひときわ輝く星が一つ、浮かんでいた。
閲覧数:176
2015/12/12 16:20
【二次創作】ストラトステラ 前編
――ステラはひとつ、魔法をかけました。 ――それは世界の誰にも気づかれないように、ほんとうに些細なものでした。 ――もしも私が明日死んだら、すべての光が無くなってしまいますように。 ≪ストラトステラ 前編≫ 1
閲覧数:172
2015/12/12 16:21
【二次創作】ロケットサイダー
一枚の銀貨を僕は指で弾いた。 空を舞って、銀貨は僕の指の上に落ちる。 薄暗い空の下、僕たちは廃材を集めている。 そうしてお金にして、食べ物を買うのだ。 まあ、そんなこと簡単に毎日うまくいくはずもない。だって、廃材だって使えるものと使えないものがある。缶を見つければ儲けもん。さらにアルミ缶ならベスト。高く買い取ってくれる。それでも銅貨一枚分くらいにしかならないけど。アルミ缶が落ちている確率なんて雨が一週間連続降り続けるくらい。つまり相当低いってこと。
閲覧数:162
2015/10/13 22:08
【二次創作】サマータイムレコード【前編】
梅雨も明けて暫く経つと思うのは晴天がもう一週間近くも続いた時である。確かに、そういうときならば嫌でも「あぁ、夏だな」と思うことだろう。 空にエベレストの如く聳える入道雲を見て、青年は絵を描いていた。 青年はここ暫くの記憶がなかった。もっと言うならば、『二年前の八月から』記憶が飛んでいた。それ以前の記憶ならば簡単に思い出せるらしいが、その時期のことは何度頑張っても思い出せなかった。 局所的期間だけ忘れてしまう記憶だってある、と彼を見た白衣の医者も言ったが、彼はなんだか腑に落ちなかった。 「……なんだか、忘れちゃいけない記憶だった気がするのになぁ?」
閲覧数:251
2015/08/20 21:09
ゆかりさんの非日常な売店日誌 9
≪ゆかりさんの非日常な売店日誌 9≫ 「前説が無い……ですって? これは天変地異の前触れ!」 ゆかりさんはチェーンソーを振り回しながら言った。 ぶいーん。←ノルマ達成 「やめろよ! なんかむずむずするからやめろよ!」
閲覧数:97
2015/03/05 00:16
ゆかりさんの非日常な売店日誌 8
「ねえ、このシリーズって何年前からやってるの?」 「二年前?」 「今何話?」 「えーと……八話かな」 「もう一つ質問いいかな」
閲覧数:94
2015/02/13 20:49
Twilight ∞ nighT【自己解釈】 3
宴は豪華絢爛だった。皆が歌い狂い、遊び倒した。 五臓六腑まで酒を染み込ませた、といってもおかしくないくらい飲み干したワインのボトルがテーブルに散乱していた。が、誰も片付けることもなく、放置されている。そういう役目のメイドや執事も居ない。いったいどこへ行ってしまったのだろうか? 宴が終わり、夜が明けた。 少女人形と少年人形は彼女を起こしに出かけた。主人は新聞を見ていた。 メイドは時間がかかっているのが気になって、彼女が眠っている部屋へと向かっていった。
閲覧数:105
2014/09/12 22:54
僕と彼女の不思議なゲーム
「神威」 僕の背中から声をかけたのは初音だった。 初音は僕の友人……というカテゴリでいいのかな。正直言ってよく解らない。かつてはなんでも知っている人間で、そして今はただの僕のクラスメイト。 「どうしたんだい、そんな寝ぼけた声で」 「別に寝ぼけたつもりはないし、まるであんたが話したくないような口ぶりなのだけどどういうことか説明してもらっていいかな?」
閲覧数:140
2014/07/27 00:42
ゆかりさんの非日常な売店日誌 7
壁が競り下がり、それが何かの入口を指し示しているのだということを、ゆかりさんたちが気付いたのはその壁が完全に地面へ溶け込んでからだった。 「……まじかー」 「ほれみたことかゆかりん」 マキはドヤァ……とでも効果音が付くかのような微笑みを二人に見せる。キヨテルはちなみに、愕然としていた。 「なんかいったか」
閲覧数:163
2014/02/11 17:48
予定表
-はじめに- 2013年以降、僕自身が忙しくなってしまうため、一話しか書いてない話は削除させていただきました。 なお、次が後編で完結するものは除いております。 勝手ながら、申し訳ありません。 メッセージ・ブックマークしていただいた方々には申し訳ありません。
閲覧数:2339
2016/03/27 01:50
【自己解釈】ディストピア・ロックヒーロー
路地裏にある小さなバンドハウスでひとりの少女がギターをひきながら歌を歌っていた。 その音楽は世界ではあまり聞いたことのない曲だったが、世間から見ればそんな音楽を聞く人間などいなかった。 観客は数名しかおらず、バンドハウスのマスターと思しき人間が小さくため息をつく。 恐ろしい程未来、反物質製造器を用いていわゆる『神曲』が一秒に一兆曲も生まれてしまう時代になった。 クリエイターたちは曲を作ることを諦め始めた。工場が凡て作ってしまうのだから。
閲覧数:377
2013/12/10 00:52
アウターサイエンス【自己解釈】
――それでは次の次の次で、また逢いましょう。 ≪アウターサイエンス【自己解釈】≫ ある少年の話をしよう。 少年は少女とともに都会へ来ていた。少女はかなりのお金持ちで、少女はとあるアイドルのサインを欲しがっていたらしい。 しかし、不運な事故――そうだ、ほんとうに不運な事故で、彼女はトラックに轢かれてしまった。
閲覧数:2588
2013/08/31 20:20
JITTER DOLL:01【二次創作】
01 雨が降っていた。 雫がぽたり、ぽたりとまた一つ落ちていく。 少女はただ、小さく眺めている。 「雨は……嫌いだ」
閲覧数:349
2013/08/24 13:35
【リレー】僕と彼女の不思議な夏休み 15
MGR団を結成した理由は、幾つかある。例えばその一つには『ツマラナイから』というのが挙げられる。 けれども、一番正しい理由は一個だけ存在していてね。 気になる? 気になっちゃう? それじゃ……言うけど。 MGR団ってのは、何からとっているか、解る?
閲覧数:607
2013/07/10 01:06
ミルキーウェイはまだ見えない 歌詞
わたしは空を見る 天の川 隠れてる 織姫の気持ちを表しているようで わたしも涙が出ちゃうよ わたしは空を見る
閲覧数:1592
2013/07/07 22:06
オツキミリサイタル【自己解釈・後編】
カラオケに行ったり、ゲームコーナーに行ったり、メイド服を一緒に着たり……いろんなことをした。 けれど、それは全てヒビヤくんのためでもあった。だって、本当にダメな時は私が支えてあげる。 だから、いっそ……なんて言って諦めちゃ絶対にダメなんだからね。 「ねえ、一緒に進もう?」 一緒に『独りぼっち』を壊すんだ――。
閲覧数:19335
2013/07/02 22:21
オツキミリサイタル【自己解釈・前編】
ちょうど私たちが歩いているところ、街の電気屋さんにあるテレビにクギ付けになっていた。理由は簡単で、最近コンサートをした流行のアイドル――まあ、私のことなんだけれど――が映っていた。アイドルがちょうどカメラのズームで決めポーズをしようとしたときにマイクをヒールで踏んでしまいずっこけてしまった様子を見て、私は我慢しきれずため息をついてしまった。なんでこの時の残ってるんだろうなあ。 「もう、どうやったって無駄なのかなあ……」 私の隣にいたヒビヤくんが小さく呟く。そのヒビヤくんの顔はなんだか泣きそうだった。 「諦めちゃダメだよ」 なんて言葉をかけようとしたけれど、そんな言葉じゃまったくもって多りそうになかった。
閲覧数:6010
2013/07/03 19:32
2013/06/02 18:10
僕と彼女の不思議な日常 Another03
それはとある夏のことだった。 「神威、暑い。あつすぎるわよ」 「知らんよ。というかどうしてお前はこの暑い中何も対策をしていないんだ。ぼくなんてちゃんと対策しているぜ?」 「ふーん、例えば?」 「例えば……アイス!」
閲覧数:590
2013/05/26 15:44
閲覧数:84
2013/05/26 15:41
閲覧数:100
2013/05/12 14:06
2013/05/03 21:31
【リレー】僕と彼女の不思議な夏休み 13
「ムーンリット・シリーズを理解できるのは一応私だけなのよね」 おおう、唐突に訳の分からないこと言い出したぞ。まあ、最初から訳がわからないんだが。 「ムーンリット・シリーズはある人間が作り出したの。それは人であり、凡人であり――“天災”だった」 「“天災”? 天才じゃなくてか?」 「ムーンリット・シリーズの管理者はカミサマであり、人間であり、それでいて滑稽な存在。だけどその真実は非常につまらないものであったりするのよ。ムーンリット・シリーズに相対するように、新たなカミ、サンリット・アールは生まれた。sunlit all……全てを太陽が照らす、つまり『叡智』のカミだったのよ。それで、試験問題も作成した存在だった」
閲覧数:458
2013/04/30 21:37
アヤノの幸福理論 3【自己解釈】
茜色、お願い。 これ以上、誰かの未来を壊さないで―― ≪アヤノの幸福理論 3【自己解釈】≫ 私は気づいたら、学校の屋上にいた。 夕日がとても綺麗だった。
閲覧数:1572
2013/04/22 20:59
アヤノの幸福理論 2【自己解釈】
茜色、お願い。 これ以上、誰かの未来を壊さないで―― ≪アヤノの幸福理論 2【自己解釈】≫ そんなことで、面白いことを考えながら、いろいろと悩んでいる。 今日はあれをしよう。でも、この前みたいに失敗しなければいいな……。私はすっかりお姉ちゃんぶっていた。
閲覧数:1758
2013/04/22 20:56
アヤノの幸福理論 1【自己解釈】
茜色、お願い。 これ以上、誰かの未来を壊さないで―― ≪アヤノの幸福理論 1【自己解釈】≫ ――いつも、思い出すのは家族のことだった。 私の家は保育園だった。保育園とは名乗っているけれど、事故とかで親を失った子供もたまに連れてきてここで自立出来るまで暮らすこともあるんだという。
閲覧数:2719
2013/04/22 20:44
ゆかりさんの非日常な売店日誌 6
「黄泉を……作り上げる?」 「そうだ」 キヨテルはメガネをずり上げて、話を続けた。 「黄泉というのはどういう空間か知っているかな?」 「簡単に言えば、『あの世』だよね」
閲覧数:484
2013/04/12 23:09
ロスタイムメモリー 4【自己解釈】
炎天下のとある日のこと。 ひとりの少年が呟いた。 「――どうかいっそ、連れてってくれよ」 ≪ロスタイムメモリー 4【自己解釈】≫ シンタローはコノハによく似た黒い人間――黒羽と対峙していた。
閲覧数:716
2013/04/01 00:08