真夜中飛行

i am a vampire...
i am a vampire...
ふわふわ　ゆらゆら　そんな感覚
ひとりで　夜空を　泳ぐ
あなたとの　おそろいを　探すの

パンタシア・ワアルド

かかと鳴らしても　足りない
「あの子のものが欲しいの。」
おねだり上手な　嘘つき
くるくる狂った　ワアルド
ひとつ　ふたつ　数え並べ　飾れ

カラーレス カラーレス

ねえ悲しいの　涙が出るわ　転がる石に変わるほど
ルビー、サファイヤ、ダイアモンド　泣けば泣くほど金になる
「なら泣かせよう　悲しみに暮れて　その分金になるのなら」
あの子の涙を作るため　あの子を泣かせるためだけに
ああ、生まれたくなかった。

手を取って、Glass art

もう聞こえない　もう見たくない
そんな言葉ばかりで
落っこちた硝子細工　砕け光る
こんなんじゃない　そんなんじゃない
ずっと暗がりの中

追憶シアター

花が咲く　君のいる空気を飾るように
振り返る　足音が大きく　聞こえた
背けても　君はもう待ってはくれないよ
散り始め　視界さえ　遮るようだ
足元に積もる　薄汚れた花びらが

Starline

「こうして目を閉じたらいいよ」　って
願う　まぶたの裏の宇宙
きっと　叶わないよって
きっと　笑うでしょう
きっと　零れてしまった流星

カクシゴト・パレゑド

誰にも知られず　始まるパレゑド
役者なんて　お互いだけ
同じ色の目が合って　同じ熱を分け合って
同じ言葉掛け合って　早く
「秘密にしていて」　ふたを閉めるのは

鏡音滑舌合戦

歌うために生まれたんだから
どっちが　上手か　勝負しようか
はい！
一番！リンちゃん行きます！
「骨粗鬆症　訴訟　勝訴　(こつそしょうしょう　そしょうしょうそ)」

今ここから、極彩色。

どこまでも広がるなら　壁なんてどこにもないの
自由に　歌うように染めて　散りばめた言葉で
水のように　空気のように　澄み渡るなら、今ここから
何もないから、何でも出来るの
有り得ないとか、有り得ないの

透明な色

出会ったばかりの頃の君は　僕より小さくて
何も知らない透明な色で　僕をうつした
走って転んで笑って泣いて　きらきら輝いて
少しずつちょっとずつ変わる日々　時間と　かけひき
あの頃から　背が伸びて　強くなって　まぶしくて