Please shut me down!

どうせ覚えてないだろうから
何も言わずにそのままでいい
君が私に当てつけたもの
私から君へとあげるもの
一つ一つが痛みに変わる

エンディングアポカリプス

希釈割合の濃度を漂い
幅ある粘度を調整していたい
曖昧なだけに安心するのは
その無神経の居心地良さから
ただ理由のない時間を焦がして

ホームルーム

なんで私だけなの？
なんで皆は笑うの？
なんで苦しいのだろう？
なんで終わらないのだろう？
何が私だけなの？

Attention,please

ジョークだけで塗り固めたみたいな人生
正気じゃないようにしか見えないような世界
僕はどこにいるわけでもなく存在に浮遊している
筋合いのない文句は聞く耳など持たない
狂気的な進化論の上で踊る歴史

思いの外、ジェリービーンズ。

思いの外、ジェリービーンズ。でしょ？
馬鹿にされた気持ちになる
すっからかんのがらんどうに
投げ込まれた熱が籠もる
さんざっぱらの大散財

やりたくない事をやるとほんのちょっとの間が輝くんだ

やりたくない事をやると
やりたくない事やっていると
ほんのちょっとの間が輝くんだ
やりたくない事をやると
やりたくない事をやっていると

Follow Me

Follow Me　Follow Me
歯痒さは時に爪痕を残す
Follow Me　Follow Me
痛ましい傷に悔しさが宿る
まだ知らない知らせを待ち侘びる

ルタバガ

ふざけてるのかい
一体全体全然わかっちゃいない
刻まれる分際でどんな顔だか
カボチャ野郎
紛い物がいつしか真実に

カタリナ

叶うならばこの手で
止まる息を数えたい
そこから先始まる
終わらなさに狂いたい
カタリナ　カタリナ　カタリナ

The Automatic Monster

息をする手順から教わりたい
空腹の処置も知らぬまま
生きてきたような有様で
サイケデリックな街を破壊する
The Automatic Monster

Hell if I know

真っ黒な雨に撃たれている
動けないほどにくたびれてる
泣くくらいの真似するよりかは
血まみれで笑えればいいのに
情緒ない闇に覆われてる

ニグレド

上手いことも言えない
何一つ成し遂げられない
自信一つ持てずに
時間だけすり減らしている
生命はあまりに短くて

愛の合意を得る

浮かび上がる感情の一抹、その流れを
忘れ却す選択、決断、それができない。
くだらないと一蹴すればいい。その直線
望み呆れ准行、転生、それだけなのに…
できない　できることなら　できたらいいけど　できるわけがない

牧師

親愛なる存在との接地線
痺れる羊の無知は何Ω
夕空は絶望的終焉をも美しく映す
lm　lx　nt　cdの下
落雷、津波、地割れ、火山噴火

ハロー、ユーラシア。

ハロー、ユーラシア。
どこでもないどこかまであと何km
できたらでかまわないけれど
平米で答えてくれ
間違いでないのなら

暗楽視

浅い呼吸の中で思い出の数を数える癖がぶり返す
夢に出てくる影が責めている過去の所業の全てに後悔
だけど前進を選ぶ他のない事は当然である悲しみに
いつも透明度低いCo2吐いてペダンな虚無を眺めてる
此処が今で何処の未来へと繋ぐ今であるかもシカトして

Fake Hate Goes

そんな顔して見ないでよ
そんな約束した覚えはない
徐々に弛緩する表情筋
徐々に俯瞰する心理学
全部受け止めてあげられる

星空の夢

夜空犇めき　孤独犇めく
涙声は高く駆け上り　星と鳴る
汽笛響けば　明日が眩い
巡り合わせそして嘘だけが燃え尽きる
声を亡くした　空は鳴いてる　

mud Pierrot

僕ら今日もさぁ大変
泥に塗れて笑い者
滑って転んでまた明日
上手くいかぬ玉乗りです
頭から落ち強打して

カルパ

幾無量大数あくびをしたら
満足げに縊れてくれるの？
したくはないのにする気は知れるけど
勘弁だよ草臥儲けは
大全人類系体系的な

時sick

心が麻痺している
何も感じられない
遠く感じている
心の距離感さえ
それが寂しいだとか

上海マンデー

さぁ腐ってこう
胸の凶器のまま
取り付く島もない
上海マンデー
さぁ知らないこと

安楽椅子と臓腑論

ある朝最初に出逢う目覚まし時計を
叩き壊しておはよう
最悪な目覚めです
前を向こうが後ろを向こうが右を向こうが左を向こうが
不安だらけです

レストルーム

性懲りも無くまた躊躇する
君を悩ます種を僕は
まだ汲み取る事はできないけど
目の前ふさぐ固い戸を開け
生きる事に二の足を踏む

Weep

上澄みの空　死んだように眺める
何にもない　何にもならない
誰かさんみたい　おかしいね
おかしいのに　笑う力が出ない
陽が沈む　何も見えなくなる

レインダウン

数え切れない玉虫色が大地に指摘する
流れ落ちない濡羽色した罪過を刺激する
揺れて眩しい月白含む光が線になる
弾けて消えた紅掛空が頬を掠めていく
霜

フレーメン

間違い探し双六
地雷原ダンス
毒薬を握る
掌から零れ堕ちた
雫

さよならだけが人生なのか

答えられない
答えられないんだろ？
無理しなくても
別に責めやしないさ
今はいいんだ

Plastic crazy

見えなくない？苦しくない？
狭くなる壁の中
分かってくれない
恐怖した闇の色
飲み込めない吐き出せない

僅かな予兆

風見鶏が引っ繰り返った
並木道の木々がざわめいて
留守中の街は正午を告げる
ついさっき割れたベイクドエッグ
カフェテラスからは湯気がのぼる

Inflammation

曇ったそれが空を部屋を灰色にするのだろう
それでも何故か眠気から逃れられはしないだろう
いっときそれは思し召しのようにも思えたけど
まやかし甘い白昼夢ではなかったと言い切れる
茹だった息を吐いて　煙と闇に紛れるまで

ドーラン

さぁさ、お集まりの皆様。
面の皮を白く塗り立て
何か隠したいものでもあるのか
それは本当に隠す程のもの？
死んでみたい気持ち顕に

硝子の泪

貼りついたまま剥がせない
消化できぬその感情が
頬に冷たく凍りつく
飾るように反射する光
違う角度から炙り出される

喀血する君と、吐血する僕と。

飲み込んだ嘘は何処へ逝くのか
知ることができず瞼を閉じる
間違いが明日を奪うのでなく
後悔の先に何もないだけ
感情を消して麻痺したことで

小さくて届かない手紙

会いたい　会いたいなぁ　会いたいけれど
どうして　どうしてなの　意味もないこと
ここにも　あそこにもね　あるよないけど
知ってる　知り尽くして　知りたくないほど
届いて　届いたらなぁ　嬉しいけれど