どうせ

今日も土砂降り模様の雲に覆われたままで
傘を忘れてしまったみたいに
もう二人の距離感も当たり前になり始めて
憂鬱な退屈に慣れ始めている
きっと間違えた

MIREN

全てを見透かす瞳
穢れのない微笑み
その全てがもう二度と
来ないと知っている
あの日の君が美しすぎたから

愛して、抱きしめて、何も無くて、

信じても優しさは裏切るから
聴きなれた音楽すらも嫌いになる
変わらない毎日が鬱になって
それでも笑顔でいなくちゃ
愛して抱きしめて何も無くて

ROCK DOWN TOWN

ここはいつでも ROCK DOWN TOWN
寂れて腐ってる MY ROCK DOWN TOWN
隠した感情を捨てるゴミ箱
仔猫が屯する OUR ROCK DOWN TOWN
こんなどうしようもない街を

この夏は君と居たかった、って

理想ばかりを夢に見たままで
今日も一人眠って
明日の朝には全てを忘れて
今日も君と話せないんだ
どうして君への

キンモクセイが咲いた夏

いつの間に衣替えが
季節に間に合わなくなったのか
置き忘れた大切なモノ
手に届かなかったユメノナカに…
キンモクセイが咲いた夏の日

ガラスのハートで打ち抜いて

君を諦めることが出来るなら
もっと早く辞めとけばよかったな…
もう遅いな
こんな亀裂の入った二人の関係
戻せるのなら戻してみたいな

おやすみ

初めて出会った時、感じた運命も
結った赤い糸も
サヨナラしなきゃ
あの日の喧嘩も今では懐かしい
片付けた部屋でそっと眠れるのなら

かなしいほどいつも 君がいた

一年前の私服を整理する
いつかは家族になると思ってた
今も、なにかの事を捨てれずに
部屋の隅に置いてある　空のダンボール
夢の中、出てくるの