【小説】常識科学の魔法学8
「私は長い事妹を知っている人物を探し回ったけど、結局見つける事は出来なかった。だけど私は最後のあの言葉、私を助けてくれたのは妹なんじゃないかって信じてるんだ。それがブラックメーカーを追う理由。頭ではもう妹なんてものはいないってわかってるけど、どうしても・・・。
だから、これは趣味なんだ。」
・・・・重い。
うさジャージのエピソードは俺が想定していた会話の流れというものを根刮ぎ引っこ抜き、斜め3回転半して地中に埋もれるほど強烈に感じた。
少々現実離れしたそれを言及しようものなら、内容的に万が一真実だったとして、人としての評価はマイナス一万点くらいだと思う。