瓶底眼鏡さん

最近漠然とし過ぎた不安に襲われてます。まあそれは置いといてプロジェクトミライ楽しみですね。

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小説【とある科学者の陰謀】第関話~スポットライトの外で~迎え撃つ者たち

クリプトン社の私有地であるピアプロは、警察に頼らない独自の警備体制を敷いている。
人間の警備員の数が圧倒的に少なく、代わりに独自技術で作り上げた警備ロボや日頃アイドルとして働くボカロ達を使っているのだ。
何故彼らを使ったかと言えば、ボカロの中には制作者のこだわりからか無意味に戦闘能力の高いものも珍しくはなく、しかも彼ら自身がピアプロの住人であるが故に防衛意識も高い、などといった理由が挙げられ、実際彼らは期待以上の成果を上げ続ける事になった。
だから故に、彼らにとって今回の事件の結果ーー則ち、突如起こった暴動を鎮圧出来ず、更にセントラルビルへの侵入者に保管物資の盗難を許してしまった事は、初の大きな『敗北』として語り継がれることとなる……最も、この背景には、今までボーカロイドが犯罪を起こした前例がなく、故に実質初のボーカロイドによる能動的な犯罪行為であった今回の事件にうまく対応出来なかったのだが。
因みに、余談ではあるが実行犯が完全に外見を隠していた為に現時点で誰もこの事件をボーカロイドが起こした事と気づく事はなく、結果多くの人々は初のボーカロイド犯罪は後の《初音ミク誘拐事件》であると認識する事となる。

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2011/06/15 22:59

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