Dear My Friends!第2期 第31話 悲しみの取引(後編)
<Dear My Friends!第2期 第31話 悲しみの取引(後編)>
(ヤマト国 オーエド地区 アキバ)
アキバは、今でも、闇市やギアのパーツなど、商業が盛んな区域もあるが、テル達が向かったのが、正直“物騒”な区域の方である。無論、チンシャンの一声でテイマー、兵士、無人ギア、全部が退散していったのだが…。
そして、テル達が進んできた“アキバ駅跡”のプラットホームからして、駅舎跡からして、街道跡沿いからして、これ見よがしに“ニューファイルとエディター”で作ったとわかる、目立つ“取引場所、こちら→”の看板がかかっていて、ルコは正直看板を蹴り飛ばしてやりたかったが我慢した。
一行は看板の指示に従い、大通り跡を進んでいった。そして最終的に、とある一番大きな交差点の中央にたどり着き、そして、息をのんだ。