ノアールさん

書きたい時に書きたいモノを、をモットーにこそこそ活動してる文字書きです。

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亡色シンパサイザー

間違い探しの果てに残るのはきっと残響
沈黙が落ちた街を褪せない声が苛む

孤独を厭う故に同調を模した結末
嘯く虚の仮面が呼吸制限を強いた

問うたのは淘汰の顛末?それとも疎意の罪悪か?
耳鳴りの中に谺する他問自答が責め立てる

同じ顔して同じ声で孤独を誤魔化してた
色の無い街で色の無い空を仰ぎ塞いだ

同じ顔で同じ声で目隠した真実を
覆い隠すように降り出した雨の中で立ち尽くした――"僕は独り…?"

背中合わせで凌ぐ感傷はきっとまやかし
雨音が響く街で薄皮越しの他人事(ヒトゴト)

まだ間に合うと囁く耳鳴りがずっと消えない
呼吸を侵す仮面が嘯けずに罅割れた

急いたのは転嫁の後悔?それから恣意の抑圧か?
耳鳴りの中で鬩ぎあう自家撞着が疼きだす

同じ顔して同じ声で見失った誰かが
色の無い街で色の無い雨に濡れて泣いてた

違う顔で違う声で見放された誰かは
狭い世界から追い立てられるように姿を消した――"君は何処に…?"

理由(ワケ)を意義を是非を問い掛ける声
揺らぎ霞み失す固定観念
撓み撓り切れる思考回路が踏み躙ったのは孤独の定義――?

嗚呼もう忘れてしまったいつかの誰かの面影
耳鳴りの中に潜んでた自分自身に気が付いた

同じ顔して同じ声で自分さえ誤魔化して
色の無い街で色の無い僕は"独り"

違う顔で違う声で見放された誰かは
色の無い街を疾うに抜け出して笑い合っていたんだ

罅割れてた仮面の裏 押し殺した"自由"が
色を奪われた僕自身だってやっとわかったんだ――"僕は自由"!

歪求フィリア

夢見がちな少女装って
アナタを王子様にしてあげる
白馬など要らないわ 
だからねぇ 気付いて

甘いお菓子と柔な口吻
お好きな方を選ばせてあげる
言葉など要らないわ
だからねぇ 欲しがってよ

可愛いだけじゃ物足りないなら
艶やかに誘いかけてあげるわ
前戯など要らないわ
だからねぇ 満たして

甘いだけじゃ物足りないなら
苦いワインも注いであげるわ
御託など要らないわ
だからねぇ 奪い去って

なりふり構わずにアナタだけ求めて
存在意義さえアナタへと差し出すわ
重すぎるなんて言わないで お願い
ただアナタを愛しているの

どうしてもどうしても欲しかったの
諦めることなんて出来ないほど
憤って泣き喚く子供のように
純粋に真っ直ぐに求めてるの

他の何もかも色褪せて見えるの
私の全てアナタへと塗り変わって
嗚呼愛の意味さえもわからなくなる程
ただアナタを求めているの

どうしてもどうしても欲しかったの
諦めるくらいなら殺めて欲しい
もう既に自分では儘ならないの
アナタ無しじゃ生きられなくなる程に
アナタだけを愛してしまったから…



~~~~~ひらがなver.

ゆめみがちなしょうじょよそおって
あなたをおうじさまにしてあげる
はくばなど いらないわ
だからねえ きづいて

あまいおかしとやわらなくちづけ
おすきなほうをえらばせてあげる
ことばなど いらないわ
だからねえ ほしがってよ

かわいいだけじゃものたりないなら
あでやかにさそいかけてあげるわ
ぜんぎなど いらないわ
だからねえ みたして

あまいだけじゃものたりないなら
にがいわいんもそそいであげるわ
ごたくなど いらないわ
だからねえ うばいさって

なりふりかまわずに あなただけ もとめて
そんざいいぎさえ あなたへと さしだすわ
おもすぎるなんて いわないで おねがい
ただあなたをあいしているの

どうしても どうしても ほしかったの
あきらめる ことなんて できないほど
むずがって なきわめく こどものように
じゅんすいにまっすぐにもとめてるの

ほかのなにもかも いろあせて みえるの
わたしのすべて あなたへと ぬりかわって
ああ あいのいみさえも わからなく なるほど
ただあなたをもとめているの

どうしても どうしても ほしかったの
あきらめるくらいなら あやめてほしい
もうすでに じぶんでは ままならないの
あなたなしじゃいきられなくなるほどに
あなただけをあいしてしまったから…

nameless happiness

放射状に伸びた影がそっと
寄り添う程離れていったのが寂しくて
君の手を握っていた
驚いた君は笑って言った
――『温かい手だね』

本当は言いたかったんだずっと
「ありがとう」と「好きだよ」ってちゃんと…言えなくて
君の手を握ってみた
君はそっと握り返して言った
――『僕"も"好きだよ』

指の隙間から伝わる温もり
過ぎていく風が少し冷たいね
目を細めるように笑った横顔
過ぎていく時を惜しんでいた

名もない時間を二人で分け合っていた
何気ない幸せを君がくれたね
名もない時間に名前を付けなくても
何気ない幸せは続いていくのかなぁ?

ぱらぱらと捲るページの中
過ぎていった時の欠片たち愛しくて
君の手を握っていた
微笑んだ君にそっと言った
――『温かい手だね』

あの日には言えなかった言葉
「ありがとう」と「好きだよ」ってちゃんと伝えたら
君は手を握ってくれた
照れくさそうな君を見て言った
――『ずっと好きだよ』

指の隙間から滲んだ温もり
木漏れ日のような春の陽に似てる
目を細めるように微笑む瞳に
真っ直ぐに映る私が居る

名もない時間を二人で分け合いながら
何気ない幸せを与え合っていこう
名もない時間に名前を付けなくても
何気ない幸せは続いていくんだね





――――――――――ひらがなver.

ほうしゃじょうにのびたかげが そっと
よりそうほどはなれていったのが さびしくて
きみのてをにぎっていた
おどろいたきみはわらっていった
あったかいてだね

ほんとうはいいたかったんだ ずっと
ありがとうとすきだよってちゃんと いえなくて
きみのてをにぎってみた
きみはそっとにぎりかえしていった
ぼくもすきだよ

ゆびのすきまから つたわるぬくもり
すぎていくかぜが すこしつめたいね
めをほそめるように わらったよこがお
すぎていくときを おしんでいた

なもないじかんをふたりでわけあっていた
なにげないしあわせをきみがくれたね
なもないじかんになまえをつけなくても
なにげないしあわせはつづいていくのかなぁ?

ぱらぱらとめくるぺーじのなか
すぎていったときのかけらたち いとしくて
きみのてをにぎっていた
ほほえんだきみにそっといった
あったかいてだね

あのひにはいえなかったことば
ありがとうとすきだよってちゃんと つたえたら
きみはてをにぎってくれた
てれくさそうなきみをみていった
ずっとすきだよ

ゆびのすきまから にじんだぬくもり
こもれびのような はるのひににてる
めをほそめるように ほほえむひとみに
まっすぐにうつる わたしがいる

なもないじかんをふたりでわけあいながら
なにげないしあわせをあたえあっていこう
なもないじかんになまえをつけなくても
なにげないしあわせはつづいていくんだね

砂塵の空夢

名も無き夢に見た景色
其処は荒れ果つ荒野
遠く続きゆく空を仰ぐ一輪の花 

馳せる蒼と悠久に永らうる
砂塵に呑まれても孤独に咲き誇る

乾いた風を往なし孤高に生けど
何れ訪うのは 萎凋(いちょう)の運命(さだめ)
然れども其れでも散り逝く為と咲く?

名も無き夢から呼声
其れは何かを求め
遠く果てしなき空へ溶けて滲みゆく音

風の色は塵埃に染められつ
砂塵を駆く声の名残を抱き往く

彷徨いながらやがて孤高の花へと至り
呼声はそっと絶えて――覚醒(さ)める

長い夢の終焉の蒼空に
朽ち逝く花弁が一枚舞い上がる

翳した手を撫でて風が往く彼方
名も無き夢等しき空の蒼へ




~~~~~ひらがなver.

なもなきゆめにみたけしき
そこはあれはつこうや
とおくつづきゆくそらをあおぐ いちりんのはな

はせるあおと ゆうきゅうにながらうる
さじんにのまれても こどくにさきほこる

かわいたかぜをいなし ここうにいけど
いずれおとなうのは いちょうのさだめ
しかれでも それでもちりゆくためとさく?

なもなきゆめからよびごえ
それはなにかをもとめ
とおくはてしなきそらへ とけてにじみゆくおと

かぜのいろは じんあいにそめられつ
さじんをかくこえの なごりをいだきゆく

さまよいながら やがてここうのはなへといたり
よびごえはそっとたえて――さめる

ながいゆめのしゅうえんのそうへきに
くちゆくはなびらが ひとひらまいあがる

かざしたてをなでて かぜがゆくかなた
なもなきゆめひとしき そらのあおへ 

Dear My Snow.

この指先でほどけるように溶けていく
柔らかな感触 覚えているよ

この胸の奥 
滲むように沁み込んでいた
柔らかな温度も今もずっと…

悲しくって泣いてた 
あの冬の日
孤独な心に寄り添ってくれた
優しい雪

Dear my snow
忘れないよ 春が訪れてもずっと
頬を伝った涙に溶けて消えてった キミのこと
Warm snow
胸の奥に今も息づく淡い熱は
キミが残した灯火のような優しさのヌクモリ

この掌に掬い上げれば零れてく
儚げな雫は眩くて…

嬉しくって流したあの涙と
よく似た光宿して綻んだ
優しい雪

Dear my snow
忘れないよ 雪解けを過ぎてもきっと
キラキラと輝いて零れ落ちてった キミのこと 
Gleam snow
寒い夜を白く照らしてくれたキミが
とても無垢で穢れの無い天使の羽根に見えたから…

Sole snow
忘れないよ キミのことをいつまででも
季節がまた巡って新しいキミと出会っても
Sole snow
忘れないよ 凍えそうな僕の心に
キミが灯したヌクモリが教えてくれた優しさを…




~~~~~ひらがなver.

このゆびさきで ほどけるように とけていく
やわらかなかんしょく おぼえているよ

このむねのおく にじむ[よう]にしみ こんでいた
やわらかなおんども いまもずっと

かなしくって ないてたあの ふゆのひ
こどくな こころにより そってくれた
やさしいゆき

でぃあ [まい] す[のう]
わすれないよ はるがおとずれても ずっと
ほおをつたったなみだに とけてきえてった きみのこと
うぉ[ー(む)] す[のう]
むねのおくに いまもいきづくあわいねつは
きみがのこした ともしびのような やさしさのぬくもり

このてのひらに すくいあげれば こぼれてく
はかなげなしずくは まばゆくて

うれしくって ながしたあの なみだと
よくにた ひかりやどして ほころんだ
やさしいゆき

でぃあ [まい] す[のう]
わすれないよ ゆきどけをすぎても きっと
きらきらとかがやいて こぼれおちてった きみのこと
[ぐ][りぃ(ーむ)] す[のう]
さむいよるを しろくてらしてくれたきみが
とてもむくで けがれのない てんしのはねにみえたから

[そぉぅ(る)] す[のう]
わすれないよ きみのことを いつまででも
きせつがまためぐって あたらしいきみと であっても
[そぉぅ(る)] す[のう]
わすれないよ こごえそうなぼくのこころに
きみがともした ぬくもりがおしえてくれた やさしさを

Nestling

地平線から姿を消した夕陽を見送ったら
見失ってた影を探して立ち尽くした

冷たい風はただ頬を掠めていく
追い越されて初めて通り過ぎたことに気が付くんだ いつでも

過ぎていく時間の影を
今、そっと見送って
追い越した風を標にまたわたしは歩き出すよ


放物線を描いて消えた星屑を辿っても
その軌跡すら残しはしない 変わらぬ空

優しい月だけがそっと見守ってた
振り返って初めて背を押されたことに気付くんだね いつでも

追いかけることに疲れて
もう、動けなくたって
振り返る先の光 いつも見守ってくれていたね

追い越され見つけ 振り返り気付く
追いかけっこのように風と光と一緒に進むよ Ah

流れてく時間の影に時には惑うけど
見守ってくれる光に背中押されたなら
追い越した風を標にいつだって走り出せるよ




~~~~~ひらがなver.

ちへいせんからすがたをけした ゆうひをみおくったら
みうしなってた かげをさがして たちつくした

つめたいかぜは ただ ほおをかすめていく
おいこされてはじめて とおりすぎたことにきがつくんだ いつでも

すぎていく じかんのかげを
いま そっとみおくって
おいこした かぜをしるべに
また わたしはあるきだすよ

ほうぶつせんをえがいてきえた ほしくずをたどっても
そのきせきすら のこしはしない かわらぬそら

やさしいつきだけが そっとみまもってた
ふりかえってはじめて せをおされたことにきづくんだね いつでも

おいかける ことにつかれて
もう うごけなくたって
ふりかえる さきのひかり
いつも みまもってくれていたね

おいこされ みつけ
ふりかえり きづく
おいかけっこの よ(う)に
かぜとひかりと いっしょにすすむよ Ah

ながれてく じかんのかげに
ときにはまどうけど
みまもって くれるひかりに
せなか おされたなら
おいこした かぜをしるべに
いつだって はしりだせるよ

盲目少女の聴色世界

戦ぐ草の音に耳を傾けたなら
聞こえてくるのは声 彩ふる唄声

仰ぐ空の色さえも知らぬ私だけど
声が教えてくれた音色(いろ)ならば 
誰より知ってるの

この盲いた目に見えぬ色も 耳を澄ませば 
ほらね 聞こえる声が色を灯すの
私だけの彩色(いろどり)


奔る風の音を追いかけて駆け出せば
聞こえてくるのは声 寄り添ふ唄声

歩む先の景色すら見えぬ私だけど
決して歩むこと怖くはないのよ 
だって声が聞こえてる

この盲いた目は見えなくとも 耳を澄ませば
ほらね 囁く声が手を引いてくれる 
私だけの導声(みちびき)


聞こえくる声に耳を傾け舞えば 全ての音が唄う
盲いた色の世界で… 



~~~ひらがなver.

[A]
そよぐくさのねに みみをかたむけたなら
きこえてくるのはこえ あやうるうたごえ

[B]
あおぐ そらのいろさえも しらぬ わたしだけど
こえが おしえてくれた いろならばだれより しってるの

[S]
この めしいために みえぬいろも みみをすませば
ほらね きこえる こえが いろをともすの
わたしだけの いろどり

[A]
はしるかぜのねを おいかけてかけだせば
きこえてくるのはこえ よりそううたごえ

[B]
あゆむ さきのけしきすら みえぬ わたしだけど
け(っ)して あゆむことこわくはないのよ だって こえがきこえてる

[S]
この めしいためは みえなくとも みみをすませば
ほらね ささやくこえがてをひいてくれる
わたしだけの みちびき

[A]
きこえくるこえに みみをかたむけまえば
すべてのおとがうたう めしいたいろの せかいで…

シナスタジア

背中合わせのまま 閉まるドアの音が
静かな部屋の中 雨音に溶けてく

『一人は寂しい』と
どうしても言えないの
縋ってしまうから振り返れずにいた

遠くなっていく靴音
アナタの残り香 淡く薫(くゆ)る部屋
次の約束も見えないカレンダー
また只管アナタを待つの?
アナタの気配が見える青い部屋で?

曇る窓の向こう ぼやけた反影に映りこむ
迷子の顔が私を責め立てるように歪んだ
ガラス越しの鏡像を宥めるような問いかけをそっと囁いた
「寂しくなんかないよね?」って

答えすらも言葉に出来ずに
涙することも忘れてた…

いつもと変わらぬ顔で 
巧く微笑(わら)うことばかり
容易くなっていくのに
本音だけは置き去り

『一人にしないでよ』って
『もっと一緒に居て』って
口に出来ない気持ちに背を向けた

聞き分け良く微笑うから
ホントは気付いて欲しいと願っても
泣いて見せたりはしないわ
いつだって微笑っていられるから
アナタと一緒に居られるなら…

煙る雨の向こう もう見えなくなったアナタは
一度だけでも振り返ってくれたりしたのかな?
ガラス越しの鏡像の縋るような問い掛けにそっと呟いた
「そうならいいのに」って

背を向けて言葉を飲み込むほど
積み重なる色が隔ててく…

曇る窓の向こう ぼやけた反影に映りこむ
迷子のように泣き出しそうな瞳と見つめあう
ガラス越しに投げ掛けた自問自答の呟きがそっと重なった 
「素直になってもいいの?」

煙る雨の中 もう遠いアナタを追いかけて
迷子になる方が一人よりずっといいよね、って
重なる声 胸の中にそっと融けてった
もう一人の私 青い部屋飛び出した

雨の中でアナタを見つけたら
素直な言葉で泣いていい?





~~~ひらがなver.

せなかあわせのまま しまるどあのおとが
しずかなへやのなか あまおとにとけてく

『ひとりはさびしい』と
どうしても いえないの
すがってしまうから ふりかえれずにいた

とおくなっていく くつおと
あなたののこりが あわくくゆるへや
つぎのやくそくも みえないかれんだー
またひたすら あなたをまつの?
あなたのけはいがみえる あおいへやで?


くもるまどのむこう ぼやけたはんえいにうつりこむ
まいごのかおが わたしをせめたてるようにゆがんだ
がらすごしのきょぞうを なだめるようなといかけを
そっとささやいた 「さびしくなんかないよね?」って

こたえすらも ことばにできずに
なみだすることも わすれてた…

いつもとかわらぬかおで
うまくわらうことばかり
たやすくなっていくのに
ほんねだけは おきざり

『ひとりにしないでよ』って
『もっといっしょにいて』って
くちにできないきもちに せをむけた

ききわけよくわらうから
ほんとはきづいでほしいとねがっても
ないてみせたりはしないわ
いつだってわらっていられるから
あなたといっしょにいられるなら…

けむるあめのむこう もうみえなくなったあなたは
いちどだけでも ふりかえってくれたりしたのかな?
がらすごしの きょうぞうのすがるようなといかけに
そっとつぶやいた 「そうならいいのに」って

せをむけてた ことばをのみこむほど
つみかさなるいろが へだててく…

くもるまどのむこう ぼやけたはんえいにうつりこむ
まいごのように なきだしそうなひとみとみつあう
がらすごしに なげかけたじもんじとうのつぶやきが
そっとかさなった 「すなおになってもいいの?」

けむるあめのなか もうとおいあなたをおいかけて
まいごほうがひとりよりずっといいよね、って
かさなるこえ むねのなかにそっととけてった
もうひとりのわたし あおいへやとびだした

あめのなかで あなたをみつけたら
すなおなことばで ないていい?

蒼の春夢

明るい蒼に目が眩んで 
俯いた影とにらめっこ
甘い匂いを孕んだ風
「ここまでおいで」と過ぎて行く

巡り巡る季節の中 キミの気配探しながら
通り過ぎる時眺めて 記憶の波へと心を預けて

風に浚われるように舞い上がる花弁
手を伸ばしたあの日のキミともう届かないキミを追いかける私が
影の中で手を重ねる夢を見てた

水面に落ちた薄紅色
小さな波紋描き沈む
癒えない鈍い痛みがまだキミが心(ここ)にいると告げてる

駆け巡ったあの季節を瞼の裏映したまま
通り過ぎる時感じて 記憶の波へと心を浮かべて

波に揺蕩いながら仰ぎ見た蒼空
棚引く雲の虹はきっとキミの居る場所(ところ)まで続いてる気がして
届かないと知ってたけど手を伸ばすよ

翳した手に優しく白い光が注ぐ
柔らかなその温もり 
あの日に触れたキミの熱に似ていた

澄み切った蒼い空、降り注ぐ光の向こう側にキミが居るなら
私を包んでいる全てにキミが居る
そう信じてキミの下で目を覚ますよ 




~~~ひらがなver.

A1
あかるいあおにめがくらんで
うつむいたかげとにらめっこ
あまいにおいをはらんだかぜ
ここまでおいでとすぎていく

B1
めぐりめぐる きせつのなか
きみのけはい さがしながら
とおりすぎる ときながめて
きおくのなみへと こころをあずけて

C1
かぜにさらわれるよ(う)に まいあがるはなびら
てをのばしたあのひのきみと
もうとどかないきみを おいかけるわたしが
かげのなかで てをかさねる ゆめをみてた

A2
みなもにおちたうすべにいろ
ちいさなはもんえがきしずむ
いえないにぶいいたみがまだ
きみがここにいるとつげてる

B2
かけめぐった あのきせつを
まぶたのうら うつしたまま
とおりすぎる ときかんじて
きおくのなみへと こころをうかべて

C2
なみにたゆたいながら あおぎみたあおぞら
たなびくくものにじはきっと
きみのいるところまで つづいてるきがして
とどかないと しってたけど てをのばすよ

D
かざしたてにやさしく しろいひかりがそそぐ
やわらかな そのぬくもり
あのひにふれた きみのねつに にていた

C3
すみきったあおいそら ふりそそぐひかりの
むこうがわにきみがいるなら
わたしをつつんでいる すべてにきみがいる
そうしんじて きみのもとで めをさますよ

Noisy song

雑音の歌を奏でて
スルーする為のBGM
共感求めるなんて無意味
傲慢にホンネ吐き出して 歌え

糖度過多に愛を歌う
ただ甘ったるいだけの歌
小奇麗な言葉で飾って
切り離した欲はドコへ行った?

「アナタをずっと愛してる」
願望を裏に返して
「キミだけずっと愛してる」
そんな言葉が欲しいのでしょう?
             
ホンネちょっとだけ滲ませて
甘さで巧く誤魔化して歌った歌には
一体何%のホンネが含まれてる?
そんな「綺麗」で終わるような聞こえがイイ歌なんか御免
それならばノイズのようなホンネ100%の歌で歌いたい


曖昧なモラルを掲げて
不透明な正義を歌う

正しさや間違いの定義に
安心感でも求めているの?

あやふやに引かれたボーダー
立ち位置で変わる正義を声高に歌った歌は
どれだけ正しさ帯びてるの?
そんな不明確並べてるタテマエだらけの歌は勘弁
それならば境界線なんて無視でホンネだけを歌おう


誰の為でもない歌を
心のままに歌うだけ
ホンネだけ詰め込んで
傲慢な音で響け

きっと価値観を違えたなら
ホンネもノイズに変わる
なら身勝手で構わない
嘘のないホンネを歌う

だってアタシだけのnoisy song
アタシにしか歌えない
アタシの全部詰め込んで
高らかに歌い続けよう

雑音だっていいの ホンネなんだから
アタシのnoisy song



~~~ひらがなver

[A]
ざつおんのうたを かなでて
するーするための びーじーえむ
きょうかん もとめるなんて むいみ
ごうまんにほんね はきだして うたえ

とうどかたに あいをうたう
ただあまったるいだけのうた
こぎれいなことばでかざって
きりはなしたよくは どこへいった?

[B]
「あなたをずっとあいしてる」
がんぼうを うらにかえして
「きみだけずっとあいしてる」
そんなことばが ほしいのでしょう?

[S]
ほんね ちょっとだけにじませて
あまさでうまくごかましてうたったうたには
いったい なんぱーのほんねが ふくまれてる?
そんな「きれい」でおわるような きこえばいいうたなんか ごめん
それならば のいずのような ほんねきゃくぱーのうたで うたいたい

[A2]
あいまいなもらるをかかげて
ふとうめいなせいぎをうたう

ただしさやまちがいの ていぎに
あんしんかんでも もとめているの?

[S2]
あやふやにひかれた ぼーだー
たちいちでかわるせいぎを こわだかにうたったうたは
どれだけ ただしさおびてるの?
そんな ふめいかくならべてる たてまえだらけのうたは かんべん
それならば きょうかいせんなんてむしで ほんねだけを うたおう

[C]
だれのためでもないうたを
こころのままに うたうだけ
ほんねだけ つめこんで
ごうまんなおとで ひびけ

[S3]
きっと かちかんをたがえたなら
ほんねも のいずにかわる
なら みがってでかまわない
うそのない ほんねをうたう

だってあたしだけののいじーそんぐ
あたしにしか うたえない
あたしのぜんぶ つめこんで
たからかに うたいつづけよう

ざつおんだっていいの
ほんねなんだから
あたしの のいじーそんぐ

Turn color

あの日 伸ばした手が触れた指先
握り返した君 照れたような笑顔

眩しくて 全てが色付いた気がしてた
日溜まりにいるよに 繋いだ絆

そんな始まりを通り過ぎて繰り返しては
いつか見失った 淡い色

始まりの色が褪せてくのを
目を逸らし慣れたフリで誤魔化した
日溜まり色 忘れてく

色褪せた恋はいつか
模倣遊戯で鮮やかさ演じ 形を変えて
順応した恋は儘
一過性の熱毒の如く 欲と取り違え
遠ざかって 見えなくなってく

隣歩く君 不意に振り向いた
視線が合う そんなことが嬉しくて

俯いて差し出された手 驚いて
見上げた君の耳の赤さに笑みこぼれた

そんな些細なことばかり積み重ねただけ
でも一つ一つが眩しかった

あの頃のように
何も知らずに些細な幸せに笑えたなら
もう一度 輝ける?

色付いた恋は今も
心の底で眠ってるだけ 鮮やかなまま
取り違えた恋だって
違う形をしているけれど 元は同じもの
鮮やかに染め上げていける

色褪せた恋も今は
模倣遊戯で鮮やかさ演じ 形を変えて
色褪せた恋だとして
違う形をしているけれど 元は同じもの
色付いた恋は今も
心の底で眠ってるだけ 鮮やかなまま
色付いた恋今なら
望む色に染め上げていける 鮮明な色で
より色濃く より眩しく より美しく 自分の色で

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