Shibosymさん

Lily・CUL・東北ずん子で電子音楽っぽいものを作ってます。

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Recoil -Reloaded-

散会 辿り着いた結末は平行線と現状維持
思考停止 堂々々巡りの馬鹿げた言葉を撃ち込んでさ
散々見てきたナイフと銃口 こめかみ貫く揺籃歌
こんな言葉に救われる君がマトモな訳がないでしょう?

ならいっそ僕も吐き出そうか
倦怠、ヘイトと、同情を
君が望む弾丸を撃ち込もうか
ステレオタイプの相懸り
でもそれって負けと同義じゃん?

閉塞と啼哭に風穴空ける革命を

抗ってこの無駄弾叫び続けた
その喉を擦切って
その首絞める様に
怯弱なその哀哭も掻き消して
今響かせる利鋭の俳諧歌を

繰り返す この予定調和の世界を
抉って 飛び散って 赤く染め上げて
君の視界埋め尽くすこの鮮血を
この手首断ち切ってその御旗へ注ごう

惨状嘲る道化の遺言
野良犬すら聞いちゃいないわ
まだ馬鹿々々しく吠え面掻くのが諦観者の最善手
三流韻士が書き出す啖呵
残弾投げ出す撤退戦
そんなヒット&アウェイばかりじゃつまらないわ

そろそろケリをつけようか
自尊と着飾ってる驕誇
反吐が出るような信仰を黙らせようか
為政者気取りの皮肉屋に
まだ媚びるなんて冗談でしょ?

冒涜と俗悪に叩きつける反撃を

逆らって朱殷の諸刃を引き抜いた
徒言を振り切って
口舌を断ち切って
横暴なその反駁を振り翳せ
怨言と厭戦に望む儘の報いを

裏返す この自家撞着の世界を
引き摺って 吊るして
エゴを引き剥がして
乱逆の血に塗れた君のその手で
鈍色の壇上に今 反旗翻せ

ミントハーバリウム

朝日が射し込む6時半
まずベッドで始めるモーニングルーティン
昨日の会話を反芻しながらゆっくり枕を抱き締める
目を閉じたらその唇も
あなたの何だって思い出せるの
数十回目の告白をしたら一人で始める小さな日常

ベランダに出たら空気を吸って
吐き出す下賤なコンフェッション
ねぇ もし神様に許されるなら
ボトルにあなたを閉じ込めたいの
光を浴びて優しく揺れてるあなたをずっと眺めたいと思う
そういう荒唐無稽な冗句
呟く傍から掻き消す喧騒

この庭園でずっと探してる
あなたに届く言葉を
紫陽花の葉に囲まれながら
いつまでもそばに居たいの

風に揺れてる木陰の中で
碧い想い 重ねていく
ミスカンサスで指を括れば
きっとあなたと結ばれるの

「綺麗だ」とあなたが言ったから
ミントの景色 摘み取るの
花弁に隠した告白を
硝子の奥底に沈めていく

緩やかに枯れていく時間が
葉を散らす度 怖くなる
帰り道 呟いた願いを
流し込んで閉じ込めていく

あぁ この日向で寄り添えたら素敵でしょうね
水鳥たちが羽ばたくのをただ見ていた

小池の畔のベンチで交わした
あの人好きとか嫌いとか
そんなどうでもいいようなタイムラインが二人の時間を埋めているの
他人の話はもう止めて?
ねぇ ここは二人だけの場所なの、って
曖昧な返事 隠すリジェクション
水面漂う枯れ葉の欠片
あの石橋を渡った時
転ぶフリして抱きつきたいと思ったし
そのまま一緒に沈めば良かった、なんて後悔を今頃してるの
褪せた思い出だけじゃなくて
今この瞬間を切り取りたくて
衝動のままに摘んだかすみ草
愛想笑いが狂い咲く焦燥

夕陽が沈んで 影に呑まれて
会話が不意に途切れる
黙るあなたと目が合った時に
初めて運命を信じた

白いラグラス そっと撫でながら
紅い時間が流れる
ルスカスの葉に包み込まれて
あなたと手を繋ぎたいの

「ごめんね」とまた謝る度に
ライムが一つ朽ちていく
溢れ出した涙の蕾を
枯れた嘘で覆い隠すスティファ

この橋で何気なく交わした
口約束を覚えてる
何時の日か それさえも忘れて
遠くへと行ってしまうのでしょう?

あぁ 永遠がどこかにあると信じていたの
アナベルの花言葉をふと思い出した
また会える時を閉園まで待ち続けているわ
優しく香るミントの葉にそっと口付けた

午前7時の雨あがり

水色かさねた空
ぷかり雲が流れていく
(ぽかぽか 日がさして)
水たまり映るキャンバス
雨粒がくすぐるの
ふわり風に乗せられて
(ぱたぱた はためいて)
びしょぬれの町に行こう

坂道のぼって
レンガの家を曲がって
大通りを抜けて
マルシェにちょっと寄り道して
朝日を浴びて
葉っぱの雫なぞって
赤いりんごかじって
ビビッドの景色が回り出していく

指で書いたフレーズを
歌って かかと鳴らせば
昨日までの雨が跳ねて
青空を届けてくれる
コマドリのフィルに乗って
繋がっていくリフレイン
手を叩いて ハミングして
遠く高くまで響いてる

悩んでたこともきっとこうやって晴れていくよ
うららかな今日も素敵な日になりますように

木漏れ日さす裏通り
白い猫が通っていく
(てくてく ついていく)
金色の町巡るツアー
雨粒がまぶしいの
きらりお日様の方へ
(さんさん きらめいて)
東の丘の上に行こう

階段のぼって
石だたみを走って
すずらん囲まれて
公園でちょっと一休み
白猫追って
丘のテラス覗いて
光る町ながめて
宝石のパノラマ回り出していく
右手を伸ばしたら
雲もつかめるはず

耳をすましたらきっと
風に乗って 聞こえるよ
ごはん作る音も
優しい「おはよう」も

雨粒が飛んでいって
ベルが鳴り響いたら
青空を照らして
しあわせ広がっていく

夢で重ねたコードを
いっしょに弾いて奏でれば
くるくる傘が回り出す
赤青黄色のパレット

羽ばたく鳩のクラップで
集まってみんな歌おうよ
顔を上げて コーラスして
町のかなたまで届いてる

昨日の涙はきっとあの雲の向こうへ
新しい今日が楽しい日になりますように
いい日になりますように

ジェリーフロウ

あなたと迎える五月の朝
惰性で続けるドリフティング
適当な相槌の神経衰弱
合わせるだけなら誰でもいいの
「ねぇどこかに連れて行って」
安易に流すエスオーエスはスルー
ベッドを流れるジェリーフロウ
1ミリだって動かない関係

信号待ちのその隙になんとなく小指絡めてみるプレイ
行き交う車を眺めながら何かが起きるのを待ってる
「ねぇ離さないで 握ってよ」
失った熱量とテンプテーション
駅まで続くジェリーフロウ
雑踏で揺蕩う淡い関係

何者でもない焦燥と
何かになりたい願望と
混ざり合ってるの これは恋?
本音を詰めたボトルメール
あなたのためだと言う大義
わたしのためにと言う独善
ぜんぶ海の底沈めちゃおう?
キスで繋いでる瀕死の感情

誰かに撫でられたい素肌
誰にも触れられたくない傷
ねぇお願い 灯りを消して?
されるがまま流される新時代
あなたの身体のずっと奥
わたしを抱き締めてる奥に
隠されている本心はきっと穢れてるの

このまま深く沈んで行く
翠色 包まれて
呟いた告白は揺らいで届かない
あなたの輪郭が水明 溶けていく
零れた泡の粒に紛れ消える

あなたの呼吸を聞きながら少しの間考える
三十年後のわたしの姿は浜辺に打ち上げられた醜態
泳ぎ続けたら死んじゃうの!
その妥協の末のジェリーフロウ
イルミネーションに誘われるままにふわふわ漂う虚ろな身体

助けてつらいの苦しいの!
無神経に毒を滲ませて
そっとあなたの胸をなぞって心拍速める独占欲求
突き刺すの その心臓へ
指先を伝う致死量の感情
やっぱりわたし あなたのこと

透き通るこの手のひらを重ねる度 赤く染まる
あなたの腕に絡みつく糸がまだ外せないでいるの

傷付けるほど寄り添って夜の海を漂って行く
月明り浴びて目を閉じるあなたの耳に囁き続けるの

人波揉まれる改札前
九割消化のスケジュール
帰ろうとしてるあなたを「待って」って無計画に呼び止めてみる
「ねぇわたし あなたが好き」
一切隠さないデクラレーション
背後を流れるジェリーフロウ
ちょっとの無言で測る距離感

溺れたみたいに空気を求めるあなたの反応見殺して
恋人らしく人工呼吸で繋ぎとめてる依存関係
「じゃあまたね」
手を振って別れ歩く先にはジェリーフロウ
浮かんでは消える空気の泡を掬い上げてる

本当はまだ迷ってるの
このままでいてもいいの?って
あなたを信じてないわけじゃなくて
ただ好きだって言って欲しいだけ
一緒に眺めた夜景も花火もわたしを色付けた思い出
わたしは変わった あなたはどう?
無色透明な景色が見えるの?

もしあなたが遠くに行ったとしてきっとわたしも泳いでついて行く
でもできればこの手をとって?
苦しめないように頑張るから
そうしたらわたし永遠の愛を満月映す海に誓うの
ねぇ聞かせて 錆び付く前にあなたの答えを

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