ヒトリヨノクレオニゴ

ヒトリヨノクレオニゴ
またね　そう、またね　手を振っていた
あのこの影が　寂しそうに消えてゆく
暗くなっても帰らない　心配なのよお母さん
「私が行くよ」　夜のまち

催花雨(作曲募集)

催花雨(さいかう)
ひとりの帰り道は少し寒いかも
慣れたと思ったのにまだ違和感
時が過ぎれば移り変わっていけば
気にすることもなくなっていくのかな

幻想のスパイラル

幻想のスパイラル
幻想の夢へと
静かに昇る月　滲み歪む　面影を
探してた　深い夜　眠る記憶の底
微睡む　泡沫　意味などないと破り捨て

告白日和

告白日和
A
近くにいるほど欲張りが増えていっちゃうの
幼い頃のままじゃいたくないなんてワガママかな？
B

「　　　　　　」

A
「あなたに恋をしたみたいです。」
宛先のない手紙　冒頭の書き出し
悩みました　困りました
だれど少しだけ心跳ねました

破滅のグリザイア

破滅のグリザイア
その口から紡ぐ愛に　
囚われた罪人（つみびと）は私
絡みつく指の隙間
閉じ込め咬みつき痕を刻む

ラヴァーチカ(作曲募集)

ラヴァーチカ
A
言ってないってそんな言葉の裏表
しっちゃかめっちゃかノー！ノー！
お口をChuckして人差し指で×(ばつ)

白景の墓標(作曲募集)

白景の墓標
さみしいって思うほど
孤独になっていく
今日が最後か明日で終わるか
分からないまま進む未来

紺碧の空

紺碧の空
白いイヤホンの紐がゆらゆらりゆれた
音漏れメロディ風と夏の音
坂道の途中で汗を拭った
赤い自販機で炭酸水飲んだ

紅千花

紅千花（くれないせんか）
舞い散る花弁　思いを馳せていた
突き刺す刃から　零れ落ちる赤
過去に囚われ　刹那の記憶へと
流るるひと欠片　罪と罰を

Rain me

Rain me
♦︎ぽつりと一雫　頬に落ちる雨
　手をかざした空には灰色雲
♢過ぎ去っていく人混みに　私はいなくて
　今日もこうしてひとり朝に溶ける

ネア(作曲募集)

ネア
ひぃふぅみぃでゾロ目をシャットダウン
見なくていいのふらふらふらふら
今日も大概なブラック企業
電車の中でゆらゆらゆら